編集者目線で考える、「あとがき」の役割と書くときのポイント
こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
今回お伝えする内容は、小説や文芸といったフィクションを除いた、いわゆるビジネス書や人文・心理、健康実用書といったノンフィクションジャンルの場合という前提で読み進めてください。また、個人的な独断と偏見が入っていることもご承知おきください。
先週、このnoteで、弊社のメインジャンルである「ビジネス書」「自己啓発書」「人文・心、健康実用書」といったノンフィクションジャンルにおける「まえがき」について、その重要性と役割、そして、どんな要素を盛り込めばいいのか? についての記事を書きました。
今回は、書籍の締めくくりとなる最終パーツ「あとがき」についてお伝えします。本によっては「おわりに」となっていますが、「あとがき」も「おわりに」も基本的には同じです。
「あとがき」の2つの役割
私が考える「あとがき」の役割は、大きく2つあると考えています。
①読者に行動してもらうために、やさしく背中を押す
1つ目は、ここまで読んでくださった読者の方に、伝えてきた内容を行動に移してもらえるよう、やさしく背中を押すことです。文字を通じていろいろお伝えしてきたことを行動に移してもらって、その読者の方の人生や日常が変われば、その本を出した存在価値と意味が実証されるわけです。それは、著者さんや編集者にとって最高の喜びであり、ごほうびでもあります。
②著者のファンになってもらう
2つ目は、著者さんのファンになってもらうことです。読者の方に「この本を読んで良かったな」とか、「この著者は、人間的にも魅力的なんだな」といったことが伝われば、もしかしたら、その著者さんの次回作が出れば、読んでくださるかもしれませんし、SNSや口コミで語りたくなるかもしれません。それは、著者さんにとっても、その作品にとってもプラスに働きます。
では、この2つの役割を果たすために、「あとがき」ではどんな点に注意すればいいのか?
私が考える、「あとがき」を書くポイントは、大きく3つあります。
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