全ての副業マンに捧ぐ|副業で結果が出ない人ほど、別の副業が魅力的に見える。これ僕です。|【無料特典付】

中途半端で浮気性な僕は、今日も新しい穴を掘っている。
僕には、昔からひとつの悩みがあります。
ひとつのことが、続きません。

スノーボード。
ギター。
英語。
Twitter。
ココナラ。
副業。
YouTube。
人生を振り返ってみると、
僕の後ろには、
深さ47cmくらいの穴が大量に空いています。
怖いです。
何の工事でしょうか。

成功者は、ひとつの穴を掘り続ける
世の中ではよく言われます。
「成功したければ、ひとつのことを続けろ」
「一点集中しろ」
「結果が出るまでやめるな」
なるほど。
確かにそうです。
成功する人は、
ひとつの場所を掘り続ける。
昨日も掘る。
今日も掘る。
明日も掘る。
雨の日も掘る。
誰にも見られていなくても掘る。
手にマメができても掘る。
周りから、
「そこ本当に金ある?」
と言われても掘る。
そしてある日。
カツン。
「……ん?」
スコップの先に、
何か硬いものが当たる。
さらに掘る。
そこには、
金脈がある。

成功。
拍手。
書籍化。
講演依頼。
「私が大切にしてきたのは、継続することです」
会場、
大拍手。
僕は15分で別の穴へ行く
一方、僕。
「よし!!ここ掘るぞ!!!」
ザクッ。
ザクッ。
ザクッ。
15分後。
「…………」
「待てよ」
「あっちの土のほうが柔らかくない?」

移動します。
ザクッ。
ザクッ。
7分後。
「いや待て」
「そもそも山じゃなくて海なんじゃないか?」

移動します。
ザブン。
「掘れんな」
帰ります。
翌朝。
「やっぱ空じゃね?」
金脈以前に、地に足がついていません。

過去の挑戦を振り返る
思い返せば、全部そうでした。
たとえば、
スノーボード。
一時期ハマりました。
滑れるようになると楽しい。
もっと上手くなりたい。
技も覚えたい。
「来シーズンは本気でやる」
そう思いました。
やりませんでした。
僕の中の「来シーズン」は、
まだ今年も来ていません。

ギターは家具に転職した
ギターもそうです。
ギターを弾ける人って、
かっこいいじゃないですか。
友達の家とかで、
何気なくギターを手に取って、
さらっと弾く。
「え? まあ、ちょっとだけね」
みたいな。
僕もやりたかった。
買いました。
練習しました。
コードも覚えました。
Fコードで挫折しました。

そして僕のギターは、
やがて、
部屋のインテリアという第二の人生を歩み始めました。
楽器から家具への転職です。
本人の希望は聞いていません。
今思えば、
僕よりギターのほうが、
ひとつの仕事を長く続けています。

英語より勉強法に詳しくなった
将来は海外で働きたいと思ったこともあります。
「これからは英語だ」
そう思いました。
参考書を買いました。
単語帳を買いました。
YouTubeで、
「英語 最短 話せる」
と検索しました。

次に、
「英語 独学 最強」
と検索しました。
さらに、
「英語 勉強法 効率」
と検索しました。
気づけば僕は、
英語そのものより、英語の勉強法に詳しくなっていました。
英語力は上がっていません。
でも、
「シャドーイングがいいらしい」
という情報だけは持っています。
外国人に道を聞かれても、
道は教えられません。
ただ、
シャドーイングを勧めることはできます。
しかも日本語で。

副業人生はサービスエリアに全部寄る高速道路
副業もそうでした。
「よし、副業するぞ!」
Twitterを始める。
投稿する。
頑張る。
しばらくすると、
僕の脳内に、
例の男が現れます。
「……待てよ」
来ました。
こいつです。
僕の人生をめちゃくちゃにしている、
『待てよ男』です。
「ココナラのほうがよくない?」
なるほど。
ココナラへ行きます。
出品します。
頑張ります。
するとまた、
「……待てよ」
来ました。
「YouTubeじゃね?」
なるほど。
YouTubeへ行きます。
動画を作ります。
頑張ります。
「……待てよ」
「noteじゃね?」
noteへ行きます。

僕の副業人生、
サービスエリアに全部寄るタイプの高速道路です。
目的地には、
まだ着いていません。
ただ、
ご当地ソフトクリームには詳しくなりました。

新しい自分が、翌朝には政権を取る
だから僕は、
ひとつのことを極めている人を見ると、
本当にうらやましくなります。
ギター歴10年。
ひとつの競技を20年。
毎朝5時に起きて発信を3年間。
YouTubeを5年間。
すごい。
僕なんて、
「これをやる」
と決めた翌朝には、
新しい自分が政権を取っています。
昨日の公約は、
前政権のものです。
知りません。

一本道の途中で、細い道に入ってしまう
一本道を歩ける人も、
本当にすごいと思います。
僕の場合、
一本道を歩いている途中で、
横に細い道を見つけます。

「え、なにこれ」
入ります。
さらに細い道があります。
「え、こっち何?」
入ります。
気づけば、
知らない山の中で、
木の実を持っています。
何をしに来たんでしょうか。

YouTubeを始めた
そんな僕が、またYouTubeを始めました。
チャンネルの名前は、
ELEN LANE。
AIで音楽を作って、
YouTubeで発信する。

もちろん、
無名です。
誰も僕を知りません。
投稿します。
再生されません。
YouTubeパイセンは、
僕の動画を世界から丁寧に隠してくれます。
ありがたいことに、
かなり厳重です。
おそらく国家機密と同じレベルで管理されています。
検索しても出てこない。
おすすめにも出てこない。
関連動画にも出てこない。
僕しか知らない。
YouTube史上、最も安全な動画です。
情報漏洩ゼロ。
セキュリティ部門、
満点です。

▼これがそのYouTube

https://www.youtube.com/watch?v=Kmb8AmCyMMQ&list=RDKmb8AmCyMMQ&start_radio=1
今回こそ30本出す
でも僕は、
今回こそ決めました。
まず30本出す。

結果を見るのはそのあと。
再生されなくても出す。
登録者が増えなくても出す。
心が折れても出す。
今回は逃げない。
僕は宣言しました。
30本。
三十本。
THIRTY。
参拾本。
漢数字にしても30本です。
▼その宣言をした記事はコチラ
逃げ道はありません。
ついに僕も、
ひとつの穴を深く掘る男になる。
スコップを握りました。
地面に突き刺しました。
「ここだ」
「俺はここを掘る」
「もう他の穴には目もくれない」
「ELEN LANE、30本」
「俺は変わる」
夕日が沈みます。
風が吹きます。
映画なら、
ここでエンドロールです。
そして、
その直後です。
脳内から、
声がしました。
「…………長尺YouTubeも、おもしろくない?」
やめろ。

そして、また新しい穴を見つける
聞こえないふりをしました。
ザクッ。
ELEN LANEを掘ります。
「AIで人生を体験する動画とか……」
ザクッ。
黙れ。
「100年後に生まれたら、とか……」
ザクッ。
聞こえない。
「歴史上の人生を追体験するとか……」
ザクッ。
「映像、映画みたいにしたらヤバくない?」
ザクッ。
「VAIENCEみたいな知識も入れて……」
……。
ザクッ。
「しかも人生を一本丸ごと体験するの」
……。

僕は、
静かにスコップを置きました。
そして、
ホームセンターへ向かいました。
新しいスコップを買いました。

ANOVIAという新しい穴
次にはじめようと思っているYouTubeのチャンネル名
ANOVIAです。
はい。
やりました。
ELEN LANEで、
「まず30本出します!!」
と宣言した人間が、
舌の根も乾かないうちに、
隣の土地の地鎮祭を始めました。
まだ一軒目、
基礎工事です。
屋根もありません。
なのに僕は、
隣でテープカットしています。
「本日はANOVIAの開業にお越しいただき……」
誰か止めてください。

もうひとつの人生を、生きる
ANOVIAは、
「もうひとつの人生を、生きる。」
をテーマにしたYouTube企画です。

たとえば、
「もしもあなたが100年後の東京に生まれたら」
「もしもあなたがカリブの海賊として生まれたら」
「もしもあなたが縄文時代に生まれたら」
そんな、
自分では絶対に生きられない人生を、
AI映像とナレーションで追体験する。
ただ未来を解説するだけじゃない。
ただ歴史を説明するだけでもない。
あなた自身が、
そこに生まれて、
成長して、
恋をして、
迷って、
何かを失って、
歳を取って、
最後には死ぬ。
ひとつの人生を、
一本の映像で生きる。
……。
これが、
めちゃくちゃ楽しい。
困りました。
めちゃくちゃ楽しいんです。

チャッピーからの事情聴取
理性的なチャッピーくん(チャットGPT)が、
会議室に入ってきました。
「れん君」
はい。
「ELEN LANEは?」
……やっています。
「30本出すって言ったよね?」
はい。
「いつ?」
最近です。
「どのくらい最近?」
かなり最近です。
「ANOVIAは?」
……。
「ANOVIAは?」
……新規事業です。
「聞き方を変えます」
はい。
「お前は何をしている?」
僕が一番聞きたいです。

ちなみに。
散々「新しい穴を掘り始めた」と言ってきたので、
掘っている現場も置いておきます。
ANOVIAはまだ制作途中で、YouTubeにはアップしていません。
今回は冒頭部分だけ、こっそりお試し視聴です。
👇 ANOVIA|制作途中の冒頭映像

イヤフォンをつけてご視聴ください
そして、ぜひ皆さんに聞きたいです。
この穴、掘り進めていいと思いますか?
「おもしろそう」
「いやELEN LANE30本掘れ」
「そもそも穴から出ろ」
なんでも大歓迎です。
僕ひとりだと、また勝手にスコップを買いに行くので、
ぜひコメントでご意見ください。

全員で「継続しろ」と言わないでほしい
こういうことをしているから、
いつまでたっても結果が出ない。
それは、
自分でも分かっています。
成功者は言います。
「継続しろ」
本も言います。
「一点集中しろ」
YouTubeも言います。
「結果が出るまで続けろ」
SNSにも書いてあります。
「凡人こそ継続」

うるさい。
分かった。
分かってる。
全員で来るな。
過去の挑戦者たちが、こちらを見ている
しかも後ろを見ると、
僕の過去が並んでいます。
スノーボード。
ギター。
英語。
Twitter。
ココナラ。
その他、
名前すら思い出せない元プロジェクトの皆様。
全員、
腕を組んでこちらを見ています。
ギターが言います。
「また?」
英語教材が言います。
「また?」
Twitterが言います。
「また?」
スノーボードまで、
「また?」
と言っています。
板がしゃべるな。

本当に、ひとつの穴だけでいいのか
でも最近、少しだけ分からなくなりました。
本当に、
ひとつの穴だけを掘ることが正解なんでしょうか。

もちろん、
毎週違うことを始めて、
全部3日でやめる。
それでは、
何も積み上がらない。
これは分かります。
僕の履歴書が証拠品です。

でも逆に、
「一度始めたから」
という理由だけで、
可能性を感じなくなった穴を、
ずっと掘り続けることも、
本当に正しいんでしょうか。
金脈があるかもしれない。
だから掘る。
10m。
20m。
50m。
100m。
200m。
出ない。

でも、
「成功するまで続ければ失敗じゃない!」
と叫びながら、
さらに掘る。
300m。
500m。
ついには、
地下鉄と接続。
そして叫びます。
「継続は力なり!」
駅員さん、
「危ないから、出てください」

金脈がない穴を掘り続けること
もしかしたら、
そこには、
本当に金がないのかもしれない。
なのに、
「諦めたら負けだ」
だけを信じて、
一生掘る。
最終的に、
金脈は見つからなかったけど、
穴の深さだけでギネス世界記録。

記者が来ます。
「なぜここまで?」
「継続です」
「金は?」
「ありません」
「何が得られましたか?」
「腰痛です」
それも、
ちょっと違う気がします。
たくさんの穴を掘る人
一方で、
たくさんの穴を掘る人がいます。
ここ。
違う。
次。
ここ。
違う。
次。
ここ。
違う。
次。
一見すると、
飽きっぽい。
浮気性。
中途半端。
何も続かない人。
つまり、
株式会社 僕です。
主力事業は「転職」です。

10個目の穴で、手応えに出会う
でも、
10個目の穴で、
「あれ?」
という感触に出会うこともあるかもしれない。

土の色が違う。
音が違う。
掘っていて疲れない。
もっと知りたい。
もっと作りたい。
気づけば、
頼まれてもいないのに、
夜中まで掘っている。
そこで初めて、
「ここかもしれない」
と分かることだってあるかもしれません。

どちらが正しいのか、まだ分からない
だから今、
本当に分かりません。
ひとつの穴を、深く掘るべきなのか。
それとも、
金脈に当たるまで、たくさんの穴を掘るべきなのか。

たぶん、
どちらも正しい。
そして、
どちらも間違える。
そんな気がしています。
新しいことを始めるときは、まだ無敗
もちろん僕の場合、
ひとつ重大な問題があります。
新しい穴を掘っているときが、
一番楽しい。

新しいことを始めた瞬間って、
まだ失敗していません。
夢があります。
希望があります。
可能性があります。
再生回数0もありません。
登録者0もありません。
売上0もありません。
低評価もありません。
なぜなら、
まだ何も世に出していないからです。
強い。
始める前の僕、
強すぎます。
無敗です。
生涯戦績、
0戦0勝0敗。
世界チャンピオンみたいな顔をしています。
「ピボット」という名の非常口

だから、
僕の「新しいことやりたい」は、
挑戦心なのか。
好奇心なのか。
それとも、
結果が出ない場所から逃げるための、
めちゃくちゃオシャレな非常口なのか。
そこは、
ちゃんと見ないといけないと思っています。
「ピボットです」
と言えば、
なんとなくカッコいい。
でも、
ただ逃げただけかもしれない。
僕レベルになると、
逃走に横文字をつけます。
撤退じゃありません。
ピボットです。
飽きたんじゃありません。
戦略的方向転換です。
続かなかったんじゃありません。
市場とのフィットを再検証しています。
便利です。
横文字。
昔の穴から出てきた土が、今につながる
でも同時に。
新しい穴を掘ることでしか、
見つからないものもあると思っています。
スノーボードをやった。
ギターをやった。
英語をやった。
Twitterをやった。
ココナラをやった。
AIを触った。
音楽を作った。
動画を作った。
文章を書いた。
全部、
中途半端です。
胸を張って言えることではありません。
でも不思議なことに、
昔掘った穴から出てきた土が、
今になって少しずつ混ざり始めています。
文章を書いてきたこと。
映像を作ってきたこと。
音楽を作ったこと。
AIを触りまくったこと。
発信したこと。
売れなかったこと。
誰にも見られなかったこと。
盛大に滑ったこと。
始めて、
やめて、
また始めたこと。
全部が、
少しずつ、
今作っているものに入っています。

バラバラの穴が、地下でつながる
だから最近、
こんなことを思います。
もしかすると人生は、
ひとつの穴を誰より深く掘った人だけが勝つゲームじゃないのかもしれない。
いろんな場所に、
中途半端な穴を掘る。
また移動する。
掘る。
また移動する。
他人から見れば、
「何してんの?」
という人生。
本人も、
「何してんの?」
と思っています。
でも、
ある日振り返る。
すると、
バラバラだった穴が、
地下のどこかで、
つながっている。
そんな人生も、
あるんじゃないか。

また新しいことを始めたら、止めてください
もちろん。
この文章を書き終わった7日後、
僕が、
「待てよ。AIアプリ開発じゃね?」
とか言い始めたら、
そのときは止めてください。

スコップを没収してください。
パソコンも閉じてください。
YouTubeも見せないでください。
ホームセンターには、
僕の写真を貼ってください。
この男にスコップを売らないでください。
どちらの穴を深く掘るのか
でも今は、
もう少しだけ、
自分の浮気性を観察してみようと思います。
ELEN LANEをはじめた。
ANOVIAも作ってみる。
どちらを掘っているとき、
時間を忘れるのか。
どちらなら、
再生されなくても、
もう一本作りたいと思えるのか。
どちらなら、
結果が出ない時間すら、
面白がれるのか。
中途半端な僕が、
初めて、
「ここはもっと深く掘ってみたい」
と思える場所を探してみる。
もしかすると、
それ自体が、
今の僕に必要な時間なのかもしれません。
あなたは、ひとつの穴を掘る派ですか?
最後に、
ここまで読んでくださった
画面の向こうのあなたにも聞いてみたいです。
ひとつの穴を、深く掘る。
それとも、
いろんな場所に、たくさんの穴を掘る。
あなたは、
どちらが正しいと思いますか?

ひとつを決めて、
結果が出るまでやり切る派。
いろいろ試して、
手応えのあるものを見つける派。
あるいは、
その中間。
ぜひコメントで教えてください。
ちなみに、
「お前はまずELEN LANEを30本出せ」
というご意見も、
正式に受理いたします。
反論はありません。
🎁 無料プレゼントあります
そしてこんなにもしょうもないnote
ここまで読んでくださった皆さんに、
今日は僕から、
ささやかなプレゼントがあります。
有料noteではありません。
メルマガ登録も必要ありません。
公式LINEへの誘導もありません。
クレジットカード情報も不要です。
住所・氏名・電話番号、
一切いただきません。
完全無料です。
今回プレゼントするのは、
こちら。
「下には下がいる」という優越感です。

おめでとうございます。
すでに受け取りは完了しています。
返品はできません。
僕はこれまで、
たくさんの「はじめの一歩」を踏み出してきました。
一歩。
一歩。
また一歩。
はじめの一歩の数だけなら、
誰にも負ける気がしません。
ところが先日、
現在地を確認したところ、
まだ家から一歩しか出ていませんでした。
駅まで800メートル。
数年前も800メートル。
今日も800メートル。
驚異の現状維持です。
一歩踏み出す。
戻る。
違う方向へ一歩踏み出す。
戻る。
その結果、
玄関だけ異常に詳しくなりました。
さあ皆さん。
こんな僕を笑ってください。
「自分、全然ダメだな……」
そんな日に思い出してください。
下には下がいます。
僕です。
なお、
僕より下をお探しの方には申し訳ありません。
現在、在庫を確認できておりません。
中途半端な穴も、いつかつながる
最後に。
僕はずっと、
何かひとつを極めている人が、
うらやましかった。
一本の道を、
迷わず歩いているように見える人が、
かっこよかった。
それに比べて僕は、
始めて、
迷って、
やめて、
また始めて。
人生のあちこちに、
中途半端な穴を残してきました。
だからずっと、
自分には、
何も積み上がっていないと思っていました。
何かを極めたわけでもない。
ただ、
途中までやったものだけが、
たくさん残っている。
でも。
もしかしたら、
人生って、
そんなにきれいに積み上がるものじゃないのかもしれません。
まっすぐ一本の道にならなくてもいい。
途中で曲がってもいい。
引き返してもいい。
別の場所から、
また始めてもいい。
昔やめた何かが、
何年も経ってから、
今の自分を助けることだってある。
あのとき無駄だと思った経験が、
別の何かとつながることだってある。
だったら。
中途半端だった過去を、
全部、
失敗にしなくてもいいのかもしれない。
大事なのは、
穴の数でも、
深さでもなくて。
まだ、スコップを置いていないこと。
なのかもしれません。
僕は今日も、
どこを掘ればいいのか分かっていません。
たぶん、
明日も迷っています。
また、
「待てよ」
と言っているかもしれません。
それでも、
掘ることだけは、
やめないでいたい。
いつか振り返ったとき。
人生のあちこちに空いた、
不格好で、
中途半端で、
節操のない穴たちが、
地下のどこかで、
ひとつにつながっていたら。
そのとき僕は、
これを「飽き性」と呼ぶのを、
やめようと思います。
僕はただ、
ずっと、
自分の金脈を探していたんだと。

そう思えたら、
今までの中途半端も、
少しだけ報われる気がします。
……。
……ということで。
ELEN LANE、
30本。
もちろん覚えています。
忘れていません。
逃げてもいません。
大丈夫です。
スコップが2本になっただけです。


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