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Bリーグの発表「114%」 → 実質は横ばいでした。夢のアリーナ増で明るい未来が続きますが。。

総入場者数は過去最多の548万人(B1とB2)を突破‼

公益社団法人Bリーグ(B1とB2​リーグ)全体の総入場者数(CSとオールスターも含む)は、548万168人(昨対比113%)に達し、過去最多を大幅に更新しました。 

レギュラーシーズン 

B1: 398万4,687人(昨対比114%)
   平均5,109人(昨対比105%)

B2: 126万8,301人(昨対比111%)
   平均3,020人(昨対比111%)

B3 不明

「華やかな数字の裏にあるB1リーグ2025-26シーズンの実態と、来シーズン(2026-27)に向けた展望と課題」を4つの視点でまとめました。

Bリーグ マーケティングレポートより引用

​1. 「B1総観客数114%増」のトリック

​メディアやリーグは過去最高の動員(総入場者数398万人・昨対比114%)を強調していますが、これを額面通りに受け取ることはできません。(これには、無料の招待客数が多数含まれています)
この急増は、主に以下2つの「ゲタ」を履いた数字です。

  • B1クラブ数の増加(24 → 26クラブ):実は 2クラブが増えていて、試合総数が増加したことによるボリュームアップが含まれます。したがって、この比較は、アップル ツー アップルではありません。

  • 2大都市アリーナの登場: さらに、名古屋D(公設IGアリーナ:平均1万人、1万5千人収容)とA東京(民設トヨタアリーナ東京:平均8500超、9500人収容)の爆発的な純増分が、リーグ全体の総入場者数と平均値を強力に引き上げました。

トヨタアリーナ東京

​2. 進む「二極化」と「実質横ばい」の現実

​この2大メガアリーナの「貯金(1試合平均約460人の押し上げ効果)」を除外すると、B1全体としては、昨年平均4849人から平均5107人の258人増が、平均4877人になります。「実質横ばいか微増」というのがフェアな評価です。

  • 10クラブの前年割れ: B1の約4割にのぼる10クラブが前年割れを記録しました。二極化が進む集客の現実です。

  • 既存アリーナの限界: 実質キャパシティ(4,000〜5,000人)がすでに満杯で物理的にこれ以上増やせないクラブ(宇都宮や群馬、長崎)や、B.PREMIER基準を満たすためのアリーナ改修(島根、茨城など)に伴う一時的なキャパ縮小が影響しています。大阪のように不便でまったく埋められないクラブもあります。最低集客は、富山。

今後、売上げや利益の数字も出てくるでしょう。

​3. 来シーズンのプラス要素

​来シーズン(2026-27)は、アリーナ投資・VIPルーム追加などの成果がダイレクトに数字に表れる期待感があります。

  • 島根: 寄付金による改修が完了した「松江市総合体育館」5000人収容の復活による動員倍増。

  • 神戸: Bプレミアへ「GLION ライオンアリーナ」1万人収容の稼働による上積み。B2実績は平均5000人強でした。

  • 東京SR: 狭い青山記念から「トヨタアリーナ東京(9500人規模)」へのホーム移転による劇的なジャンプアップ。

  • 広島:「サンプラザホール」4,200人から「広島グリーンアリーナ」6,500名へ移転。

来季は、サラリーキャップ制を巧妙にクリアしたクラブの活躍が見られるでしょう。高額外国人HCと経験豊富なコーチ陣、AIを活用し、実績のある若い外国人選手や代表経験のある日本人選手を獲得したチームが、オンザコートフリーのリーグ戦の話題の核となり、集客の原動力になると予想します。怪我人が出ませんように。

​4. 最大の懸念点「平日夜開催の倍増」というブレーキ

​新アリーナ群によるポジティブな増分を相殺しかねないのが、来シーズンの「平日夜開催の倍増」です。

  • 平均入場者数の下押し: 平日開催は週末に比べ、ファミリー層の集客が困難で、動員が約2割ぐらい落ち込むのが一般的です。その開催比率が倍増すれば、計算上、年間平均集客は、引き下げられます。

  • 格差の固定化とファンの疲弊: アクセスの良いメガアリーナを持つクラブと、平日夜の集客が極めて難しい不便な地方クラブとの格差がさらに決定的なものになり、ファンの可処分時間・可処分所得の限界を招くリスクを孕んでいます。クルマ社会(渋滞、不便な駐車場)で、平日夜はアリーナ滞留時間も短くなり、アルコールや飲食の販売も伸び悩む。

平日夜開催はギャンブルか

結語 新アリーナ効果次第だが、対抗馬

今シーズンの公益社団法人Bリーグのレポートは、地方創生より「都市部の新アリーナ(インフラ投資)がなければ、これ以上の成長は望めない」という現状を浮き彫りにしました。

来シーズンは、念願の新アリーナ稼働による「プラス」と、平日倍増という「マイナス」のブレーキが真っ向からぶつかり合う、優勝賞金を倍増(1億円)したB.PREMIER時代のスタートになります。

さらに、秋田(公設)、宇都宮、A千葉、川崎(公設、民設)、三河、三遠(公設)、FE名古屋、京都(公設)と夢のアリーナが、数百億円を費やして建設中です。横浜BCのような大規模改修(公設)もあります。B.ONEの公設アリーナ静岡もプレミアを狙う。
真新しいアリーナに行って観たいというお客様は、まだまだ全国に沢山います。総入場者数は、さし当たって、今後も伸びて行くでしょう。
2030年まで夢のアリーナ建設ブームは続くので、2031年までは、成長する明るい未来か。バレーボールの公益社団法人SVリーグが急進して来ると予想します。

ハコは大きく立派になりますが、各クラブは千葉ジェッツのように常時1万人を満員御礼に出来ますか。
名古屋Dは、大都市のIGアリーナ、1万5千人の収容人数で、平均約1万人(収容率67%)しか埋められない。アルバルク東京も、平均8500人(88%)程度でした。完売を目指していないのか? 
完売が続いているのは、千葉ジェッツ(1万人)、宇都宮(4500人)、群馬(5000人)、長崎(5500人)、琉球(平日は弱い)、三遠(ほぼ満員)。26クラブ中、3割も無い。Bリーグとしては、収容率の話と無料配布チケットの話は、したくない。

利便性の良い、見易い「夢のアリーナ」か。そして長年のクラブの正しい集客努力と、その魅力・人気が顕在化します。
SNSのハイライト視聴で、タイパが良いと満足する世代を、クラブはどう取り込むのか。

サラリーキャップ、オンザコート4、平日夜の時代に、見に行きたいと思わせる華のあるバスケチームとは? 

やっぱり、現在のプロ野球人気を作り上げた往年の王、長嶋のような国民的「日本人スーパースター」が、国内バスケ、Bリーグにも、今こそ登場して欲しい!
得点王&MVPを2人の日本人で競う熱狂の構図。正しく夢のアリーナ。日本人対決、その競演を観たい。

バレーボールSVリーグは、男女ともに日本代表が、世界トップレベル(世界ランキング男子4位)であり、石川祐希選手、高橋藍選手、西田有志選手といった「世界的な超人気スター」が、最初から国内リーグや世界最高峰リーグのピッチに立っています。夢のアリーナがどんどん増えれば、アリーナ不足のSVリーグも広いアリーナでの興行機会が増えて、Bリーグの先行者利益は薄れます。対抗馬SVリーグ(騎手はあの大河チェアマン)の猛追が、やがて最大の脅威になるでしょう。

お読み頂きありがとうございます。
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助成金 寄付金

おまけ
日本財団は、地域活性化プロジェクト「まちづくり助成」で、2026年度は公益社団法人Bリーグの全国28クラブの取り組みに、総額約3億円を助成すると今週発表しました。日本財団(旧日本船舶振興会)は、モーターボート競走法に基づいて国土交通大臣から指定された「船舶等振興機関」です。地方自治体が主催する公営ギャンブル、ボートレース競艇の売上金の一部が交付金として日本財団にわたり、それが活動の強力な原資となっています。助成金活動は有名ですね。私はギャンブルには興味ありません。

売上げの6.6%が直接クラブへ

サッカーくじ(toto、BIG、WINNER)に続き、今月は野球くじが改めて検討されています。バスケも、バスケくじ(WINNER)があります。文部科学省が所管する独立行政法人 日本スポーツ振興センター(JSC)が胴元です。バスケくじはWINNERなので、直接、クラブを応援する事(投げ銭)が出来ますよ。だから競艇よりは、遥かに効率的な応援です。(私はギャンブルはやりませんが)

参考note
クラブごとに詳しく分析↓


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