4ヶ月ぶりのライブは不時奏でした
久しぶりにユウレカのライブがありました。
前回が2025年11月。気づけば4ヶ月ぶり。
たった4ヶ月とも言えるけど、バンドをやっていると、この時間は思っているより長い。
ライブが決まったとき、まず浮かんだのは「楽しみ」よりも、2つの不安。
1つ目は、「ちゃんとお客さんは来てくれるんだろうか。久しぶりすぎて、忘れられていないだろうか」という不安。
2つ目は、新曲に対する不安。
[Announcement]
— ユウレカ (@YurekaTokushima) March 8, 2026
YUREKA new single "AXION"Out on March 9.Available on all major streaming platforms. Our first release in 3 years.Please give it a listen.https://t.co/5gjBMYgP3M
練習ではそれなりに形になっている。でも、ライブは別物。
うまくいく気もするし、うまくいかない気もする。
その両方が、ずっと頭の中にありました。
不安と期待。
今回のライブはずっとその感情の中にいた気がします。
消えない本番に対する不安
練習とライブはやっぱり違う。
どれだけスタジオでいい感じに仕上がっても、本番になると全く別の顔を見せてくる。
むしろ「ここまでやったのに?」って思うくらい、違う問題が出てくることも。
今回のライブも、まさにそれだった。
僕らは遠距離バンドということもあって、全員で合わせる時間がどうしても限られる。
だからこそ、スタジオ練習はかなり集中してやっているし、個人練習もそれぞれちゃんとやっている。
それでも埋まらないものがある。
特に新曲は、その差がはっきり出る。
練習ではうまくいっているのに、ライブになると急に難しくなる。
目に見えない“壁”みたいなものがあって、そこを越えられるかどうか。
今回のライブ前は、ずっとそのことを考えていました。
忘れられていないことが自信に
ライブ当日までに、不安の1つは少しずつ変わっていきました。
それは、「お客さんに忘れられているんじゃないか」という不安。
嬉しかったのが、チケット取り置きの連絡。
思っていたよりもたくさんの人が「行きます」と言ってくれて、それだけで少し安心しました。
「ちゃんと覚えていてくれたんだ」と思えました。
当日はあいにくの雨。
それでも来てくれた人たちの顔を見たとき、不安はほとんど消えていて、心強さを感じました。
そして「ちゃんとお礼を言いたいな」と思いました。
だからこの日は、できるだけたくさんの人と直接話すことに。
ライブハウスの外でも中でも、顔を見て、言葉を交わして、少しずつ距離が戻ってくる感覚がありました。
ライブって、演奏前から始まっているのかもしれない。
お客さんとの関係も含めて、「ライブになる」んだと思います。
NUMAからはじめた理由
この日の1曲目は「NUMA」から始めました。
1バンド目のFNCTRからの空気を、そのまま引き継ぐようなイメージ。
2026-03-22(sun)
— シ モ ン (@T0T0B1G) March 24, 2026
No Fun Presents
『不時奏vol.31』
FNCTR
ユウレカ
NO FUN
at西院ウーララ pic.twitter.com/jYB0lRlMIZ
いきなり上げすぎるんじゃなくて、じわっと熱を持っていく役割。
もう1つ理由があって、僕たち自身のためでもありました。
久しぶりのライブで、いきなりトップスピードに持っていくのは少し怖い。
だから、ゆっくり体を温めながら、ライブのスイッチを入れていく。
1曲目が終わったとき、ちゃんとそれができているのを感じました。
少しずつ体が動き出して、感覚が戻ってくる。
20260322 西院OOH-LA-LA
— uquimi.m (@uquimi) March 22, 2026
ユウレカ pic.twitter.com/uEDl1jig8K
心配していた演奏面も、問題はありませんでした。
既存曲に関しては、それぞれが個人練習をやってきた分、しっかり形に。
レコーディング中て、細かいズレとか音程とかグルーブが全部気になるヒリヒリした状態なんで、あんまりライブで、よその音を摂取したくないんですが、そんな中ユウレカ最高でした。 pic.twitter.com/TkVQ12l0c5
— マドナシ (@madonasi) March 22, 2026
一方で、新曲はまだ伸びしろがあると感じました。
3/9に配信したばかりの新曲を最速でライブ体感できた。無機質でクールな音源もいいけど、やっぱり生のユウレカは別格。
— 蒼(ao) (@hermitpt2) March 23, 2026
リズムの空白に詰まった緊張感と狂気がエグい。Patoさんの潜めてたパートからの激情爆発は鳥肌物…
徳島に留めておくのは危険すぎる、全国に放て! pic.twitter.com/GeCKHrnikt
大きく崩れることはなかったけど、細かい部分で少しずつ感じたズレ。
小節の頭はしっかり合っている。でも、その中での揺れが気になる。
練習では見えにくかった部分が、ライブになるとちゃんと浮き上がってくる。
やっぱり、ここにも「練習と本番の壁」がありました。
ライブじゃないと気づかないもの
やっぱり、練習とライブは違う。
今回のライブでも、それは改めて感じました。
うまくいった部分もあるし、課題が見えた部分もある。
でも、その課題はきっと、ライブをやらなければ見えなかった。
だからこそ、ライブはある程度の数をやる意味がある。
今回気づいたことについては、またメンバーでしっかり話したい。
具体的なことは、まだ書かないけど、ヒントはそれぞれのテンション。
もう少し良くできる余地がある。
そう思えたのも、今回ちゃんとライブができたからだと思います。
そして何より、今回のライブに関わってくれた人たちに感謝したい。
呼んでくれたNo Fun、
一緒にいい空気を作ってくれたFNCTR、
そして、雨の中ライブを見に来てくれたみなさん。
本当にありがとうございました。
また次のライブで、もっといいものを見せられるように頑張ります。
