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パラグアイ🇵🇾穴場スポットはズバリここ☝️暮らし文化に触れたいなら

Hola, todos y todas🙌
地球の裏側からこんにちは!

みなさん、旅をする時の旅情報はどうやって調べますか?

私は観光地があまり好きではない(理由:人が多い&観光地価格&観光客向けに作り込んでる感じ)ので、旅をする時にはよく、「◯◯(場所の名前)+穴場」と検索して、まんまと観光地への誘致にひっかかっているタイプなのですが、みなさんはいかがなものでしょうか。

今回はそんな、観光地があまり好きではなく、穴場に飢えている人や、文化や人、自然、偶然との触れ合いに旅の醍醐味を感じるバックパッカーに向けた、パラグアイにまつわる記事をお届けします。
小声)とはいえ、「パラグアイへ行く」という選択肢を持つ時点でみんなそうな気がする🫠

あなたにおすすめのパラグアイの穴場スポット、その場所はずばり「San Miguel サンミゲル」です。



1.San Miguelってどこ?

パラグアイにあるミシオネス県サンミゲル市
*「ミシオネス」も「サンミゲル」も名前だけ切り取るとありふれた名前なので、調べる際はご注意を。潔くここをクリックしてもらっても可 ▶️San Miguel, Misiones, Paraguay

首都アスンシオンから約200kmほど、国道1号線を南下したところにある小さな町。さらに200kmほどいけば、第二の都市エンカルナシオンにも行けるので、立地としては最高に良い。兵庫県でいう尼崎市👍(私の出身地)どうやらわたしはこういう片田舎に縁がある模様。

はるばる友人が日本から来たときにつくった図。
国道沿いの町並みはこんな感じ。首都Asunciónからバスで4時間半ほど。
国道沿いにあるくせに、一歩奥へ行けばこんな景色が広がっているのが私のお気に入りポイント。


2.どんな町?

人口は6000人弱、“ 𝐂𝐈𝐔𝐃𝐀𝐃 𝐃𝐄 𝐋𝐀 𝐋𝐀𝐍𝐀, 𝐋𝐀 𝐂𝐈𝐔𝐃𝐀𝐃 𝐐𝐔𝐄 𝐓𝐄 𝐀𝐁𝐑𝐈𝐆𝐀 (羊毛の町、あなたを温める町)” をキャッチコピーとして謳っています。

町の中心地には、20店舗ほどの手工芸屋が立ち並ぶ他に、
🟡教会(Iglesia de San Miguel)
🟡 広場(Plaza)
🟡 18〜20世紀の古い建物群(casas antiguas)

があり、保護対象としたそれらはパラグアイの国家文化庁(Secretaría Nacional de Cultura, SNC)により、 文化的価値の高い都市構成資産として、全国文化財にも登録されていて、19世紀以前の歴史的な町並みがうっっっすら残っています。

どうやら19世紀前後の建築活動は、三国同盟戦争でほぼ停止し、それ以前の建物が「生き残ったもの」として大切にされている模様。


3.イベント事情🪅

旅先の予定を決める上では、(少なくともわたしにとっては)欠かせないイベント情報。サンミゲルは小さい町なので、隣町のサン・フアン・バウティスタほど多くはないけど、大きなお祭りが2つあります。

①Ovecha Ragüe(オベシャ・ラグエ)

毎年6月に“Ovecha Ragüe(=羊の毛皮)”と呼ばれる織物の技術伝承とその伝統文化を讃え祝うための祝祭が30年以上続いています。昨年(2025年)には、その伝統技術“Ovecha Ragüe”が パラグアイ無形文化遺産 に公式に認定されました。

6月のパラグアイは真冬なので、羊毛ポンチョをみんなで羽織る。が、温暖化で暑くなってきているのが問題…

4日間は町中の手工芸店が出店するだけでなく、羊肉やサンミゲル名物と言われている内臓煮込み(Mondongo)やミシオネス県名物ミシオネスチョリソーなど、郷土料理からでっかい肉の塊まで豪華勢揃い。びっくりポイントは朝8時くらいから行われているくせに、夜中の3時までプログラムが公式に組まれていること。それが4日間も行われるので、パラグアイ人の夜行性、というか体力っぷりに度肝抜かれます。(4日間全力でやるので、翌日は代休になる。)

朝は伝統的な朝食「カブレ」(焼きチパ)をコシド(マテ紅茶)とともに。
肉塊。これを買って切ってみんなで食べる。
昔ながらの生活文化を表すパレードは手作り感もあってとても見もの。小さき子たちがかわいい。


スポンサーでもないPILSEN(パラグアイのビールメーカー)やコカコーラの旗しかないのが残念。

◾️イベント概要◾️
・イベント名
Ovecha Rauge(オベシャ・ラグエ)
・開催日時
毎年6月第2週目前後
ちなみに、2025年は6月5(木)〜8日(日)、2026年は6月11日(木)〜14日(日)
・関連サイト
イベントサイト:Instagram /Facebook  
市役所:Instagram / Facebook


②San Miguel Arcángel(サンミゲル祭)

「サンミゲル」とは、聖ミカエル(Saint Michael)。
ミカエルと聞けば、桃鉄やどこかで一度はお目にかかった人も多いのでは。

私の知っている桃鉄ミカエル。もうこの頃のミカエルは今はいないらしい。 引用:桃鉄T③#13 助かります!ミカエル変身回【桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻!】


サンミゲル(聖ミカエル)は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教における最高位の大天使であり、いわゆる、天使の中のリーダー。サタン(悪魔)を地獄に追放した伝説を持ち、剣と天秤を手に持つ姿で描かれることが多く、我々が死んだ際には、魂を天秤にかけ、天国行きか地獄行きか決めるお方なのです。(みなさん日頃から行いをよくしましょうね。)

そんなサンミゲル様の誕生祭は盛大に祝わなければ!

サンミゲル市役所のロゴ。サンミゲル様と羊と織物。
パラグアイは市役所のロゴを見ると面白いかも。


サンミゲルの誕生日は9月29日(私の1日違い。この時期は日本でもイベントが本当に多くて忘れられることが多い。)で、27日頃から、広場や公共エリアで 露店や音楽ステージ などのイベントが始まります。28日は朝からペーニャ(音楽・踊り)があったり、郷土料理の昼食 などやお決まりのビンゴなど、家族で楽しめる催しがあり、29日には像の巡行(プロセシオン) と称し、教会から街中を巡る行進があります。


普段は人気の少ないサンミゲルでもこの日は人がいっぱい。
移動式メリーゴーランドもやってっきた。朝焼け、えもい。

祭りの最後には乗馬ショーがあり、おとなしめのウエスタン馬から、暴れん坊のブラジル馬まで勢揃いして、ひたすら鞭で叩いて、暴れた馬にいかに喰らいついて乗っていられるかを2時間くらい永遠に見せつけられるていただけるショーもありました。(何人かはちゃんと落馬して危ない目にあっていてこちらはヒヤヒヤ)

出番を控える馬たちのお尻がかわいい。少数だけど女性もいてかっこよかった。

◾️イベント概要◾️
・イベント名
Fiesta Patronal de San Miguel Arcángel(大天使サンミゲルのお祭り)
・開催日時
毎年9月27日,28日,29日(本命)
・関連サイト
市役所:Instagram / Facebook


4.宿事情🎒

小さな田舎町のくせして大変に違和感なんですが、サンミゲルの町の入り口にどかーんと大きなプール付きホテル (6000円〜)があるし、個人経営の小さなHospetaje(宿)も3つほどあり、どこも2000円程度(100mil Gs.)で泊まることができ、どこも中心地からアクセスよく、田舎の個人経営のわりに小洒落てて小綺麗なので、初心者バックパッカーさんにも安心しておすすめできます。

元々はアスンシオンからエンカルナシオンへ行く道のりが長いため、運ちゃんのお兄さんたちや帰省する人たちが途中で休んでいくのに作られたとのこと。

パラグアイでは、ちゃんとしたホテルでもホームページがないことが多く、Whatsuppで直接連絡して予約をとるのが主流。


Posadas Los Artesanos :1泊100milGs. (約2000円) 私はここの1室で仮住まいさせてもらってる。大家さんがインターナショナルなので、よそ者にとても理解がある。

Hospedaje Lobery:国道沿いにあってアクセスよし。
Hospedaje Ña Lilu中世半ばの建築で国道沿いよりひとつ奥に入るので静かで開放感がある。オーナーは隣に住んでいるとのこと。
専用バスルームとエアコン完備。どこもこんな感じで小綺麗。こちらも100milGs. /泊


5.推しポイント その1

ここからは私的サンミゲルの推しポイントをお伝えします。
冒頭にも申し上げたように、国道1号線沿いにあるため、アクセスが良いところにも関わらず、一歩奥に入れば、色とりどりの花と様々な鳥、動物の鳴き声に迎えられながら、壮大な牧草地帯へ脚を踏み入れることができるのが推しポイントその1。

不思議な花がいっぱい
なんの花か聞いたのに忘れた
パラグアイ中に咲いているラパチョ。日本でいう桜のポジション。8,9月に満開。
珊瑚礁、サニーゴみたい。

ここには特に特別なものがあるわけじゃないけど、いろんなところからいろんなものが現れるので、のんびり散歩がおすすめ。

アセロラやパッションフルーツ、オレンジは散歩中に見つけたらラッキー◎
葉っぱたちも個性的でおもしろい。
大量の牛。みんなじっと見てくる。

散歩中に突如現れる羊たち。
牛?山羊?羊?犬?
急に目の前に現れる白馬。
犬が突然、散歩の仲間になったり、誰かに話しかけられたり。この町で怖い人/犬に出会ったことがないからどうか安心してほしい。
初対面なのに腹を出してくる警戒心のなさがこの町の平和を物語っている。

まだまだ紹介したいものたちはあるけど、この先は自身の足と目で確かめてほしい。

6.推しポイント その2

アスンシオンや他の町にいくと、他人は他人である。一方でここは、小さな町なうえに、ほぼ親戚ですか?!の勢いで血がつながりまくり合っていることもあり、知ってる人も知らない人も、「Hola! Qué tal?」「Adios!」と通りすがりに挨拶をしたり、手を振ったりするのが当たり前。

ジュースでもどうと差し出してくれたりして、とりあえず座れと言われる。

住む人はみんなこの平和な町のことが大好きで、この町の静けさを誇りに持っている。

向こうから話しかけてくることもあるけど、こちらから話しかけると、どんな無口そうなおじさんでも99%の超高確率で喜んでみんな会話してくれるし、会話を始めたらすぐに、「Quieres sentar?(座っていかない?)」と必ず、プラスチックの椅子をどこからともなく引っ張り出してきてくれる。

向き合って座ることは少なく、みんな同じ方向を見て話したければ話すし、話すことなければ、話さない。

これがプラスチック椅子。みんな持っている。持ってない人探すのは逆に大変。
ピンクかわいい。
みどりもかわいい。壁の色との組み合わせを見るのも楽しい。
犬だって座る。
大量の椅子はこうやって運ぶ。
いろんな椅子があってかわいいねの図。


そして、サンミゲルの町全体が羊毛産業で成り立っているため、あらゆるところで羊の毛を櫛でとかしたり、糸に紡いだり、染めたり、織物をしたりする姿を垣間見ることができるので、もし興味があったら、やらせてもらってください。喜んで教えてくれます。

羊毛を糸にするところ。
手織りをしているところ。

私にとっては、サンミゲルの人たちとの関係性はちょうどいい距離感で居心地が良く、嫌な人もびっくりするくらいいなくて、こんな穏やかな町があるんだと日々、鳥のさえずりを聞きながら平和ボケへとまっしぐらしています。

ドアあけっぱなし、鍵さしっぱなしの車を見るのは日常茶飯事。



「羊毛文化」について特化して記載した文章はこちら👇


サンミゲルは光と陰も楽しい。


その他、サンミゲルの魅力をゆるゆる発信中なので気になる人はチェックしてくださいな。▶️Instagram


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