そして今日も繰り広げられる小さな攻防戦 | #未来のためにできること
スーパーのレジ前で、今日も私の熱い視線は店員に向けられる。
決して、レジの打ち間違いや、お釣りが足りているかを確認しているわけではない。
「 あ!いりません!」と、すかさず合いの手を入れる。
そう、私が目を光らせているのは、レジで使われるポリ袋のことだ。
ばら売りの野菜やフルーツは、まだ許容範囲。
お魚やお肉の食品トレーは、うーん……ドリップが気になるのは理解できるが、大抵サランラップがいい仕事をしてくれている。
実際、ドリップが滲み出たことなんて、人生で何回あるだろうか。
そして、冷凍食品やお菓子、乳製品まで、用意周到にスタンバイしていたポリ袋が次から次へと出番を迎える。これは正直、いただけない。
そこで私は、丁重にお断りする。
私が「ビニール袋、求む」となるのは、せいぜい麻婆豆腐をテイクアウトするときぐらい。あとは、大体どうにかなる。なってきた。
海外生活が長かったからか、日本ほどプラスチックを当たり前のように使う国はない、と常々感じる。
いまだに慣れないのは、雨の日にデパートで買い物をすると、紙袋の上にさらにプラスチックの雨よけカバーをかけられ、完全装備されることだ。
買ったものは靴下とか、大したものではない…。
聞くところによると、雨が降ると店員さんに知らせる音楽が館内で流れるそうだ。
最上級のカスタマー・サティスファクション。
レジ袋が有料化してから数年。
この流れで、ポリ袋も雨よけカバーも、ぜひ有料にしてほしい。
……そう思う私は、少数派なのだろうか?
世界では、脱プラスチックに向けた法規制や取り組みが進んでいる。
個人的に感動した日本の事例は、従来のプラスチック容器の代わりに、カップとフタを丸ごと食べられる最中にした「梗信玄餅 極」だ。
これぞ、世界に誇れるジャパニーズ・クオリティ!
お・も・て・な・し。
こういった企業努力はもちろんウェルカムだが、消費者側にできることも、まだまだたくさんあるのではないか。
「あって当たり前」から「これ、本当に必要かな?」と、一度立ち止まって考えてみるクセをつける。
勇気を出して「大丈夫ですっ」と断ってみる。
ほんの少し意識するだけなら、明日から誰でもできる。
私のように店員をジロジロ見る必要はないが、
日々のスーパーで繰り広げられる小さな攻防戦は、嫌いではない。
#未来のためにできること
Earth Company マーケティング 松尾でした👋
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