「ただ苦しい!」と叫ぶだけの生存戦略。ポンコツな私とAIで作る、限界状態から始める超簡単な「体調ログ」の残し方
皆さん、いざという時に自分の記憶が「きれいさっぱり飛んでいた」なんて絶望的な経験、ありませんか?
(正直、私は病院の診察室でよくフリーズしてしまいます……!)
体調がおかしいと感じることが続いたので、病院へ行くことにしました。
その時のお話はこちら
診察室の椅子に座ると、医師から「いつから始まりましたか」「どのくらいの時間、続きましたか」といくつか質問を受けました。
自分ではそれなりに症状を覚えているつもりだったのです。ところが、いざ説明しようとすると、意外なほど言葉が出てきません。さっきまで覚えていたはずの開始時刻が、きれいに消え去っていました。(えっ、私の記憶力、ポンコツすぎない!?)
「ただ生き延びる」ことで精一杯な私たち
息苦しさや、胸の圧迫感、それにめまいのような感覚。体調が悪い最中は、その場を乗り切ることで精いっぱいです。少し楽になると安心してしまい、細かなことはどんどん忘れていきます。一度だけなら、それでもよいのかもしれません。
でも、食事の前だったのか後だったのか、息苦しいとき脈は速かったのか、毎回同じ症状だったのか。聞かれれば聞かれるほど、自分の記憶が曖昧なことに気づかされました。
これって、すごく本質的な構造だと思いませんか?
病院へ行けば、症状を話すだけで原因がわかる。私はどこかで、そう思っていたところがあります。でも実際には、診察を受ける側も、自分の体に起きたことをできるだけ正確に伝える必要があったのです。もちろん、正しく説明できたからといって、すぐに原因が見つかるとは限りません。ただ、何度か繰り返している症状を説明するには、もう少し具体的な情報が必要でした。
何時ごろ起きたのか
直前に何をしていたのか
どのような症状だったのか
どのくらい続いたのか
何をしたら落ち着いたのか
これらが残っていれば、次の診察ではもう少し具体的に話せそうです。
完璧なアーカイブは諦める
そこで、体調が変わったときの記録を始めることにしました。とはいえ、具合が悪いときに毎回ノートを開いて、日付や時刻、症状を順番に整理してきれいな文章を書くなんて、私には続きそうにありません。(無理無理、息苦しいときにそんな優雅なことやってられません!)
もっと簡単に、そのとき感じたことを話して残す方法はないだろうか。そう考えて私がたどり着いたのが、スマートフォンのChatGPTに体調を話してみることでした。
最初から整った文章にする必要はありません。
「息苦しい」
「少しめまいがする」
「食事をしたばかり」
「車の中で休んでいる」
こんなふうに、思いついた順番で話しておけば、あとから記録として整理できます。診断を任せるためではなく、あくまで自分の記憶を補うために使う。この使い方なら、無理なく続けられるかもしれないと思いました。ひとまず、スマートフォンの開きやすい場所にアプリを置いてみました。
自分のポンコツさを許容するシステム
私たちは、自分の身体の完璧な管理者にはなれません。具合が悪いときは、ただ「苦しい!」と叫ぶだけのバグった存在になってしまう。
綺麗に記録できなくても、AIという「外部ストレージ」に生の感情と症状を投げ込んでおく。次は、実際にChatGPTへ体調を話してみて、どのような記録が残ったのかを書いてみたいと思います。
自分の弱さを受け入れて、テクノロジーに頼る。正解なんて分からなくても、そうやって自分の身体と付き合っていく。それでいいんだよ、と私は思うのです。
