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「転職したいのに動けない公務員」に共通する、5つの心のクセ

「転職したい気持ちはあるのに、気づいたら3年経ってた」
「上司の愚痴を同期と言いながら、結局ここにいる自分が嫌になる」

…これ、かつての私自身です。
県庁で10年働いて、民間に転職した今だからこそわかる、“動けない公務員”に共通する、心のクセについて書いてみたいと思います。


①「転職する=今の自分を否定すること」だと思ってしまう

これは私自身が強く思っていたことなんですけど、
転職って、今まで頑張ってきた自分とか、職場の仲間との時間を「なかったことにする」みたいで、申し訳ない気がしてたんですよね。

特に長く働いた部署の同僚や、育ててもらった上司がいると、
「裏切ることになるんじゃないか」って、ほんとに悩んだんです。

でも、あとから気づいたんですよね。

「転職は“誰かを否定すること”じゃなくて、“自分の人生をちゃんと選ぶこと”なんだ」って。

そこを勘違いしてると、ずーっと「辞めたいけど辞められないループ」にハマってしまうんですよ。


②「失敗したら一生戻れない」と思い込んでいる

「公務員を辞めたら、もう戻ってこれない」
「一度ドロップアウトしたら、詰むんじゃないか」

こんなふうに思っている人、多いと思います。もちろん私もそうでした。
でも実はこれ、思い込みにすぎないことが多いんですよね。

たとえば、大阪府、神奈川県、滋賀県、北海道などでは、過去に職員だった人が再び戻って勤める「カムバック採用」という制度があって、民間などで経験を積んだ後にまた行政に戻ることができる仕組みがあったりします。

結婚・育児・転職などで退職した方が、再び行政で働くチャンスがあるんです。

さらに最近は、「リボルビングドア(回転ドア人事)」という考え方も注目されています。

これは、公務と民間を行き来しながらキャリアを重ねていくスタイルのことで、特に政策形成や地方創生、デジタル領域ではこうした人材が重宝されているんです。

たとえば、

  • NPOや一般財団で地域づくりに関わる

  • 国や自治体と連携する民間企業で働く

  • 政策秘書や議員事務所スタッフとして行政と関わる

など、“一度辞めても、行政との接点を持ちながら働ける選択肢”って意外とたくさんあるんですよ。

むしろ最近は、「行政の外を知ってる人」の方が、現場で説得力ある提案ができたり、住民視点で物事を考えられたりして、評価されることも少なくありません。

だから、「辞めたらもう終わり」という発想は、今の時代には合っていないと思うんです。

むしろ、「戻れるかも」「つながり続けられるかも」って視点があると、ちょっと気が楽になりますよね。

私自身もまた元いた自治体に戻って、民間企業で身につけたスキルを地域に還元したいとも思っています。

だから、「一生戻れない」というのは、思い込みなんです。


③「本当にやりたいこと」がわからないから動けない

転職って、「やりたいことがある人がするもの」って思っていませんか?

私はまさにそうで、「やりたいことが明確じゃない自分が動くのは間違ってる」と思ってたんです。

でも今振り返ると、それって順番が逆なんですよね。

動いたから見えてきた
転職活動したから自分の軸が言語化できた

こんな感覚でした。

たとえば、エージェントに登録してみたり、面接で話をしてみたりすると、自分が大事にしてる価値観がクリアになっていくんですよね。

最初はぼんやりでも大丈夫。

完璧な志望動機なんて、最初からある人の方が少ないです。


④「職場に“転職ムード”がないから、自分だけ浮きそう」

これ、私の職場あるあるでした。
30代になっても「転職したい」とか言ってるのは、ほぼ自分だけ。
周りは家買って、子ども育てて、地元にどっぷり。

そんな中で「俺、転職考えててさ」なんて言おうものなら…

「え?なんで?安定してんのにもったいなくない?」
「公務員捨てるって、正気か?」

って、言われかねない空気。

でも大事なのは、“みんなと同じ”じゃなくて、“自分にとって納得できる選択”をすることなんですよね。

私は転職を決めたとき、直属の上司にだけ伝えて、あとはほとんど黙ってました。

最後の挨拶で「え!?てんさん辞めるの!?」って言われましたけど、
そのくらいでいいんです。自分の人生だし、誰かに理解されなくてもいい。

それでも、仲の良い同期たちは応援してくれましたし、「実は俺も転職考えてるんだよね・・・」と打ち明けてくれた同期もいました。

意外と、転職する人たちは黙って行動しているので、隠れ転職民はいっぱいいるかもしれません(笑)


⑤「家庭や生活を理由に、自分の気持ちを後回しにする」

これ、特に子育て中の同僚でよく見かけたパターンです。

「今は子どもが小さいから」
「妻が転職に反対してて…」
「住宅ローンあるし…」

実は私自身もこれに該当していて、

マイホームを新築したばかりで、住宅ローンを抱えている
子どもも小さいので妻は専業主婦
転居や単身赴任を伴う転職は妻から反対

というような状況でした。

もちろん現実的な事情って大事。でも、その「事情」に自分を埋めちゃうと、本当の気持ちに蓋をしたまま、何年も経ってしまうんですよね。

家庭のことを考えるからこそ、「もっと収入を上げたい」「柔軟な働き方をしたい」って思うのも立派な理由。
自分の気持ちに正直になることは、決してワガママじゃないと思うんです。

実際に、家庭持ちが転職後に感じた感想は↓

ちなみに、転居をせずに地方で働ける企業も探せば意外とあります。
下の記事で私が転職活動中に候補にしていた企業を載せておきます。



最後に

「変わらないこと」の怖さに、気づいたときがチャンスです。

公務員って、ある意味とても“心地いい場所”なんですよね。
でも、そこに「モヤモヤしながら居続けること」の方が、実はすごくリスクだったりもします。

転職しなくてもいい。でも、「動けないまま時間だけが過ぎる」という状態からは、抜け出した方がいい。

そのためには、

  • 小さく動いてみる

  • 情報を集めてみる

  • 誰かに相談してみる

そんな“半歩”からでもいいと思います。

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