言語紹介 タガログ語
言語紹介シリーズ第三弾、タガログ語です。(第一弾;ギリシャ語、第二弾;アルメニア語は以下からどうぞ。)
タガログ語ってそもそも知ってますよね。フィリピンの数多くの言語の中の一つです。フィリピンにはタガログ語以外にも、セブアノ語、ヒリガイノン語、ワライワライ語などさまざまな言語が話されていますが、その多くはオーストロネシア語族で、私がタガログ語とセブアノ語を勉強してみた限りではかなり文法は似通っていると言っていいでしょう。
タガログ語の簡単なところ
・発音が簡単
発音が簡単であることは、おそらく僕の主観ではなくて、多くの人が合意すると思います。とにかく、母音はアイウエオの5種類で、子音も、特に難しい音はありません。ただ、しいていうとすれば、声門閉鎖音(日本語で言うところの「小さい っ」です)が、慣れない人もいるかもと言うぐらいです。
あと、子音クラスターも少ないので、そこも嬉しいです。
・単語の作りが規則的
ああ、なんとありがたいことでしょう!単語の作りは全く規則的で、接尾辞、接頭辞、接中辞を覚えたら、なんでも言葉を作れちゃいます。
・英語の借用語が多い
めちゃ英語の借用語が多いです。というか、タガログ語を喋っているときに英語に実はなってたとか言うこともザラにあります。
英語を知ってたら次の単語とかは勉強しなくてもわかっちゃいますね。
Opisial
もちろん
official
ですよね。
これが冗談抜きで本当に実際に使われているから驚きです。例えば
Ang opisial na wika ng pilipinas ay Filipino at Ingles;フィリピンの公用語はフィリピン語と英語です。
・フィリピン人が優しいから、丁寧に教えてくれる。
フィリピン人は、ホスピタリティの高さで知られています。とにかく相手に話を合わせてくれる存在です。ですからタガログ語勉強してるんだとか言ってあげたら間違いなく喜んで、教えてくれることでしょう。
タガログ語の難しいところ
・速すぎて、聞き取るのが不可能。
発音が簡単という事実には裏があります。すなわち、音の種類が少なすぎるから、全部同じに聞こえると言うことです。僕的には、ずっと「nangnanganangngangnaagn….」って感じに聞こえてます。
・文法が混在している
フィリピン人の中には、日常的にcode-switchingをする人が少なくありません。code-switchingとは二つの言語間を会話中に変えながら話すことです。
この現象自体はなんら難しくはないですが、問題なのは、これに引きずられて、タガログ語の文法自体も英語に近しくなってきていると言うことです。
・リソースがすくない。
日本はフィリピンと交流が深いので、まだフィリピン語の教科書がないわけではないですが、基本的にはリソースが少ない部類です。リスニング教材なんかも、ネットにはそう簡単には落ちてません。
・フィリピン人の多くが英語を話せてしまう。
これは大きな問題で、現地の人と話してコミュニケーションを取りたいとき、もし伝わらなくても英語で話せばなんとかなってしまいますし、そもそも向こうもタガログ語を話している時に英語を多用してきます。これは、タガログ語を効率的に学習するにはとても不便ですね。
いかがでしたでしょうか。
タガログ語勉強してみてください。
