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【北海道&東日本パスの旅①】(飯山~酒田)初っ端から予定が狂う


みなさまこんにちは。
低くてやや硬めの枕が好みのとものしんです。

この頃暑さで出歩くのをためらいがち。そんな時は過去の旅行記でも書き連ねよう、ということで(?)北海道&東日本パスを使って鉄分濃いめの旅をした時の記録をお届けします。
(注:これは2021年7月の旅行記ですので、列車の時刻や車両、料金、サービス等現在と異なる場合がありますのであらかじめご了承ください)


旅立つ前に

まだコロナ禍で、行動制限は無いけど遠出するには慎重な判断が必要だった2021年夏。自分は体調不良で当時勤めていた会社を退職し、次の仕事に就くまでの休養期間にあてていた。次第に回復してくると、じっと家にこもっているのも何だかもったいなく感じるようになり、せっかくまとまった時間があるならと長期の旅に出ることにした。

今回の旅で使ったのは北海道&東日本パス。青春18きっぷのエリア限定版のようなものだが、多少使用条件が異なり、最大の障壁は7日間連続使用ということ。なので、利用するのはこれが初めてだ。

今回の旅の主な目的は以下の二つ。
・東北から北海道にかけての未乗路線を乗りつぶす
・このエリアの鉄印を収集する
あまり体に無理の無いようプランニングしたつもりだが、特に観光もせずほぼひたすら鉄道に乗りつくすこととなる。まあ、自分で考え自分が満足するのだからいいんですけどね。

1日目(2021年7月12日)

薄日差す夏の朝

飯山駅から始発列車に乗りいよいよスタート。天候はまずまずで今日も暑くなりそうだが、ほぼ空調の効いた車内で過ごすから心配ないか。

がら空きだった車内も、県境を越えて新潟県に入ってから続々と学生が乗り込む。まだ夏休み前だものね。

十日町でしばらく停車。学生はほとんど降りていった。

ローカル列車も世代交代

越後川口で上越線に乗り換えて長岡へ。既に会社や学校は始まっていると思うが結構混みあっていた。長岡で新潟行きの快速を待っていると、やってきたのは国鉄型車両の115系。新潟地区は新型車両にほぼ置き換わったはずなので、これは幸運。

新旧の車両が並ぶ。これも貴重な記録となる

晴れ間がのぞいたかと思いきや、突然雨が降り出すなど不安定な天候の下、うなりを上げるモーター音と直角のボックスシートから眺める車窓に古き良き鉄道旅の良さを感じつつ、新潟に到着。在来線ホームも一部高架化されて様変わり。

アーチ状の屋根の下を列車が行き交うターミナル

新潟からは白新線経由の羽越本線村上行きに乗車。今度は新型車両だった。
しばらく走ると車窓には一面に緑のじゅうたんが広がり、さすがは米どころ。

どこまでも続く田んぼの中を疾走

坂町で降り、米坂線で米沢へ抜けるルートも検討したが、結局そのまま日本海沿いを北上することに。

この翌年、大雨により米坂線は甚大な被害を受け、現在も大半の区間が運休となったまま。結論は出ていないがこのまま廃線となりそうな気配だし、この時乗っておけばと後悔。

穏やかな海を眺めながら

列車は終点の村上に到着。乗り換えの列車まで時間があるので駅の外に出てみる。決して町はずれに位置しているわけではないが、特急も停まる主要駅にしてはあまり活気が感じられない。

人気のない昼下がりの駅前

駅から少し歩いたそば屋で昼食を食べ、再び改札をくぐる。

ホームに停まっていたのは電車ではなく、こちらも最近導入されたハイブリット式ディーゼルカー。この先のデッドセクションで使用する電気が直流から交流に切り替わるのだ。特急列車は交直流車両が難なく通過するが、本数も少ない普通列車は昔からこうした運行形態。県境も近く需要も少ないからなのか。

鉄道もハイブリッドが主流の時代

2両編成でもワンマンカーは前の車両から降りるので、乗客は前の車両に集まると思い、後ろの車両に乗り込み海側の席を確保(前の車両も空いてたけど)。

しばらくすると進行左手には日本海が見えてきた。列車はこの先笹川流れという景勝地を通り、これまでの田園地帯とうって変わって車窓には大海原が広がる。車両が新しいのはいいけど、カーテンを省略したUVカットガラスのため、実際の景色より車窓がやや暗く映るのがちと残念。

穏やかな日本海。遠くに見えるのは粟島
海沿いの絶景区間が続く(ピンボケ失礼)

えっ動かない⁉さあどうする?

のんびり車窓を眺めながらの至福の時間が過ぎていくが、気がかりな点がこの先の運行状況。実はこの日、大雨の影響により秋田県内で運転見合わせの区間があることを長岡での乗り換え待ちの時に知ったのだ。

ただ、雨はすでに止んでおり、いずれ運転再開するだろうと期待してこまめに運行情報をチェックしながら旅を続けてきた。しかし、山形県の酒田から先の区間が一向に動く気配がない。今日は秋田県の由利本荘まで行く予定なのだが…。

鶴岡に停車中

2時間を超える長い乗車を終え、列車は終点の酒田に到着。駅で再度運行状況を確認すると、なんと終日運転見合わせの表示が!代行輸送もなく、完全に足止めとなってしまった。大きな被害の情報はないが、やはり線路の点検に時間がかかるのだろう。

万事休す

一縷の望みをかけ、近くのバスターミナルへ行ってみると、路線自体はあるもののコロナ禍の影響により運休中とのこと!(仙台から酒田を経由して由利本荘まで行く高速バスがあり、酒田から区間乗車が可能だった)

後はタクシーしかないが、結構距離がありホテル代より高くついてしまう。
幸い酒田駅近くのホテルを確保できたので、本来泊まる予定だった由利本荘のホテルにはキャンセルの連絡を入れ(通常なら当日キャンセルで宿泊代金と同額のキャンセル料がかかるが、状況を配慮してくれたのかキャンセル料は取られなかった)、本日の行程はここで終了。

明日は始発から動く予定らしいが、初日からアクシデントに見舞われ不安と疲労のつのる1日となった。

わずかな空室をギリギリでゲット

②へ続く


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