見出し画像

解像度ってなに?〜②アジとアジサイの話


第2回 「深さ」について

前回、本との出会いを書いた。「解像度を上げる」という本で、仕事などを見る視点として、深さ・広さ・構造・時間の4つが紹介されている。今回はその最初の視点、「深さ」について書いてみる。

「深さ」ってなに?

本の中で、深さを上げる方法がいくつか紹介されている。言語化する、調べる、現場に迫る、体で考える、そしてWhy so?を繰り返す。

表面にあるものをそのまま受け取るのではなく、もう一層下まで掘り下げること。「なぜそうなのか」を手放さないこと。

おそらくそれが「深さ」なんだと思っている。

事実と解釈を分ける

今の職場では、事実と解釈を分けることを求められる。

これが起きた、という事実。だからこうだと思う、という解釈。その2つを混ぜずに言葉にする。言われてみれば当たり前のことだけど、意識しないと自然と混ざっていく。

これもたぶん、深さの話だと思っている。表面にあるものの言葉だけでなく、その背景で何が起きていて、自分はそれをどう見ているのかを、丁寧に分けていく作業。まだうまくできているとは言えないけど。

淡路島・沼島(ぬしま)に行った話

前職から、現場の空気を見ることが好きだった。

兵庫県・淡路島の南端に、沼島(ぬしま)という小さな島がある。国生み神話の舞台とされ、上立神岩がシンボルだ。ハモが有名だが、記事で1本釣りの「ぬしま鯵」というのがあると知って、気になった。食べてみたかったし、どうやって締めるのかを見たかった。離島からどうやって運ぶのかも知りたかった。だから後輩と行ってみた。

漁師さんの船に乗せてもらい、沖に出て海から上立神岩を見た。目の前でアジを締めてもらった。

岩礁に居付いて、動き回らず、深く根を張っているから脂がのる。それが「ぬしま鯵」だと知った。(他の地域でもブランドとなっている瀬付きアジがいる)

もっといろんな人に知ってほしいなと思い、アジを運んでホテルで調理してもらい試食会を開いてみた。当時の自分にはそこまでしかできなかったけど、久しぶりにまた食べたい、と思っている。

まるまるとしたぬしま鯵@淡路島・沼島

掘る場所が、一つだった

転職して、気づいたことがある。自分が見てきた現場は、「兵庫県」というフィールドだった。これまでそこを深く掘ってきた。

同じ場所を深く掘ってきた。それはそれで意味があると思う。ただ、掘る場所が一つだと、そこしか見えない。

広さというのは、たぶん、視点を増やすこと、掘り方や掘る場所を増やすことなんだと思う。それは次回に書く。

あとがき

庭にアジサイがある。今年は赤や紫が咲きはじめた。ふと気になった。去年、何色やったっけ。

調べたら、土の酸性度で色が変わるらしい。酸性だと青、アルカリ性だと赤。土の成分が違えば色が違う。

Why so?は、庭にも転がっている気がする。

アジの話をしてたらアジサイへ。これはオヤジギャグなのか、、

雨上がり、鮮やかに咲く庭のアジサイ。これは紫?中性なのか、、

いいなと思ったら応援しよう!