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【出版の裏偎】「本づくり」ず「カレヌづくり」の意倖な共通点

こんにちは。
フォレスト出版の森䞊です。
 
瀟内での䌁画䌚議が通っお、「さあ、著者さんず本づくりがスタヌト」ずいうタむミング、぀たり、䌁画通過埌、線集者ず著者の間でどのようなコミュニケヌションをずるのか
 
そんなテヌマに぀いお、線集者の端くれずしお20幎以䞊で培っおきた経隓や知恵を亀えながら綎っおみたいず思いたす。なお、察象ゞャンルは、匊瀟のメむンゞャンルである「ビゞネス」「自己啓発「人文・心理」「健康実甚」ずいった、ノンフィクションゞャンルであるこずをご承知おきください。



䌁画通過スタヌトラむンに立っただけ

匊瀟では線集郚内での䌚議、営業ずの䌚議、そしお、経営陣ずの䌚議ずいう回の䌚議があり、そのすべおが通っお初めお「䌁画が通過」ずいう流れになっおいたす。぀たり、䌁画を通すたでに回の䌚議を通さなければいけないわけです。出版瀟によっお回ずか回ずか、さたざたなパタヌンがあるようですが、フォレスト出版では回の䌚議がありたす。
 
それぞれの䌚議の詳现は、䞋蚘の蚘事に曞いおありたすので、興味のある方はチェックしおみおください。
 

 
今回は、「䌁画が通っお刊行が決定した」ずいう時点からのお話ができたらず思いたす。
 
䌁画が通ったずいうこずは、「やっず本づくりのスタヌトラむンに立った」ず蚀えるわけです。このスタヌトラむンで著者ず線集者ではどのようなコミュニケヌションをずっおいるのか たず、この時点で぀に分かれたす。

①著者候補にただオファヌせずに、䌁画だけ先に通したパタヌン

぀目のパタヌンは、著者さんにはただ接觊しないたた、線集者がある著者さんを想定しお䌁画しおいた堎合です。

たず、想定しおいた著者さんにオファヌしお、「ぜひこの䌁画テヌマでご執筆いただけないか」ず口説きに行く必芁がありたす。特に、すでに䜕冊も本を曞かれおおり、ベストセラヌも出しおいる著者さんを想定した䌁画は、このパタヌンが倚くなりたす。人気の著者さんの堎合が倚いですから、すでに出版瀟からの執筆䌁画を抱えおいるケヌスも十分にありえたす。だから、䌁画がただ通っおいない時点でオファヌするこずがなかなか難しいわけです。もし、䌁画が通る前から䌁画立案の時点からご協力いただいお、それで「䌚議で通りたせんでした」ずいうわけにはいかなくなるからです。瀟内で䌁画を䌚議に通しおから、著者さんにオファヌするずいうパタヌンです。

このパタヌンは、䌁画そのものを著者さんに説明し、その趣旚にご玍埗いただいお、぀たり口説いた圢で執筆に入っおもらうずいう段取りになりたす。

②著者ず線集者が二人䞉脚で、䌁画曞づくりからご䞀緒したパタヌン

もう぀のパタヌンは、䌁画立案の時点ですでに著者さんずお䌚いしおおり、二人䞉脚で䌁画曞づくりをご䞀緒しおいるパタヌンです。䌁画立案時点から、想定しおいる著者さんにご連絡し、
 
「このような䌁画テヌマを考えおおり、あなたに曞いおいただきたい。ただ、たず䌁画䌚議を通す必芁があるので、䌁画曞づくりからご䞀緒しおいただけないか」
 
ずいうパタヌンです。
 
このパタヌンは、䌁画曞づくりからご䞀緒しおいるので、䌚議が通ったずきに「スタヌトラむンに立おたこず」に察しお䞀緒に喜ぶこずができたす。そしお、今埌の進め方ずずもに、原皿づくりに぀いおミヌティングするこずになりたす。
 
ただ、䌁画が通ったず蚀っおも、ただスタヌトラむンに立っただけ。喜ぶのは束の間、ここからが本圓の勝負のスタヌトであるこずをお互い再認識したす。

䌁画内容をすり合わせお、執筆パタヌンを決める

どちらのパタヌンにせよ、たずミヌティングでお話しするのは、通した最新の䌁画曞を芋ながら、今回の䌁画のコンセプトや読者察象、その読者察象にどんなメリットや気づきをご提䟛するのか、ずいった党䜓像のすり合わせをしたす。
 
その埌、萜ずし蟌んでいる仮構成案目次案に぀いおも、それぞれの考えや事䟋、その方向性を確認したす。
 
そのすり合わせができたら、原皿は「ご自身が曞くのか」、それずも、「ブックラむタヌさんに入っおもらっお取材ベヌスで曞くほうがいいのか」を怜蚎したす。
 
個人的な経隓倀からするず、著者ご自身で曞いおいただくほうが、あがっおきた原皿のご本人の䌁画テヌマに察する熱意や想いが入っおいる、いい原皿が倚いので、ご自身で曞くこずをおすすめしおいたす。
 
ただ、どうしおも時間的な䜙裕がない方や、考えや思考、ノりハりずいったこずは䞀玚品なものをお持ちなのですが、それらを蚀語化、文章に衚珟しお萜ずし蟌むこずが苊手な人も䞀定数いらっしゃいたす。我々の䞻戊堎である、ビゞネス、自己啓発、人文・心理ずいったゞャンルでは専門的な本業がある方が倚く、文章づくりは苊手意識がある」ずいう方も倚くいらっしゃいたす。
 
曞籍の䞀番の目的は、著者さんがお持ちの専門の知識や経隓、知恵を、䌁画テヌマに合わせお、読者の皆さんにわかりやすくご教瀺いただくこずです。
 
もちろん、著者さんの文章力があるに越したこずがないですし、ご自身でお曞きになれるならできるだけ曞いたほうがいいのですが、もしどうしおも文章を曞くのが苊手ずか、曞く時間が確保できないずいうこずでしたら、文章蚀語化のプロであるラむタヌさんに入っおいただいお、著者さんにむンタビュヌ取材をしながら原皿づくりをするずいうケヌスもありたす。

著者は䞀玚品の食材の提䟛者、線集者は調理人

著者さんご自身でお曞きになる堎合でも、ラむタヌさんに入っおもらっお取材むンタビュヌ圢匏で原皿づくりする堎合でも、必ずお䌝えしおいるこずがありたす。
 
それは、原皿づくりは「おいしいカレヌ屋でのカレヌづくりに䌌おいる」ずいうこずです。カレヌづくりにせよ、原皿づくりにせよ、カレヌを食べに来おくださる方、たたは読者の方に「おいしい」ず思っお、ご満足いただく商品をご提䟛する必芁がありたす。
 
著者の方には、お肉やニンゞン、玉ねぎ、ゞャガむモずいった䞀流の食材・倶圚を提䟛しおいただくこず圹割があり、䞀方、線集者は、自分の埌ろにいる未来の読者の皆さんの芖点、今たで培っおきた知芋や知識、時には感芚に基づいお、スパむスを入れたり、調理する圹割がありたす。
 
だから、線集者は、著者さんがお持ちの䞀流の材料を、できるかぎり出しおもらえるようにお願いしたす。出し惜しみはしおほしくないわけです。出し惜しみでなくおも、著者さんが圓たり前すぎお気づいおいない、でも線集者偎が気づいた䞀流の食材があれば、それも指摘しお出しおいただく堎合もありたす。
 
原皿の量も、理想的にはこちらが想定しおいる量の1.2倍曞いおもらっお、そこからおいしいカレヌに濃瞮しおいくずいうむメヌゞです。

「四則挔算」で調理しながら、䞀玚品の矎味しいカレヌに仕䞊げる

調理人である線集者が、著者さんやラむタヌさんからいただいた原皿ずの向き合う線集䜜業の぀に、「四則挔算」がありたす。
 
四則挔算ずは、ご承知のずおり、足し算、匕き算、掛け算、割り算のこずですが、線集者がどうしおもできないこずがありたす。
 
それは「足し算」です。
 
原皿の匕き算なら削陀、掛け算なら原皿の合䜓・濃瞮、割り算は原皿芁玠の分割ずいった圢で、線集者偎でも原皿を敎えおいくこずはできたす。ちなみに、匕き算にしろ、掛け算にしろ、割り算にしろ、すべおセンテンスレベルのものからパラグラフレベルのものもありたす。
 
ただ、足し算は、流れをよくするための぀なぎやセンテンスを足すぐらいなら線集者でもできるのですが、必芁な玠材が出おきた堎合、その玠材は著者さんがお持ちなので、その材料を远加でいただくこずが必芁になっおきたす。
 
いわゆる「加筆」です。
 
校正ゲラにする前のワヌド原皿の時点で気づけば、それを著者さんに芁求する堎合もあれば、校正ゲラになっお読み進めおいくなかで気づく堎合もあり、その際は校正ゲラに加筆いただく圢になりたす。
 
著者さんには䞀流の食材を甚意しおいただき、線集者はその食材を最倧限に生かしお、読者目線や経隓倀からスパむスを入れたり、四則挔算を䜿っお調理し、最高のカレヌを぀くる――。
 
著者ず線集者は、それぞれそんな圹割をもっお本づくりをしおいるず考えおいたす。
 
これが、「本づくり」ず「カレヌづくり」の意倖な共通点ず申し䞊げるゆえんです。
 
なお、ここで曞き蚘したこずは、あくたで本づくりに察する私の個人的な解釈であり、「䞀般的にいわれおいるこずではない」ずいうこずだけは、最埌に付け加えさせおください。

 
▌同じテヌマで、Voicyでも話しおみたした

 

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