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「たるむ」と「ゆるむ」の違い、体が教えてくれたこと

前回、体をゆるめることの大切さについて書きました。
今回はもう少し踏み込んで、「そもそもゆるむとはどういうことか」について、20年実践してきた中で腑に落ちた理解を書いてみたいと思います。

■ 「たるむ」と「ゆるむ」は違う

最初、私は「体をゆるめる」と聞いて、力を抜いてダラッとすることだと思っていました。
でもそれは「たるむ」であって、「ゆるむ」ではありません。
高岡英夫さんの理論では、体には「たるむ(力が抜けきった状態)」と「締まる(力が入った状態)」の両方が必要で、その両方を自在に行き来できる幅そのものが「ゆるむ」だとされています。
ダラッと力を抜くだけでは不十分で、必要な時にはしっかり締められる。
その振れ幅の大きさこそが、本当の意味での「ゆるみ」だということです。
これを知ってから、自分の体への見方が変わりました。
「力を抜けばいい」という単純な話ではなく、「締める力とゆるめる力、両方の幅を持っているか」という視点です。
ゆるめることは、ただ力を抜くことではなく、一つの能力なんだと思います。


■ ゆすることで、筋肉と骨がほどけていく


ゆる体操では、体を細かく揺する動きが中心になっています。
これは、筋肉と骨がくっつきすぎている状態を、ほぐしていくイメージだと理解しています。
普段の生活の中で、緊張や同じ姿勢の繰り返しによって、筋肉と骨がまるで一体化したように固まってしまうことがあります。
ゆすることで、その癒着したような状態を少しずつほどいていく。
そんなイメージで、私は日々の「コゾコゾ」「モゾモゾ」を続けています。


■ 肩こり・腰痛を「感じなくなる」怖さ


面白いのは、筋肉と骨が固まりきってしまうと、逆に「凝っている」という感覚そのものを感じにくくなることです。
肩こりや腰痛を訴える人よりも、むしろ「特に何も感じない」という人の方が、実は固まりが進行しているケースがある、という話を聞いたことがあります。
これは私自身、体感として納得しています。
忙しさに追われている時ほど、体の異変に気づきにくい。
逆に、少しゆるんでいる時の方が、「あ、ここが張っているな」という小さなサインに敏感になれます。


■ 大切なのは、小さな刺激を感じ取れること

ここで、前回の記事で書いた「器」の話につながります。
体が固まりきっていると、小さな刺激や変化を感じ取ることも、それに応じて変化することもできません。
逆に、ゆるんでいる体は、少しの刺激にもちゃんと反応し、変化できる。
食事を変える、新しい習慣を取り入れる、体調のサインに気づく——そのすべての土台にあるのは、
「小さな変化を感じ取り、それに応じて変わっていける体でいること」
なんだと、20年かけてようやく言葉にできるようになりました。


■ 次回へ


次回は、この「ゆるんだ体」を土台にしながら取り入れてきた、ココナッツオイルの話に進みたいと思います。

今日も読んでくれてありがとうございます!

ほっこりほこほこ。今日もおつかれさま✨

※本記事は高岡英夫さんの理論・著書を参考にした個人の理解と体験に基づくものであり、医学的な効果を保証するものではありません。医療従事者としての診断ではなく、個人の体験・学びの記録として発信しています。

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