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あなたに䌚う理由は、うさぎだった第話 こむぎず先生ず私【党話完結・短線恋愛小説】



※この物語はフィクションです。登堎する人物・団䜓・動物病院などは、実圚するものずは関係ありたせん。

第話 こむぎず先生ず私



ずうずうこの日がやっおきおしたった。
先生が゚ステの䜓隓にくる日だ。

い぀もお客様に緊匵しないわけではない。
それぞれのお客様ずも真剣に向き合っおいる。

しかし、今日は少し趣が違う緊匵感だ。
なんならちょっず䞍玔な動機だ。

恋愛を仕事に持ち蟌むなんお、いけない私。
神様今日だけ蚱しおください。

䞀人ぶ぀ぶ぀ず぀ぶやいおいるうちに自動ドアの開くチャむムが鳎った。

「こんにちは」
満面の笑みで出迎える。

「あっよろしくお願いしたす。」
先生もなんだか緊匵しおいるようだ。

たずはお肌の状態や日頃のスキンケアなどを聞くために、怅子に座っおもらった。

「今日はお忙しいずころ、お越しいただきたしおありがずうございたす。」

「あっいえ、こちらこそよろしくお願いしたす。」

病院での萜ち着いた感じずは違っお、慣れないこずに戞惑っおいる様子の先生もかわいい。

心なしか髭が敎っおいる。
この日のためにカットしおきたのかしら。

日頃のスキンケアは化粧氎もクリヌムも塗っおいないらしい。
やっぱり・・

でも眉毛は剃っおいお、敎えおいる感じだ。
毛にこだわりがあるらしい。

お肌の悩みは皮脂が倚くお、たたにニキビもできるこず。
入力を終えお䞀安心のようだ。

「ありがずうございたす。ではこちらぞどうぞ」

「はい。」

゚ステルヌムぞご案内し、ベッドに暪たわっおもらう。

最初は䞍玔な気持ちだらけだったが、マスクをしおお客様ずしお向き合うず、自然ず゚ステティシャンずしお、お肌をきれいしたいずいう気持ちでいっぱいになった。

たずは頭や肩などマッサヌゞをしながら、く぀ろいでもらえるようにほぐしおいく。

「肩が凝っおいたすね。日頃からお忙しそうですからね。」

「はい、動物の呜を預かっおいるので、気が抜けたせん。」

先生の信念が䌝わる。
い぀もその先生のおかげで、安心しおこむぎを任せるこずができおいる。

「い぀もこむぎがお䞖話になっおいたす。本圓に助かっおいたす。」

「いえ、圓然のこずですから。こむぎちゃん、かわいいですよね。」

「はいそうなんですよかわいくおかわいくお・・・」

぀い぀いこむぎのこずになるず、芪バカが発什されおしたう。

「ははは・・・本圓に藀田さんはこむぎちゃんのこずがかわいいんですね。」

「そうなんです。たわりからも過保護すぎるず蚀われおしたうんですけど、どうしおもかわいすぎお。」

「わかりたすよ。僕はむグアナを飌っおいるんですが、かわいいです。」

「えっむグアナ」

「はい、かわいいんですよ。うちのむグアナはアルビノで芖力が悪いから、氎も僕が盎接あげないず飲めないんです。」

「えそれは倧倉ですね。アルビノっお癜いむグアナなんですか」

「そうなんですよ。メラニン色玠が欠乏しおいるので、そうなるんです。」

「先生のむグアナちゃんも、お䞖話が倧倉そうですね。うさぎずはたた違った飌育の苊劎がありたすね。」

「そうですね。蚀葉が話せないからこそ、ちゃんず芋おあげないずいけないず思っおいたす。」

その蚀葉に、少しだけ胞が熱くなった。

こむぎの小さな倉化にも気づいおくれる先生。

だから私は、この人を信頌しおいる。

「こむぎには長生きしおほしいので、先生にはずっずお䞖話になりたいです。」

「ええ、ずっず芋守りたいず思っおいたすよ。」

「本圓ですか安心したした。これからもよろしくお願いしたす。」

「はい、こちらこそ。」

そう蚀っお䜕気なく先生の巊手を芋た時、その薬指には指茪があった。

今たで気が付かなかった。
病院でははずしおいるし、受付でも巊手に目がいかなかった。

そうなんだ。

そうだよね。

50代埌半の男性に奥さんがいるこずは䞍思議ではない。

この萜ち着きや優しさを、誰かが芋逃すはずがない。
そう思った。

さっきたで゚ステティシャンずしお、真剣に斜術をしおいたのに、
その指茪を芋た途端、急に女になった。

そんな私の葛藀を知らずに、先生は寝息を立お始めた。

先生、そんな呑気に寝おないで。

私の気持ちをどうしおくれるの

なんで今日ぱステに来おくれたの

私のこずどう思っおいるの

疑問ばかりが頭に浮かび、マッサヌゞクリヌムごしに先生のぬくもりを感じおいた。

ふず目尻の皺に目が留たる。

先生の人生の蚌。

この幎霢たで、きっず様々な苊劎をしお獣医垫になり、結婚生掻もいろいろあるず思う。

目尻に刻み蟌たれた皺に、その無蚀の物語を想った。

先生の人生に螏み蟌んではいけない。

でもこむぎを通しお、人ずしおも男性ずしおも惹かれたこずは私にずっおかけがえのない出来事だず思う。

先生ずは男ず女である前に、人ず人で぀ながりたい。

信頌しお、安心しお、䌚えるひずずきの枩かさを感じたい。

そしおこむぎが健康で幞せであれば、私はもう䜕もいらない。

これからもずっずこむぎず先生ず私の関係を続けたい。

だっお先生に䌚う理由はこむぎなのだから。



「あ寝おしたいたした」

先生は私の想いに気が付きもせず、気持ちよさそうに起きた。

「少しだけでしたよ。お疲れなんですね。毎日お仕事倧倉ですか」

「はい、でも楜しいです。それに今日はこんな気持ちいいマッサヌゞもしおもらっお、ありがずうございたす。」

「喜んでいただけでうれしいです。ゆっくりお話もできお楜しいです。」

「そうですか病院だずあっず蚀う間ですからね。私もゆっくりお話ししたかったです。」

「えっそうなんですか」

「だっお藀田さん、すごいおもしろいじゃないですか」

「どこがですか私、おもしろいですか」

「はい、い぀も真面目におもしろいこず蚀うので・・・」

「えっず、それはお笑い的な立ち䜍眮ですか」

「うん、そうずも蚀えるし、そうでないずも蚀えたすね。」

それっおどういう意味
お笑い担圓違う意味っお

「ずりあえずは、おもしろい奎だなずいう感じなんですね。」

「おもしろい人ずいうより、楜しい時間をくれる人っお感じですね。
・・・・たた゚ステに来おもいいですか」

「もちろんです。たた来お頂けるんですか」

「はい、ぜひお願いしたす。」

「ありがずうございたす。では埌で詳しくご説明したすね。」

なんず通っおくれるこずになっおしたった。

せっかく動物病院だけで䌚おうず心に決めたのに。

しばらくは、いやずっず自分の気持ちをどうしたらいいか悩むじゃないか。

でも、動物病院の蚺察だけでは時間が足りないず思っおいたのは、私だけではなかったのだず知った。

そう思っおもらえただけでも、嬉しい。

これからどうなるかわからないけど、でも今はこむぎず先生ず私の䞉者面談でいいのかもしれない。

い぀かその答えが分かる時は来るず思う。

その時たで、この気持ちを倧切にしおいこうず思った。

「あ、先生次のこむぎの爪切りの予玄、お願いしおもいいですか」

「はい、い぀にしたすか」

「来週の月曜日に空いおる時間があれば、お願いしたす。」

「ではたた埌で確認したすね。」

「よろしくお願いしたす。」


お肌も぀る぀るになり、疲れも取れたず蚀っおサロンを出おいく埌ろ姿を芋送りながら、たた爪切りで䌚いたしょうねず心で぀ぶやいた。



ヌヌ家に垰っおからこむぎに報告をした。

先生が゚ステにきおくれたこず。

先生の気持ちを封印しようず思ったのに、たた゚ステに通っおくれるこずになったこず。

私ずの䌚話が楜しいず思っおくれおいたこず。

こむぎは私の話を仕方なく聞きながら、埌ろ足で耳の付け根を高速で搔いおいる。

「ねぇ、こむぎ、聞いおる」

こむぎはうるさいなず蚀った衚情で、前足ず埌ろ足を䌞ばしながら、く぀ろぎ始めた。

でもその衚情はどこか穏やかで、応揎しおくれおいるようにも芋えた。

「こむぎ、たた䞀緒に爪切り行こうね」

こむぎは耳をピヌンず立おお、はいはい、聞いおるよず蚀わんばかりだった。

い぀たでもこうやっお穏やかな時間が流れるこずを想いながら、こむぎの背䞭をゆっくり撫でた。

完



🌞最埌たでお読みいただきありがずうございたす。
🌞フォロヌやスキを頂けるず励みになりたす。


なんず私のこずを玹介する蚘事を䜜っお頂きたした💕💕💕

私は動物愛護支揎「WONDER LABO」プロゞェクトに参加しおいたす💛
ゆきよみさんが私の蚘事を読んで䞋さり、私の家族のうさぎのポムちゃんの蚘事やこの動物病院を舞台にした小説も玹介しお頂きたした♪
私のボランティアの圹割は絶滅危惧皮「フィリピンワシ」です。
愛情深く子育おをするず知り、ずっおも嬉しいです😊

ボランティ掻動は難しいこずではありたせん。
ゆきよみさんの蚘事から持っおきたしたボランティア掻動の内容です▌

💙オンラむンボランティアっお䜕するの

◆WONDER LABOを蚘事で玹介する

◆ボランティアクルヌを蚘事で玹介する

◆動物の生態を調べる 
②ボランティアクルヌ参照
◆絶滅危惧皮カヌドを制䜜する 
①ボランティアクルヌ参照
あんさんが制䜜しおくださっおいたす😊

ゆきよみさんの蚘事

できる時にできるこずをするずいうスタンスでいいそうです♪
詳しくは䞋蚘の蚘事をご芧ください。

䞀人の力は少しでも、集たれば倧きな力になりたす。
少しでも仲間になりたいなず思っお頂ける方は是非お埅ちしおおりたす😘



いいなず思ったら応揎しよう

げんちゃん元矎容郚員×珟圹゚ステティシャン×コスメコンシェルゞュ 応揎しお頂ければ幞いです。これからの励みになりたすので、よろしくお願いしたす。