『身近にあふれる「神社と神様」が3時間でわかる本』 まとめてみた①
もともと歴史の勉強をサボってきた吾輩が、いい歳こいてから「古事記」に出会い、なぜかめちゃ感銘を受け、そして東京の武蔵村山市に「天岩戸」があることを知ってからというもの、そこから神社めぐりの沼にズブズブと浸かってゆく今日このごろ。
「日本にはいろんな神様がいるんだなあ」と改めて実感するも、ご案内の「主祭神」に書いてある神様がわからず、読めず、誰やねん?ということで、神社に祀られている神様たちのことを、勉強してみようかと思いまして。
『図解 身近にあふれる「神社と神様」が3時間でわかる本(後藤 泰弘氏:著)明日香出版社:刊』なる便利な虎の巻を、運よく会社近くの書店で見つけ、要点だけサクッとまとめてみることにします。
ちなみに著者「後藤 泰弘」氏は、かの「出雲大社教神社」次男で神主さま、國學院大学文学部神道学科を卒業され、文学士としても活躍されているという、たいへんお偉い方であります。
まずはじめの章には、「自然や自然現象の神様」が9柱紹介されており、神様といえば何と言っても「キング・オブ・ゴッド」、ポップス界でいえばマイケル・ジャクソン、プロ野球界でいえば長嶋茂雄(そんなことはどうでもいい)、我らが「アマテラス」さまからスタートする、というわけで。
初回は3柱を紹介しておきます。
※画像は生成AIで作った「ギャグ」ですので、予めご了承ください笑
★天照大御神(あまてらすおおみかみ)/太陽神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から逃げ帰ったあと、川で左目を洗った際に生まれたとされる
ちなみに右目を洗うと月読命(つくよみのみこと)が生まれ、鼻を洗うと、須佐之男命(すさのをのみこと)が生まれこれが「三貴神(さんきしん)」と呼ばれる
父(イザナギ)は、アマテラスに、天の「高天原(たかまのはら)=いわゆる天上界」を治めるよう命じた
アマテラスは、孫である「邇邇芸命(ににぎのみこと)」を高天原から地上に降ろさせ、地上世界の統治者とさせた(これが世にいう“天孫降臨(てんそんこうりん)”)
この時持参したのが「三種の神器」なるもの
①八咫鏡(やたのかがみ)
②草薙剣(くさなぎのつるぎ)
③八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と「稲穂」である
ニニギの“ひ孫”が「神武天皇(初代)」であり、現在の皇室に繋がっている、というのが神話のポイントだ

★月読命(つくよみのみこと)/月神
五穀豊穣・海上安全・不老長寿の神・暦の神、占いの神、天照大御神の弟とされているが神話にあまり登場せず
「日本書紀」によると、天照大御神から「下界にいる“保食神(うけもちのかみ)”の様子伺い」を命じられるが、汚い行為を受けて激怒し、保食神を斬り殺してしまう
これが原因で姉弟の仲は決別、同じ天界にありながらも昼と夜に別れ、二度と顔を会わすことはなくなった
月読命の「読」は、月の満ち欠けを数えること、つまりは「月を読んで、暦を知る」ということを意味する
古代の農民たちは、太陽の動きや月の満ち欠けで暦を読み取り農作業に生かしていたため、月読命のご神徳(神の持つ力)は「農耕神」「占いの神」とも言われる
他にも「不老長寿の信仰」「初水の信仰」なども生まれ、これだけの逸話があるにも関わらず、月読命のことは、「古事記」には「伊邪那岐命の禊によって生まれた」という記述しかないという、不思議な男性神なのである

★天津甕星(あまつみかぼし)/星神
「日本書紀」にのみ登場し、天照大御神に最後まで抵抗した「悪神」として知られる、実に特異な神である
天空に浮かぶ、光り輝く星々を神格化した神とされる
天照大御神が「葦原中国(=地上世界)を統治せよ」と複数の神々に命じ、建御雷之男神(たけみかづち)が、地上にいた建御名方神(たけみなかた)をねじ伏せ、さらに剣神として名高い経津主命(ふつぬしのかみ)をも降伏させるが、天津甕星だけは屈しなかった
日本神話は、星にまつわる話自体が極端に少ないため、ほぼ唯一の「星の神」として登場する珍しい神である

次はスサノオかな、と思ったら本書に解説がなく。
なんでや?あの暴れん坊こそ、重要人物なはずなのに、まいっか。
ということで、次回は「風」「雷」「火」の神をご紹介します。
『身近にあふれる「神社と神様」が3時間でわかる本』
まとめてみた② に続く
