部下①と部下②の異常な関係
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
前回は、公務員生活で一度だけ、休職しそうになった時のことを書きました。
私の場合、休職しそうになった理由として、3つありました。
①希望しないバックヤード業務に出戻り
→窓口のザワザワ音に、ミソフォニア(音嫌悪症)が悪化
②事実上強制の土曜日出勤
→子供が電車に乗れない不安定な時期、放課後デイサービスの土曜日プログラムは「電車でのお出かけ」のため、苦悩しながら預ける
今回は最大の理由となった、3つ目の理由「部下との関係」を書いていきます!
「部下との関係」、それはつまり、「上司との問題」だった
これはですね、中間管理職の方は経験があるかもしれませんが、要は、
「困ったちゃんの部下に対し、懸命に対応したのに、上司が部下の味方をしたため、心が折れた」
簡単に言うと、そうなります。
この時期、私の勤務する病院で、あるプロジェクトが始動しました。
病院全体で取り組む、結構大きなプロジェクトです。
プロジェクトチームが組織され、対応分野ごとに4つのチーム(A~D)に分かれました。
そして、各チームごとにリーダーとサブリーダー、事務局を選出することになりました。
私の係からは、BチームとCチームの事務局の職員を選出するよう、課長から指示がありました。
そこで私は、Bチームに中堅男性職員、Cチームに若手女性職員、をそれぞれ事務局に選出しました。
私自身がCチームのサブリーダーになったため、若手女性職員を同じチーム内でサポートしつつ、事務局として経験を積んでもらうのが狙いです。
この若手女性職員は、私と同じく4月に異動してきています。
彼女は病院勤務が初めてで、異動当初は分からないことが多かったと思います。
Bチームの事務局となる中堅男性職員は、とても面倒見の良いタイプで、当初から、この若手女性職員をかなりフォローしてあげていました。
彼女(若手職員)も完全に彼(中堅職員)を頼っていました。
いつしか、彼と彼女は不自然なまでに「ベッタリ」な関係になっていました。
別に性的な意味はなくとも、見ていて気持ちの良いものではありませんでした。
彼女は彼に依存するあまり、他の職員とコミュニケーションを取ろうとしなくなりました。
何かあれば、全て中堅職員に聞く。
なので、中堅職員がいないと、彼女は業務が進まない。
中堅職員が残業する日は、彼女も一緒に残業する。
中堅職員が退勤する時間に、彼女も一緒に席を立ち、帰る。
しまいには、中堅職員が休みの日は、彼女も休むようになりました。
(一緒にディズニーにでも行ってるんじゃ?って噂がたったくらいです。ちなみに、二人とも既婚者です 汗)
さすがにそれでは業務が回らないので、彼女には「彼」に頼りすぎないで、まずは自分でやってみる、それでも分からない場合は上司である私に相談するように伝えました。
また、中堅職員にも、
「あなたの面倒見の良さが、かえって彼女自身の育成を阻んでしまう」
「あなたたちの様子は正直、問題となっている。仕事とは無関係な私語も多すぎる。周りから指摘も受けているので気を付けて欲しい」
と伝えました。
二人とも、黙って話は聞いてくれました。
けれど、二人の依存関係は続き、改善には至りませんでした。
あり得ない上司の対応
こうした経緯もあって、私は冒頭のプロジェクトチームで、若手女性職員を自分と同チームにして、改めて育成していこうと考えました。
ところが、です。
係内でチームの割り振りについて伝え、課長にも選出メンバーを報告した、その数日後。
私は課長に呼ばれ、こう聞かされたのです。
「りらさんが考えてくれたプロジェクトチームのメンバーだけど、昨日〇〇君(中堅男性職員)から『△△さん(若手女性職員)を自分と同じBチームに変えて欲しい』と言われた」
な~に~???(クールポコ風に)
課長に直談判とは、ビックリです。
さらにビックリしたのが、課長がそれを承諾してしまったのです…(笑)
今だから「笑」と書けますが、当時は聞いた瞬間に「プッツン」と何かが私の中で切れました。
こっちは色々考えた挙句、少しでも二人の依存関係を減らそうと決めたことなのに……
しかも驚くべきことに、課長はこの二人のベッタリの関係に、ほとんど気づいていなかったのです。
二人の席は、課長の目の前なのに……開いた口が塞がりませんでした。
課長よ、あなた以外はみんな気づいていて、私は周りから「目に余る」って文句言われているくらいなのに。
そりゃ課長は超多忙で、席も外していることが多いとはいえ、あまりに鈍感すぎませんか?
で、中堅男性職員から、
「自分は忙しくて、1人ではBチームの事務局はできない。だから△△さんも一緒にBチームの事務局にしてくれれば、2人でこなせる」
と言われ、説得されてしまった課長。
「どうして断らなかったのですか? △△さんはCチームに決まったのに、おかしくないですか?」
と、さすがに私も言いましたが、課長としては結局、
「デキる中堅男性職員で職場がまわっているので、できれば彼を敵にまわしたくない」
というのが本音だったんですね。
実際、中堅職員の方が課長より病院業務に詳しいし、何なら課長より年上だし、課長としては頭が上がらないんです。
新米の管理職が、長く現場にいるベテラン職員に頭が上がらない…
これも、公務員の出先機関で「あるある」だとは思いますけどね。
でも、私としては、部下のことを考えて出した結論を、180度ひっくり返されたため、
「もう知らん! こんな職場知らんがな!」
って感じでした。
これが3つ目の要因となり、
「絶対に来年度は異動する。それが叶わなかったら年休を使いまくって、最後には休職する!」
と、私の決意はより強固になりました。
そして年度末。
私の異動は、課長の判断で決まる。
そう、中堅男性職員の言い分に全面的に降伏した上司です。
この課長が私の異動の願いをちゃんと聞いてくれるのか……不安ではありましたが、信じるしかありませんでした。
つづきます。
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