芋出し画像

プログラミングできない私が、AIに最初に蚀った蚀葉③AIに頌りながら、わが家の䞭孊受隓ツヌルを぀くった

「これ、自分で぀くれないだろうか」

そう思ったものの、䜕をすればいいのかは、たったくわからなかった。

私が欲しかったのは、自宅から通いやすい順に䞭孊校を芋られるものだった。

自宅の駅を入れる。

するず、そこから通いやすい孊校が、䞊から順に䞊ぶ。

頭の䞭には、なんずなく画面の圢が浮かんでいた。

でも、その「なんずなく」を、どうやっお本物にするのかがわからない。

私はプログラミングができない。

孊校で習ったこずもなければ、仕事で䜿ったこずもない。

りェブサむトが、どんな仕組みで動いおいるのかも、よく知らなかった。

画面の埌ろには、コヌドずいうものがあるらしい。

その皋床だった。

自分で぀くるず決めたなら、たずはプログラミングを勉匷しなければいけないのだろうか。

入門曞を読んで、専門甚語を芚えお、簡単なものから緎習する。

それから䜕か月埌かに、ようやく欲しいものを぀くり始める。

以前の私なら、たぶんそう考えおいた。

けれど、今はAIがある。

Claude Coworkを䜿えば、プログラミングがわからなくおも、いろいろなこずができるらしい。

そんな話を聞いた。

「䜕でもできるらしい」ずいう蚀葉を、そのたた信じおいたわけではない。

䜕でも、ず蚀われおも、その「䜕でも」がどこたでなのかもわからない。

それでも、

もしかするず、私が欲しいものも぀くれるのではないか。

ず思った。

私は、その日も䞭孊校の䞀芧を調べる぀もりで、パ゜コンを開いおいた。

けれど、たた孊校を䞀校ず぀調べ始める前に、たずAIぞ聞いおみるこずにした。

぀くりたかったのは、たくさんの人に䜿っおもらう立掟なサヌビスではなかった。

䜿うのは、私ず嚘。

二人で同じ画面を芋ながら、

この孊校なら通えそう。

ここは少し遠い。

制服は、こっちのほうが奜き。

この郚掻は楜しそう。

そんな話ができればよかった。

家の䞭で、孊校を少し探しやすくするためのもの。

最初は、そのくらいの぀もりだった。

私はClaude Coworkを入れお、開いおみた。

けれど、開いたからずいっお、急に䜕かが始たるわけではない。

目の前には、AIぞ蚀葉を入れる堎所がある。

そこで、たた少し手が止たった。

䜕ず頌めばいいのだろう。

「怜玢サむトを開発しおください」

ず蚀えばいいのだろうか。

「システムを構築したいです」

のほうが、それらしく聞こえるだろうか。

少し考えたけれど、知らない蚀葉を無理に䜿うのはやめた。

自分が欲しいものを、自分がわかる蚀葉のたた䌝えるこずにした。

私はAIに、だいたいこんなこずを蚀った。

「自宅の駅を入れたら、通いやすい順に䞭孊校が䞊ぶサむトを぀くりたい」

それが、最初の蚀葉だった。

技術の説明は、ほずんど入っおいない。

どんなプログラミング蚀語を䜿うのか。

孊校たでの時間を、どうやっお蚈算するのか。

情報をどこに保存するのか。

私には䜕もわからなかったので、説明しようがなかった。

ただ、䜿う人が䜕を入れお、䜕が出おきおほしいのかだけを話した。

自宅の最寄り駅を入力する。

䞭孊校が通いやすい順に䞊ぶ。

孊校名ず、通孊にかかる時間が芋える。

私が蚀えたのは、そのくらいだった。

するずAIは、必芁になりそうなものを、いく぀かに分けお説明しおくれた。

駅を入力する堎所。

孊校の䞀芧を衚瀺する堎所。

通孊時間の短い順に䞊べる仕組み。

孊校の情報を入れおおく堎所。

私の頭の䞭では、ひずかたたりだったものが、少しず぀郚品に分かれおいった。

「こういう画面にするず䜿いやすいかもしれたせん」

ず、画面の圢も提案しおくれた。

私はそれを読んで、

そうそう、こういうものが欲しかった。

いや、そこたではいらないかもしれない。

孊校名だけでなく、偏差倀も芋えたほうがいい。

そんなふうに答えおいった。

最初から、きちんずした蚭蚈を枡したわけではない。

AIが出しおきたものを芋おから、自分の欲しいものに気づくこずも倚かった。

頭の䞭に完成圢があったずいうより、話しながら少しず぀圢を芋぀けおいった。

そのうち、Coworkが䜜業を始めた。

䜕かのファむルを぀くる。

そこぞ文字を曞き蟌む。

必芁なものを远加する。

私にはよくわからない䜜業が、画面の䞭で少しず぀進んでいった。

途䞭で、䜕床か蚱可を求める衚瀺が出た。

この操䜜を蚱可したすか。

このファむルぞ曞き蟌んでもいいですか。

䜕かを実行しおもいいですか。

そんなこずを聞かれおいるようだった。

けれど、蚀葉を読んでも、䜕を蚱可しようずしおいるのか、よくわからないこずがあった。

䜕でも蚱可しおしたっおよいのだろうか。

ここで断ったら、䜜業が止たるのだろうか。

少し䞍安になり、そのたびにAIぞ聞いた。

「これは、䜕をしようずしおいるの」

「蚱可しおも倧䞈倫」

「この指瀺は、どういう意味」

するず、AIが、もう少し簡単な蚀葉で説明しおくれた。

サむトを動かすために、このファむルを぀くろうずしおいたす。

必芁な郚品を远加しようずしおいたす。

ここを蚱可するず、次の䜜業ぞ進めたす。

説明を読んでも、すべお理解できたわけではない。

でも、たったくわからないたた抌すよりは、少し安心できた。

蚱可する。

たた䜜業が進む。

次の指瀺が出る。

蚀われたこずがわからなければ、たた聞く。

「それは、どこを芋ればいいの」

「この蚀葉は、どういう意味」

「私は、次に䜕をすればいい」

AIの説明を、さらにAIに説明しおもらうようなこずを、䜕床も繰り返した。

蚀われた通りにボタンを抌す。

指定された堎所を開く。

うたくいかなければ、その画面を芋せる。

たた指瀺をもらう。

正盎に蚀えば、自分が䜕をしおいるのか、途䞭からほずんどわからなくなるこずもあった。

それでも、

次はここを抌しおください。

この衚瀺が出たら、こうしおください。

ず、䞀぀ず぀蚀われるたたに進んだ。

途䞭で、゚ラヌらしい赀い文字も出た。

画面が思った通りに開かないこずもあった。

そんなずきは、

「こうなりたした」

ず、そのたたAIぞ䌝えた。

自分では、䜕が原因なのか説明できない。

だから、起きおいるこずを芋せるしかなかった。

するずAIが、別の方法を詊したり、盎す堎所を探したりした。

たた蚱可を求める衚瀺が出る。

意味を聞く。

説明を読む。

蚱可する。

もう䞀床動かす。

そんなこずを、䜕床か繰り返した。

そしお、しばらくするず、画面の䞭に入力欄らしいものが珟れた。

駅名を入れる堎所。

怜玢するためのボタン。

その䞋には、結果を䞊べるための空癜があった。

ただ、孊校の情報はほずんど入っおいない。

通孊時間も、きちんずは出おこない。

芋た目も簡玠だった。

䜕を蚱可したのかも、䜕のファむルができたのかも、党郚を説明するこずはできなかった。

それでも、なんずか動く圢はできおいた。

私はしばらく、その画面を芋おいた。

本圓に、画面になった。

そのこずが、少し䞍思議だった。

私は、プログラミングができるようになったわけではなかった。

目の前にあるものが、どんな仕組みで動いおいるのかも、ほずんどわからない。

自分ひずりでもう䞀床同じものを぀くれるかず聞かれたら、難しかったず思う。

途䞭で出おきた指瀺も、AIに聞き盎さなければ理解できなかった。

それでも、぀くり始めるこずはできた。

これたでは、「自分で぀くる」ずいうこずを、党郚自分でできるこずだず思っおいた。

仕組みを考える。

コヌドを曞く。

゚ラヌを盎す。

完成させる。

その党郚ができる人だけが、ものを぀くれるのだず思っおいた。

でも、このずきの私は、欲しいものを話した。

わからない指瀺が出たら、意味を聞いた。

蚱可しおよいのかわからなければ、確認した。

出おきた画面を芋お、

ここは違う。

ここは、もう少しこうしたい。

これは、なくおもいい。

ず䌝えた。

コヌドを曞いたのはAIだった。

ファむルを぀くったのもAIだった。

私は、ほずんど指瀺されるたたに進んでいた。

それでも、䜕を぀くりたいのかを決めるこずはできた。

私ず嚘が䜿うなら、これで迷わないだろうか。

孊校を探すずき、芋たいものが芋えるだろうか。

家で䜿うには、少し耇雑すぎないだろうか。

コヌドのこずはわからなくおも、䜿う偎から蚀えるこずはあった。

党郚できなくおも、ものづくりの倖に立っおいるわけではなかった。

私は私のできる蚀葉で、なんずか䞭に入っおいた。

ただ、AIに話せば、䜕でも思い通りにできるわけでもなかった。

たずえば私が、

「孊校を芋やすく䞊べおほしい」

ずだけ蚀うず、AIは、私が想像しおいたものずは違う䞊べ方をした。

カヌドのような倧きな枠を぀くったり、孊校の説明を長く衚瀺したり、私には必芁のない項目を増やしたりした。

芋た目ずしおは、立掟だった。

でも、私が欲しかったものずは少し違った。

私ず嚘が、たくさんの孊校を䞊から順に眺めるには、䞀校ず぀の衚瀺が倧きすぎた。

AIが間違っおいるずいうより、私の「芋やすい」ず、AIが考えた「芋やすい」が違っおいた。

「もっずシンプルに」

ず䌝えおも、ただ違う。

そこで私は、

䞀぀の孊校を䞀行で芋たい。

孊校名の暪に通孊時間を出したい。

通孊時間が短い孊校を䞀番䞊にしたい。

䞀床に、できるだけ倚くの孊校を芋たい。

ず、少しず぀蚀葉を足した。

するず、画面はたた少し、私が思っおいたものに近づいた。

曖昧に頌めば、AIは、AIなりに考えたものを返しおくる。

私が蚀葉にしおいなかったこずたでは、圓然のように䌝わらない。

AIが私の頭の䞭を読んで、すべお敎えおくれるわけではなかった。

でも、違うものが出おきたからこそ、

私は本圓は、どうしたかったのだろう。

ず考えるこずができた。

最初から䞊手に説明できなくおもよかった。

出おきたものを芋ながら、違うず蚀えばいい。

どう違うのかを、わかる範囲で話せばいい。

指瀺の意味がわからなければ、たた聞けばいい。

私が蚀葉にする。

AIが圢にする。

わからないずころを、たた私が聞く。

出おきたものを芋お、もう䞀床考える。

その䌚話を続けおいくず、がんやりしおいたものが、少しず぀圢になっおいった。

私は、プログラミングを理解しおから、この䜜業を始めたのではない。

AIぞの頌み方を勉匷しおから、始めたわけでもない。

Claude Coworkが、どこたで䜕をしおくれるのかも、よくわかっおいなかった。

ただ、

「こういうものが欲しい」

ず盞談しおみた。

そしお、出おくる指瀺に埓いながら、わからないこずを、その郜床たた聞いた。

するず、完成にはただ遠くおも、觊れるものがひず぀珟れた。

わからないこずがなくなったから、始められたのではなかった。

わからないたた聞き続けたから、なんずか動く圢たでたどり着いたのだず思う。

画面には、駅名を入れる小さな箱があった。

その先には、ただ䜕も䞊んでいなかった。

ここから本圓に孊校を䞊べるためには、孊校の名前も、堎所も、最寄り駅も、䞀぀ず぀入れおいかなければならない。

動く圢はできた。

次は、その䞭身だった。

#䞭孊受隓 #䞭孊受隓の芪 #孊校遞び #Claude #ClaudeCowork #AI掻甚 #生成AI #プログラミング初心者 #暮らしのものづくり #ぎぺり

ここたで読んだあずに、
もう少しだけ蚀葉のそばにいたいずきのために、
続きの眮き堎所を残しおおきたす。

この連茉を、はじめから眺める

ひず぀前の話に戻る

別の堎所にある、少し近い話

『脳の癖ず暮らしおいる』ずいう本も、぀くりたした。
気になるずきのために、ここに眮いおおきたす。
『脳の癖ず暮らしおいる』Amazon

いいなず思ったら応揎しよう

ぎぺり ここたで読んでくださっお、ありがずうございたす。 もし「少し考えるきっかけになった」ず感じおもらえたら、 サポヌトずいう圢で応揎しおいただけるず嬉しいです。 次の蚘事を曞く力になりたす。