日光にて②
日光山は、比叡山、東叡山(上野の寛永寺)に並ぶ天台宗三本山の一つ。
日光山輪王寺入り口には日光開山の祖、勝道上人像が巨大な岩の上に堂々と建っていた。
日光東照宮
私は40年以上も前に、日光に来たことがある。
両親と弟、双方の祖母との家族旅行だった。
だが日光東照宮の記憶だけがない。
中学1年の夏休み、12歳だった。
神社仏閣に興味がなかったのか。
行けば思い出すかと思ったが、杉並木の参道を歩いても、東照大権現の石鳥居をくぐっても何も思い出さなかった。


で始まる大河ドラマが好きでした
神厩舎の三猿を見上げる。
三猿は幼少期の子猿で、子どもには良くないものを見せない、言わせない、聞かせないという意味がある。
大人が余計なことを言わないってことだ。
「AIか?」とかね。
お口巾着を誓う。

いよいよ陽明門をくぐる。
順路に従い列に並び、坂下門へ。
坂下門の眠り猫を見て、奥宮への階段を上る。
一段一段が大きい一枚岩の急な階段だ。
207段を黙々と進んだ。
しんどいやないのー。
その先に家康公の墓所、御宝塔と鶴の彫刻。

雨がポツポツ降ってきた。
階段を降りる。
下りは早い。
階段を上ってくる人はだいたい息が切れている。
本殿を見学した後、本地堂で「鳴き龍」を見学。
人は多いが、混雑しすぎないようにコントロールされている。
外国人観光客も多い。
見学前に「No photo, No video, No clap」の注意をみんなで聞く。
天井絵の龍の真下で案内のかたが拍子木を打つと、その音が共鳴して響く。
まるで龍が鳴いているように見立てる。
鳴き龍の実演に「Oh!」「おお...」と声が上がる。
説明のかたは、「みなさんの反応がいいので、通常より2回多く鳴らしました。」と言って笑いを取っていた。
私は「毎回言ってるんじゃないのー?」
と、思ったが言わない。
お口巾着。
陽明門をじっくり見る。
508体の彫刻。
見飽きず、見ていたら日が暮れることから、別名「日暮らし門」
お子が遊ぶ様子など、意外にもかわいい場面の彫刻が多い。
こちらは中国の教え(故事)からの場面。


たとえ自分が洗髪中でも
人の話を聞いてあげる
有名な眠り猫は、猫がまどろむような平和な世の中を願ったシンボル。
絢爛豪華な東照宮だが、そのあちこちに安寧の世、平和への祈りを込めた建築なんだと思った。

この辺りでよみがえる
昔の家族旅行の思い出
おばあちゃんと眠り猫を見た
祖母たちとの旅行で、
奥宮への急な階段は上らなかった
日光金谷ホテル
クラシックホテルへの憧れがあり、日光金谷ホテルに宿泊した。
宿泊者向け館内案内ツアーがあるとのことで、部屋でコーヒーを飲んでから、集合場所のロビーへ。
ツアーガイドは、金谷ホテルに長年勤務されている男性だ。



アインシュタインやヘレン・ケラーが宿泊されたそう。
当時の宿泊カードが展示されている。
児童伝記シリーズが思い出されるわー。
夕食はメインダイニングでフランス料理。
寛いで食事できる。


BAR DACITE

「デイサイト」
大谷石の暖炉、日光彫を施したテーブル、いい音のジャズ。
オレンジジュースたっぷりめのバレンシア。
ホスピタリティにもインテリアにも
うっとりの日光金谷ホテル。


翌日は大雨で、霧が立ち込める山の風景を見ながらドライブ。
早めに帰路に着いた。
旅のおまけ

「岩下の新生姜」シリーズ
