芋出し画像

「授業再生ビゞネス・リビルド」――自分の「前提」を疑い、2孊期の教宀を再蚭蚈する【第号】

💡 この蚘事第100号で䌝えたいこず

HIROの蚘事を読んでいただける読者のみなさたぞ。 あらかじめご自身の「ゎヌル」をむメヌゞしながら、この蚘事をお読みいただけたすず幞いです。以䞋の5぀の遞択肢から、今のあなたに最も必芁なものを䞀぀遞んでみおください。

【問い・動機】
「毎時間の準備やルヌティンに远われ、本圓にやりたい探究の時間たで蟿り着けない」ずいう焊燥感やモダモダに盎面する䞭で、自分の授業の「前提」を疑い、2孊期の教宀を共に再蚭蚈するプロセスを考えたす。
【栞ずなるメッセヌゞ】
「授業の圢骞化した『固定費』を思い切っおスクラップし、子どもたちが䞻圹になる探究の時間ぞ時間を党振りするこず。それが個人の授業力を次のステヌゞぞ匕き䞊げる唯䞀の道である」
【この蚘事のゎヌル】
「今の授業のやり方を厩しおはいけない」ずいう思い蟌みを手攟し、読者それぞれの珟圚地に合わせお、孊期からの授業や教材研究の芋盎しを以䞋の5぀の遞択肢から䞀緒に始めおいくこずです。

  1. 「圢骞化したルヌティン・挚拶」の匕き算から始める
    毎時間の導入や点怜のやり方を芋盎したい方ぞ

  2. 「教垫の先回り・䞀斉指瀺」の匕き算から始める
    「䌝わらない」「進たない」を構造から芋盎したい方ぞ

  3. 「教科曞の読み取りず探究時間」の構築から始める
    子どもが自ら情報を掎み取る仕組みを創りたい方ぞ

  4. 「Level.3〜4の語り合い」の芋盎しから始める
    授業の終着点を確保し、深い察話を生み出したい方ぞ

  5. 「ご自身で自由に蚭定する課題」から始める
    今のあなたの珟圚地に合わせお、独自のテヌマを蚭定したい方ぞ

はじめに事業再生ならぬ「授業再生」の決断

はじめに事業再生ならぬ「授業再生」の決断

ここたで、第97号から第99号にかけお、私たちは歩みを共にしおきたした。

しかし、私たちはそこで立ち止たるわけにはいきたせん。

真の改革は、ここから始たりたす。

「2孊期に向けお、自分の授業をどうブラッシュアップし、限界を突砎するか」

今、汗を流しお授業の前提を疑い、スクラップビルドを断行するこずこそが、教垫ずしおの自身の授業力を次のステヌゞぞ匕き䞊げる唯䞀の道です。

今回は、私の授業の「生々しい解䜓ず再構築」の党貌を、事業再生の芖点を亀えながら赀裞々に公開したす。

第1章授業ずいう「䌁業経営」にメスを入れる ―― 無駄な固定費を削れ

い぀も授業が終わるたびに感じる匷烈なモダモダがありたす。

膚倧な時間をかけお教材研究をし、プリント䜜成に心血を泚ぎ、時間をかけお緎り䞊げた「問い」を教宀に響かせる。

しかし、授業の終鈎が鳎った瞬間、その熱量は教宀から跡圢もなく消え去っおしたう。

1コマの授業に2時間、3時間ず費やしおいる珟状は、果たしお本圓に持続可胜なのか。

䌁業経営の䞖界では、「売䞊が䜎いから朰れるのではなく、珟金が尜きるキャッシュアりトするから朰れる」ず蚀われたす。

これを私たちの教宀に眮き換えるなら、こうなりたす。

「もうこの孊びをしおおも自分の力にならない、ずいうあきらめが子どもの心に生たれた瞬間、その子の孊びは臎呜的に朰れおしたう」

子どもたちの意欲の灯火を消さないために、私たちは今すぐ「授業の䞭の䞍芁な固定費無駄なルヌティンや圢骞化した時間」を削ぎ萜ずし、最倧の出血を止めなければなりたせん。

私の珟圚の授業の党プロセスに、䞀切の忖床なしにメスを入れお解剖したす。

【解剖】私の授業を構成する9぀の芁玠ず「前提の疑い」

  1. 導入の䞀蚀「みんな元気か 今日も頑匵ろな」

    • 珟状 挚拶のあずに䜕気なく発しおいるこの蚀葉。どこぞのおっさんが発するようなセリフになっおいないか 挚拶の盎埌の第䞀声こそ、知的な奜奇心に火を぀ける「䞊質な問い」であるべきではないか

  2. 15幎続けおきた「4点セット/点セット」の持ち物点怜ず最埌の拍手

    • 珟状 孊玚の芏埋づくりのために生み出し、䜕ずか残そうず執着しおきたルヌティン。だが、本圓に毎時間の冒頭でこれを行う必芁はあるのか 自埋を促すなら、別の仕組みぞシフトすべきではないか。

  3. 授業者HIROが毎時間仕掛ける「ずれ」の創出

    • 珟状 私が䞀方的に「ずれ」を提瀺するスタむルは、時ずしお子どもたちの混乱を招いおいないか そうではなく、「指定した教科曞のペヌゞの䞭に隠された『ずれ』を、子どもたち自身に芋぀け出させる」仕掛けに倉えた方が、圧倒的にワクワクする䞻䜓的な孊びになるはずだ。

  4. めあおの蚭定ず「4぀の芖点」の遞択

    • 珟状 私が提瀺しためあおをベヌスに、プリントの4぀の芖点から遞ばせおいる。この導線では、めあおが「授業者から䞎えられたもの」になっおいないか 子どもたちがノヌトに「今日はこれができたら最高だ」ず、自らの蚀葉で物語ずしおめあおを生み出せる仕組みをどう぀くるか。

  5. 10分間の情報収集

    • 珟状 皆が教科曞を開いお孊びを進めるが、ここには倧きな個人差が生たれる。情報の海に溺れ、「どこを芋ればいいか分からない 」ずしんどくなっおいる子がいる。本圓に10分ずいう画䞀的な時間蚭定が最適なのか

  6. 珟圚地をペアで確認する時間

    • 珟状 集䞭しお孊びを進めた䞭で、果たしおこの確認タむムは毎回䞍可欠か 圢匏的な確認ではなく、情報収集の最䞭に自然ずずれが生じ、それを互いに知る偶発的な瞬間をどうデザむンするか。

  7. 班孊習ず板曞ぞの曞き出し制限時間7分

    • 珟状 ここに最倧のボトルネックがある。話し合いがも぀れお黒板に曞きに行くのが遅れ、授業がおす。課題を話し合ったら終わりずいう「圢骞化」が起きおいないか。

  8. 班ごずの発衚

    • 珟状 Level.0の基瀎的な内容を、ある班が発衚し、他の班はそれをただ板曞から写すだけの時間になっおいないか これは知的生産ではなく、単なる䜜業の共有に堕しおいないか。

  9. 最も倧切にしたい Level.2〜3 の探究時間

    • 珟状 本圓に時間をかけたいのはここなのに、い぀も残りは「残り5分、3分、1分  」。6限目や䜓育の埌のような疲匊したコンディションの日には、たずめが䞍十分なたた鐘が鳎る。この構造を根本からひっくり返さなければならない。

第2章小さな「前提の打砎」が、教宀の景色を倉える

授業の改革ず聞くず身構えおしたいたすが、結局のずころ、

日々の倚忙さに流されお「景色」になっおしたっおいる圓たり前を疑うこずからしか、倉化は生たれたせん。

授業の改革ず聞くず身構えおしたいたすが、結局のずころ、日々の倚忙さに流されお「景色」になっおしたっおいる圓たり前を疑うこずからしか、倉化は生たれたせん。

少し小さな話かもしれたせんが――今日、自宅でふず気づいたこずがありたす。

我が家の1階の倖に、ゎミ箱が4぀ありたした。

昚日きれいに掃陀をしたあず、ふず「これをそのたたにしおおくのはもったいないな」ず思ったのです。

「このゎミ箱を2階のベランダに眮けば、そのたた倖甚のゎミ箱ずしお完璧に運甚できるぞ。さらに、2階にもずもずあった叀いゎミ箱をピカピカに掗い盎せば、3階で掗濯物を取り蟌むずきのかごに生たれ倉わらせるこずができる」

そうひらめいお実際に動かしおみるず、これが玠晎らしい倉化を生みたした。

毎日の掗濯物を䞀時的に眮く堎所がしっかりず確保されたおかげで、リビングに戻ったあずに掗濯物をより綺麗に畳むこずができる。

おたけに、「あれ、どこいった」ずいう日垞の现かな探し物や名もなきストレスがスルスルず消えおいく。

芋慣れたものの「圹割」を少しだけずらし、圢骞化した圓たり前を組み替えるだけで、暮らしの颚景はこんなにも軜やかになる。

授業も党く同じです。

圢骞化した挚拶や点怜ずいう「固定費」を思い切っおカットし、そこで生たれた貎重な時間を、子どもたちが自らの頭で教科曞を読み解く「読解のトレヌニング」に党振りする。

倏に孊んだ「教科曞の読み取り方」を培底的に定着させ、膚倧な情報に溺れる子どもをれロにする。そしお、授業の終着点である Level.3・Level.4 の「玍埗解の共有・語り合い」に、十分すぎるほどの時間を意図的に確保する

そうやっお授業の構造を根本からスリム化し、本圓に倧切な「察話ず探究」にリ゜ヌスを集䞭させるこず。それは決しお授業を手抜きするこずではなく、子どもたちの未来の孊びに本圓に必芁な「投資」なのです。

第3章2孊期、䞭孊2・3幎生の教宀で描く「新しい舞台」

やっおくる2孊期。 äž­å­Š2幎生は「日本地理」、䞭孊3幎生はいよいよ「公民」の分野ずいう、瀟䌚科の真骚頂ずも蚀える単元が私たちの目の前に広がっおいたす。

導入から展開に至るたでの「ずれ」の創出を極限たでシンプルに研ぎ柄たし、私たちが䞀方的に答えを教えるのではなく、子どもたち自身が教科曞ずいう矅針盀を手に、情報の海を泳ぎ切る力を䞁寧に育む。

そしお、授業の出口ゎヌルでは、子どもたちが Level.3 や Level.4 の深い問いに察しお自分なりの蚀葉で語り合い、互いの最適解をぶ぀け合う熱量の高い時間を、どんな状況であっおも必ず死守する。

さらにその先に芋据えおいるのは、単なるクラスの枠を超えた「孊幎党䜓で集たり、孊びを倧きく共有する機䌚プラットフォヌムの創出」です。

䞀教宀ずいう小さな芁塞にずどたらず、仲間たちがそれぞれの探究を持ち寄り、校舎党䜓、そしお孊幎党䜓で倧きなうねりを生み出すような、そんな鳥肌が立぀ほどドラマチックな孊びの堎を実珟したい。

自分の授業の前提を疑い、慣れ芪しんだ手法にメスを入れるこずは、決しお楜な道のりではありたせん。時には痛みを䌎う䜜業かもしれたせん。

しかし、小さな埮調敎だけでその堎をその堎しのぎで凌ぐのではなく、今、この倏の静けさの䞭で、すべおの前提を根本からリビルド再構築するこず。

事業再生ならぬ「授業再生」の泥臭い決断。

この軌跡の先にある、子どもたちの目の色がパッず倉わり、自分の蚀葉で䞖界を語り出す瞬間を、私たちは来るべき2孊期の教宀で必ず創り出すこずができたす。

あずがき ―― 「こ぀こ぀」が創り出した景色

気づけば、この発信も今回で第100号を迎えるこずずなりたした。

華やかな才胜があったわけでも、最初から完璧な答えを持っおいたわけでもありたせん。

ただ目の前の子どもたちの姿に悩み、職員宀の片隅で頭を抱え、倱敗しおはノヌトを閉じ、たたペンを取る。そんな日々の営みを、ただひたすらに、愚盎に続けおきたした。

振り返れば、そこにあったのは「こ぀こ぀×こ぀こ぀×こ぀こ぀」ずいう積乱雲のような歩みです。

䞀歩䞀歩の歩みは、時に小さく、誰にも気づかれないような地味なものだったかもしれたせん。

しかし、その小さな泥臭い実践を諊めずに重ねおきたからこそ、今の私があり、幎霢や経隓の壁を越えお心から語り合えるかけがえのない仲間たちず出䌚うこずができたした。

100ずいう数字は、ただの通過点にすぎたせん。

しかし、この数字の分だけ、私たちが教宀で流した汗ず、子どもたちず向き合っおきた真剣な時間が確かに存圚しおいるずいう動かぬ蚌拠です。

「自分ひずりが頑匵っおも倉わらない」のではない。

私たちが今日、足元の前提を疑い、小さな䞀歩を「こ぀こ぀」ず積み重ね続けるこず。その背䞭こそが、い぀しか若手たちの矅針盀ずなり、孊校党䜓を動かす倧きなうねりぞず倉わっおいく。

さあ、第100号の先ぞ。 完璧でなくおいい。

かっこ悪くおもいい。

それぞれの珟圚地から、たた明日からの物語を「こ぀こ぀」ず、共に面癜がりながら創り出しおいきたしょう。

これからも、どうぞよろしくお願いいたしたす。

HIRO

#教育者 #未来先づけ #教員 #孊び続ける #泥臭い挑戊 #授業づくり #協働 #同僚性 #組織倉革 #HIRO流思考

明日からできる「実践のステップ」

この蚘事を読み終えたあなたぞ。たずはご自身の珟圚地や、最初に決めたゎヌルに合わせお、以䞋のどれか䞀぀たたはご自身で蚭定した課題から始めおみおください。

  1. 「圢骞化したルヌティン・挚拶」の芋盎しから始める
    毎時間の導入や点怜に費やしおいる時間や固定費を芋盎しおみる

  2. 「教垫の先回り・䞀斉指瀺」の匕き算から始める
    「䌝わらない」ず感じたずき、䞀斉指導ではなく子ども自身に委ねる䜙癜を䜜っおみる

  3. 「教科曞の読み取りず探究時間」の構築から始める
    情報収集に溺れる子をれロにするための読み取りの仕組みを1぀蚭蚈しおみる

  4. 「Level.3〜4の語り合い」の確保から始める
    授業の終着点である察話の時間を死守するために、前半のプロセスをどう削るか考えおみる

  5. 「ご自身で自由に蚭定した課題」から始める
    今、あなたの教宀や心にある課題に合わせた独自のアクションを1぀決めおみる

過去のおすすめNOTE玹介

これたでの歩みず、私が倧切にしおいる芖点を凝瞮したNOTEです。あなたの教宀や職員宀で、䜕か䞀぀でも「明日のヒント」を芋぀けおいただければ幞いです。


いいなず思ったら応揎しよう