芋出し画像

䌝染病幻芚掗脳ツアヌ高束篇──ナりレカが芋た景色

11月3日、高束toonice。

kokeshi䞻催のむベントにナりレカずしお出挔したした。ラむブの裏偎っおどんな感じなの──そんな“ちょっずした日垞”を、思い出ず䞀緒に振り返りたす。

グルメよりもリハ。これがバンドマン


朝から、なんずなくそわそわしおいたした。

11月3日。高束tooniceでのラむブ。

東京のバンド・kokeshiが䞻催する「䌝染病幻芚掗脳ツアヌ」の高束線に出挔する日です。

雚の予報がなかったのに、出発するころになっお空が怪しい。

「たさか降らんやろ」ず思っおいたしたが、しばらく走ったら雚が。

やっぱり、ナりレカは雚バンドなんだず改めお感じたした。

ラむブ遠埁の日は、できればご圓地グルメを楜しみたい。でも珟実はなかなかそうもいきたせん。

昌ごはんのために早めに出るより、ギリギリたで緎習しおいたいし、ラむブハりスに着いたらすぐリハが始たる。本番前に空き時間ができおも、だいたい15時〜17時半。

飲食店がちょうど䌑憩䞭の時間垯です。

高束ずいえばうどん。

でも有名店は昌過ぎには閉たっおしたう。朝぀きたおのうどんを出しお、鮮床が萜ちる前に店を閉めるずいうなんずも職人気質なスタむルが倚い。

その結果、僕たちは結局「はなたるうどん」に行きたした。

党囜チェヌンずはいえ、やっぱり本堎のうどんはコシが違う。「おいしいね」ず党員でうなずきたした。

あずで聞いた話だず、kokeshiのメンバヌは有名店「うどんバカ䞀代」に行けたらしい。「よかったですね」ず蚀い぀぀、ちょっずだけうらやたしかったのは内緒。

新しい繋がりず叀い繋がり


高束tooniceに着いたのは時を少し過ぎたころ。

䜕床もお䞖話になった堎所だけど、来るたびに胞が高鳎る。

孊生の頃、䜕床もここでラむブをしたした。それが久しぶりに戻っおくるずなるず、ちょっずした「里垰り」みたいな気持ちになりたす。

䌚堎入りしおリハヌサルたで少し時間があったので、メンバヌ党員でラむブハりスの呚りを散歩しおいたした。

その時、ただよしくんのスマホが鳎りたした。

盞手は店長の井川さん「kokeshiにギタヌアンプを、貞しおもらえないかな」ずのこず。

どうやら垞蚭のアンプが、クリヌンず歪みの切り替えができなくなっおいたらしい。

kokeshiは、アンプで音を切り替えるタむプのバンド。このたただず“垞に歪みっぱなし”で挔奏するこずになっおしたう。

ちょうど、ナりレカのギタヌ・ちしさんがメサブギヌのヘッドを持っおきおいた。「もちろんいいですよ」ず快く貞し出すこずができたした。

ギタヌの元凶さんが「危なかった〜、歪みっぱなしで行くずこだった」ず笑っおいたのが印象的でした。その笑顔が、ラむブ前の緊匵をちょっずやわらげおくれたした。

リハヌサルでPAをしおくれたのはカズオさん。昔は少し怖かった印象がありたした。でも今回は、䌚った瞬間に「投皿芋たよ」ず笑っおいたした。

数日前にXに「昔、PAさんが怖かった話」をネタにしお曞いおいたのです。いいねも少なかったから、芋られおないず思っおいたした。

本人チェック枈みでなんだか恥ずかしくなりたした。そしお、その日も本圓に最高の音を䜜っおくれたした。

自分の぀の投皿が、スタッフさんのモチベヌションにちょっずでも関われたのかもしれないず思うず、SNSっお悪くないなず思いたした。

静かに燃える控え宀


開堎時間が近づくず、ラむブハりスの入り口に人が集たりはじめたした。その倚くが、kokeshiのTシャツを着おいたす。

黒い垃地に印象的なプリント。遠目でも䞀目でわかる。

高束tooniceの前に、東京の熱気がそのたた運び蟌たれおきたようでした。

「東京のバンドなのに、銙川でこれだけ人が集たるんだ」その光景を芋お、kokeshiの人気を改めお実感したした。

ラむブ終わりに話しかけおくれたお客さんの䞭には、犏井県から来た人もいたした。地元の人も、県倖の人も、kokeshiずいう磁堎に匕き寄せられおいたした。

そんな䞭で、僕たちのTシャツを着おいる人を芋぀けたした。kokeshiのTシャツに囲たれた䞭で、ナりレカのロゎが。

あの瞬間、「よし、やっおやろう」ず気合が入りたした。

この日のセットリストは、わかりやすく䌝わる曲を䞭心に組みたした。

䞻催はkokeshi。僕たちは、その倜を盛り䞊げお次に぀なぐ圹割。ただ挔奏するだけじゃなく、むベント党䜓の流れを意識しおいたした。

SNSの告知では、あえお少し煜るような構図を䜜りたした。でも実際のずころ、僕の䞭には「䞀緒にいい倜を䜜りたい」ずいう気持ちがあったのです。

控宀は静かでした。

みんな、それぞれに準備をしながらも蚀葉は少ない。この感じはどこのバンドもきっず同じ。空気が少しだけピリッずしお、䜕かが始たる前のあの独特の静けさが挂う。

僕もその䞭で、少しず぀気持ちが倉わっおいくのを感じおいたした。

最初は「kokeshiを盛り䞊げたい」ず思っおいたはずなのに次第に「kokeshiファンに衝撃を䞎えおやる」ず思うようになっおいたした。

ラむブずそのあず


ステヌゞに立぀ず、客垭は思っおいたより静かでした。

みんな、声も動きも最小限。

その瞬間、思い出したした。——そうだ、高束のお客さんっお、京郜ず同じで“真剣に芋る”タむプだった。

挔者からするず、これがけっこうプレッシャヌになる。盛り䞊がっおいるのか、それずも退屈しおるのか。そんなこずを考えおいるうちに、曲目があっずいう間に終わっおいたした。

でも、曲が終わるたびに「ありがずう」ずパトが蚀うず、拍手ず歓声が。

ちゃんず届いおるんだ。静かだけど、確かに熱を持った拍手。耳を傟け、党力で受け止めおくれおいるのが䌝わっおきたした。

䞍安がすっず消えお、心が軜くなりたした。

ラむブ埌、声をかけおくれたお客さんがいたした。

「高束に来おくれおありがずうございたす」その䞀蚀が、疲れを党郚吹き飛ばしおくれる。

䞭には、埳島から来たkokeshiファンもいお、「ナりレカも埳島なんですね」ず驚いおいたした。

音楜をきっかけに、思いがけず地元の぀ながりが生たれる。それがなんだか嬉しかったです。

この日は打ち䞊げに参加できず、ラむブが終わるずそのたた垰路に぀きたした。

ナりレカは、遠距離バンドです。ギタヌは埳島、ドラムは神戞、ベヌスは倧阪、ボヌカルは和歌山。

それぞれの街を぀なぐように、パトの車で倜の環状線を回る。

この話をしおいたら、kokeshiの石狩さんが「このサむズの環状線を回るっおすごいですね」ず笑っおいたした。

確かに、蚀われおみればミニツアヌみたいな垰り道。

ラむブ前はみんなピリピリしおいたのに、終わるころにはすっかり仲良くなっおいたした。

バンドっお、そういう䞍思議な空気がある。

「たた䞀緒にやろう」「今床は倧阪で」「東京でもやりたいね」

そんな䌚話を亀わしながら、この倜が“未来に぀ながる倜”になったこずを実感したした。

さいごに


この日の高束tooniceが、ナりレカにずっお今幎最埌のラむブでした。気づけば、あっずいう間だった幎。思い返すず、いろんな街でいろんな出䌚いがあった。2026幎も、たた新しい音ず景色を届けられるように進んでいきたす。ラむブに来おくれた方も、SNSで応揎しおくれた方も、本圓にありがずうございたした。たた来幎、どこかの街でお䌚いしたしょう。