解像度ってなに?~④ローンと家の価値の話
第4回「構造」について
前回、広さは角度を増やすことだと書いた。ただ、広げるだけだと散らかる気もする、とも書いた。
増えた角度を、どう整理するか。
書籍「解像度を上げる」の中で、構造を上げる方法がいくつか紹介されている。分ける、関係づける、パターンを知る。バラバラに見えるものを、整理して見えるようにすること。
そういえば、学校シリーズで下駄箱の話を書いた。神戸の学校は土足制で、下駄箱がない。自分の小学校とは仕組みがまったく違った。同じ「学校」でも、地域によって構造が全然違う。
この「構造」だと、きっと神戸の人は、下駄箱にラブレターを入れる経験は少ないかもしれない(笑)
壊さない、という選択
家の購入を資産と負債に分けてバランスシートで考えてみた。
ローンを組むと、負債が増える。でも同時に、家という資産も増える。左右に同時に積まれる。それだけで、お金の流れが少し見えるようになった気がした。
同じ「家」でも、古民家は少し違う構造をしている。
最近、今の「古民家」という考え方の礎を作った建築士の方と、話す機会があった。
古民家は、建てられた時代がそもそも違う。今の法律と、現実の建物が合っていない。法規をそのまま当てはめると、壊さないといけない部分が出てくる。でも、その方はこう言っていた。すべて壊さない。法規の解釈の中から、解を見つける。
建物の価値は、壊した後ではなく、残した中にある。そこで紡がれた生活の営み、地域の歴史、そういったものもすべて価値ととらえれるか。
歴史的な集落・町並みの保存を目的とした重要伝統的建造物群保存地区は、今では129地区まで増えた。ただ、古民家を扱える建築士や、その後の活用自体が課題になっているとも聞いた。
制度という構造は広がっても、それを動かす人や使い方、考え方という構造が追いついていない。そういうズレもあるんだと知った。
次回は
ここまで、書籍「解像度を上げる」を見ながら、自分なりに深さ・広さ・構造で「今」を見てきた。次は、「時間」の軸で考えてみようと思う。
あとがき
最近、キッチンの排水の流れが悪くて、、、
市販のパイプ洗浄剤を何度か使ってみたけど、なかなか改善しなかった。
今日、業者に来てもらって高圧洗浄してもらった。数万円が飛んだ。
ただ、これも資産価値を維持するということなのかもしれない。水回りという、目に見えない資産。

