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機能不全家族に育った私が、義実家に抱いた、ドス黒い感情

冒頭から、おどろおどろしいタイトルで失礼します。

今回は、毒強めです。

先日、義父母に穏やかな声で電話する夫の「親孝行」を書きました。

これと関連する話になります。

先日、義父が焼肉に誘ってくれたので、行ってきたんです。

集まったのは、義父母、夫、私、息子と夫の弟(独身、義父母と同居)の6人。

私たちが義父母に会うのは、ゴールデンウイーク以来。

病気療養中の義父なので、外のお店で会うのは、かなり久しぶりです。

皆で美味しくお肉をいただき、その後、そのままコーヒー店に移動してくつろぎ、ゆったりした時間を過ごしました。

息子は途中で飽きてしまいましたが、黙ってYouTubeを見ててくれたので、大人5人でゆっくり話ができました。

そこで改めて私が思ったことは、

「義母も夫も義弟も、義父にすごく気を使って話をしていないか?」

ということです。

以前から感じてはいましたが、今回は特に感じました。

「義父は大病して、気が弱っているから」

というのもあるし、

「義父の機嫌を損ねると、面倒くさいから」

というのもあると思う。

でも何というか、

「義母も夫も義弟も、みんな優しすぎ。義父は王様か? それとも、皆があやして可愛がるゼロ歳の赤ちゃんか?」

と、私はとても居心地悪く感じました。

こんな風に感じる自分は、単に性格が悪いのか?

それとも、私が優しい言葉をかけ合うことがない機能不全家族の中で育ったから、感覚が異なるのか?


夫の実家は私から見ると、ごく一般的です。

大黒柱で世帯主、家の中心の「お父さん」だった義父。

暴君でもDVでもないけれど、自分中心で家庭が回っているのが当然という考えの世代。

そして、そんな夫を立てて、子育てと家事を堅実に引き受け、家庭を守ってきた専業主婦の義母。

その構図がそのまま、親が80代、子が50代になっても続いているんです。

「うちの親父はあまり空気は読めてないけど、別に悪い人じゃないから」

と夫は言う。

うん、分かる。

でも、それにしても、夫も義母も義弟も優しい。

義父の体調のこと、病院通いのこと、義父が行きたいところ、今やってみたいこと、などなど、丁寧に聞いてあげている。

義父が言うことを絶対に否定しない。

うんうん、と寄り添う。

私はお嫁さんだから黙って聞いてるけど。

実の娘だったら、絶対に口答えする。

別にお父さん主役の、お父さん中心の会食じゃないし。

「せっかく孫が来たんだから、自分の話ばかりしないで『学校はどう?』とか『夏休みどう?』とか聞いたら?」

とか、

「私たち夫婦に対しても『最近はどう?』って聞いたら?」

って厳しく言ってしまうと思う。

加えて、

「自分のことばかりじゃなくて、お母さんのことも気にしてあげなさいよ」

って言うと思う。

娘を持たない義父は、こんなこと言われたこと、一度もないだろう。

父親が無口で家族の会話がなかった家庭に育った私からすると、夫の実家の「お父さんを立てる」という雰囲気が、いつも居心地悪い。


ドス黒い感情①〜免許返納について

80代半ばの義父ですが、運転免許返納の意思は全くなく、むしろ現役時代は運転手だったので、運転には自信満々。

周りも本人のプライドを傷つけたくないのか何も言わず、好きに運転させている。

私が娘だったら、無理にでも返納させると思う。(自動車がなくても生活できる場所に住んでます)

池袋で高齢の上級国民が運転事故を起こして、母子が犠牲になった事件の報道でも、

「信じられないよなあ」

と義父が言うので、何が信じられないのかと思ってると、

「自分は運転であんなミスは絶対にしない」

と言うのです。

その時はさすがに私も、

「そういう思い込みが危ないんですよね〜」

と軽めに反論したけど、夫も義母もスルーしてた。

同じく小さな孫がいる高齢者として、

「自分も気を付けないといけないよなあ」

という自重するような台詞が出てこないことに、むしろ私は驚いた。


ドス黒い感情②〜コロナ禍の自粛について

コロナが5類になった時に義父は、

「自分に残された時間は少ないのに、コロナで色々な制約があって自由に過ごせなかった。貴重な数年間を無駄にした」

とブツブツ言っていた。

まあ分からなくもないけど。

でも、80代の数年より、

.キャンパスライフが送れなかった大学生
.机を囲って給食が食べれなかった小中学生


彼ら学生の数年の方が、よっぽどかけがいのない時間だと思う。

そういう我慢をせざるを得なかった若者たちの存在を想像もせずに、

自分ガー
自分ガー


っていうのって、とても残念。

でも夫は、

「もう老い先短い親に、厳しいこと言っても仕方ないでしょ」

と言っている。


一方、私の実家では「父を立てる」ということが一切なかった。

私の両親は共に公務員だったので、父だけが稼いでいた訳ではないし、むしろ父は稼ぐだけ。

母は稼ぎつつ、子育てや家事もやってた。

私は父の存在を有難いとも思わなかったし、気を使って話すこともなかった。

こっちが物心つき、社会に出ると、父の人としてのどうしようもなさも再認識し、父に発する言葉もキツイものが多かった。

私だけでなく、私の母や弟も、父に対して優しい言葉をかけることはなかった。

私の育った家庭自体が、相手をいたわるような優しい言葉がけをするような家庭でなかったのだ。

両親と連絡を絶つようになるまで、それは変わらなった。

これはこれで、かなり欠落した状態だったから、義実家ではニッコリ笑って周りに合わせてればいいのに、それがなかなか難しい。

いつも「娘」として一言、ガツンと言いたくなってしまう。


以前、義父が入院していた時、夫の運転で義母、義弟の3人で病院を訪れたことがあった。

その日、帰ってきて夫がこういった。

「やっぱりお袋や弟と話すと緩いっていうか、気楽でいいよな。何も考えないで済む」

夫曰く、私と息子との家庭では、「障害児の親」として、色々やるべきことや自分の役割もあって、気が抜けないそうだ。

まあ正直、夫は別に何も背負ってないけどね。

家計を担う大黒柱でもないし、障害ある息子を率先して看ている訳でもない。

でも、実家がくつろげる場所と感じられるのは健全なことだと思う。

夫よ、私と息子の家庭で息苦しくなった時は、実家で心を休めてください。

以上、ドス黒い感情の話でした!


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