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書譜を題材に草書の勉強会をやってみた③

これの続き。
第3回の資料と、実施しなかったが第4回の資料をアップしておこうと思う。

以下、第3回(P8-P9)の出題範囲の意訳なのだけれど、

・王献之は「僕の方が上手いに決まってるじゃん!」って言ってたけど、自分で自分の父より優れてるなんていうもんじゃないよね
・父母を尊ぶのが子の務め
・王献之は親不孝だよね
・こういう態度の人ってすぐ挫折すると思うよ

・王羲之が壁に字を書き、王献之はその字を削り取り、同じ場所に字を書いた(写し書きみたいなことをした)
・王羲之は、その字をみて「僕めっちゃ酔ってたんだな...(下手で恥ずかしい)」と言って、王献之は恥ずかしくなっちゃった

20260319_草書を読む会 P14

王献之に対する評価があまりにも厳しくないか…?
意訳書いてる時思わず笑ってしまった。

現代なら「自信家なのかな…?コンプレックスの裏返し…?」で済むような話も、『書譜』では「父を敬わない」「だから挫折する」みたいな話に繋がっていって、あまりにも厳しい評価すぎないか?と思った。

多分、書譜が書かれた当時は儒教の影響が強くて、父母を敬い、先人を尊ぶことが重視されていた時代だったのだろうな。
ということを考えると、書譜は「書道論」であると同時に、その時代の価値観が色濃く反映された文章でもあるのだな、と感じた。

コミュニティ運営の難しさ

あと、やってみてわかったことなのだけれど、コミュニティを継続して運営することはめっちゃ難しい…!

参加者それぞれに仕事や子育て、体調などの事情があるので、日程変更や直前の欠席が重なり、予定どおり開催できないことも少なくなかった。

というか、本当に当たり前のことだけれど、勉強会に対する熱量や優先順位は人それぞれ違うんだよな。
これは本当に当たり前体操で、自分と同じ熱量で他人が取り組んでいるなんて思うのは思い違いもいいところなわけで。

だからこそ、それを前提に無理なく続けられる方法を最初から考えておくことが大切だったのだと思う。

例えば、

  • 参加者を増やして一人ひとりの負担を小さくする

  • 主催を持ち回りにして、一人に責任が集中しないようにする

とか。

実際にやってみたからこそ、自分が何を楽しいと感じるのか、継続するためにはどんな工夫が必要なのかが少し分かった気がする。

良い機会をいただけて、やってよかったなーと思う。

それと、教材を作る時間そのものはとても楽しかった!
問題を作るために『書譜』を読み込み、どの字を出題すると学びにつながるか考える時間は、自分自身にとっても勉強になった。

脳味噌の血肉が増えてよかったので、またこういう機会があればブラッシュアップしてやってみたい。

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