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SBTi参加企業数アップデート

毎月定例のSBTi参加企業数、2026年8月度。
毎週木曜日にアップデートされますので、2026年8月27日現在です。
前回はこちら。

いつも通り、SBTに参加している企業の総数から。

SBTiのウェブサイトのトップページに、このnoteのタイトル画像が表示されており、そこには「businesses with targets and commitments」という表記とともに、数字が示されているかと思います。なので、これには「Commitment removed」企業は含まれていないと思います

ですが、私が「SBTi参加企業数」としているのは、「Target Dashboard」において、何もフィルタリングしていないものを「世界の参加企業数」、「Location」の「Japan」でフィルタリングしたものを「日本の参加企業数」としてご案内しています。

いつも若干異なっているのですが(いつも多い)、データベースからそのまま抽出した数値の方が正確だと思うので、この値を使用しています。この点、ご承知おき下さい。

また、データは、24年12月からのものとなっておりますm(__)m

1月のジャンプアップはデータ処理の問題だったようで、それを除くと巡航速度が続いており、先月「若干鈍化したか?」と思わされましたが、「ダマシ」だったみたいですね。(無理矢理株にこじつけてすみません)

トレンドが分かるように、総数と増減と併せて見ていきます。

まずは、世界から。

今年に入ってから、1月は、「10,000社突破」のお祝いムード。2月は、その反動?3月は、再び上昇基調、4月は「昨年高値(?)」付近に戻ったものの、5月は「言って来い」、6月はトレンド続伸だったところ、7月は「投げ売り」状態。果たして8月は…またまた反転。

どれだけリアルタイムに反映されているかは分かりませんが、6月から7月にかけてのCommittedの伸びが、今月に現れたのかなとも思ってます。いずれにせよ、SBTiは仕事はこなしている、といったところでしょうか。

「Commitment removed」と「Committed」いずれも増減幅が落ち着いているのは、参加企業が、期近(Near-term)から期先(Net-Zero)へとフォーカスし始めていることを想起させます。

今年は、ウクライナに続きホルムズ海峡、さらに、マンデブ海峡も…と映画みたいな「ホントの話」が具現化してますが、11月の米中間選挙に向けて、これからがヤマ場。どんな波が押し寄せてくるのか、ヒヤヒヤですね。

他方、日本はと言うと…

世界と同様、「Target set」が急転直下、行ってこいとなっていました。

日本については、これまで、「Commitment removed」と「Committed」については無風状態でしたから、「???」って感じ。来月の動きを見てから考えたいと思います。

では、気を取り直して、Net-Zeroのステータス毎の推移を見てみましょう。

世界の「Commitment removed」は、6月から減少継続。他方、「Committed」は、増加継続ですから、SBTiの思惑通り(?)、「Near-term」から「Net-Zero」への移行が順調に進んでいると見てよいかと。

凸凹はあるものの「Target set」も、SBTiが頑張っているのかな、というトレンドを示している感ありです。

一方の日本。

こちらも、「Near-term」同様、世界のトレンドと類似していますが、「Commitment removed」がマイナス圏なのが相違点。これまでも、マイナス圏で推移することがあった一方、世界については、瞬間的にあったかどうか。

「確実を期す」姿勢が、垣間見られるように思いました。


ということで、今月も、UPDATEお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

皆さんの関心事は、そろそろ、ネットゼロなど「ボランタリー」なスキームから、「コンプライアンス」の方へ移り出す頃ではないかと思います。

というのも、排出量取引制度小委員会が昨年末に「中間取りまとめ」を公開してから半年超、制度設計が再開されたからです。

先日8/26に第8回会合が開催、年内の「とりまとめ」へ向けて、このようなスケジュールで論点が議論されていきます。

第8回 排出量取引制度小委員会 事務局資料 56ページより

なお、小委員会が中断していた間、取引を行うためのシステム構築が進められていました。私が所属している検証機関も「登録確認機関」に登録されており、来年度以降、担当していくことになりそうです。

第8回 排出量取引制度小委員会 事務局資料 17ページより

秘密保持契約があるので詳細は明らかにできませんが、現場の温度感などについては、定期的にお伝えしていきたいと思っています。

「noteをフォローしていれば、とりあえずは大丈夫」と実感してもらえるような、私なりにキュレーションした内容をお届けしていきますね。

ますます「深化」する「THE IRREPLACEBLE EARTH」にご期待下さい。

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