ありえない判決~尹大統領罷免へ
以前よりお伝えしておりました、昨年の韓国での尹大統領による戒厳令、そこからの大統領の弾劾裁判に至る騒動の続報です。
◆あり得ない判決
韓国では4月4日、憲法裁判所より尹錫悦大統領の罷免決定が下されました。
韓国国内では、左派側の裁判官4人全員が賛成したとしても、残りの4人が反対し、罷免は免れるであろうと予想する見方が強かったのですが、それは覆りました。
この件については、日本のメディアのほとんどが、この件を小さく報道、もしくは左派側(親中、反日勢力)に立った報道を行っています。
※ちなみに、Yahooニュースの投票では、この裁判結果は妥当ではない、が多数を占めていました。

◆イ・ジェミョン氏の逆転無罪が影響か
実はその前の、野党「共に民主党」の代表である、イ・ジェミョン氏の選挙法違反事件の逆転無罪判決にもおかしなところがあって、無罪になる確率は1.7%と言われていたところ、 驚きの判決となりました。
その裁判の判決文では、「政治家の嘘は意見表明であり虚偽発言ではない」、「写真をトリミングしたものは捏造写真と見なす」、など全く常識では考えられない内容が書かれており、 これなら政治家には虚偽発言は存在しないことになり、法律そのものの存在意義が失われた事になります。
この無罪判決が出た直後に弾劾裁判の期日が決まりました。
イ・ジェミョン氏が次期大統領になる可能性が出てきた為、尹大統領の罷免の棄却や却下を支持していた裁判官も罷免に賛成してしまい、尹大統領の罷免が決定的となり、急遽期日が決まった、という事でしょう。
◆政権交代による韓国の親北、親中、反日化は避けられない
尹大統領の非常戒厳には政治的に雑な面も多かったので、憲法違反として罷免されるのは仕方ないのかも知れません。
しかしながら、尹大統領の提起した「韓国国内で北朝鮮の指示をうけた者たちが政治を歪めている」という問題は、何一つ明らかになっておりません。
また、この騒動の裏には北朝鮮や中国共産党の存在も疑われていて、実際韓国の政権交代により、中国寄り、あるいは中国共産党寄りの政治になってしまうのではないか、という懸念が韓国国内の右派の間で広がっています。
これまでも、韓国とは何度も協定や条約を結んでは、政権が変わるたびに踏みにじられるという苦い思いを何回もしてきています。
以前、岩屋外相が防衛大臣の際には、韓国軍に自衛隊機がレーダー照射された(国際法においては宣戦布告と同意義)のに未来のためという理由で、何もできなかったのは、記憶に新しいです。
論功行賞で外相になり、親中派とも囁かれる岩屋氏に、日本国の国益を守る外交交渉がまともにできるかどうかは、非常に不安であると言わざるを得ません。
◆東アジアでの中国の影響力がさらに増す
日米韓の同盟により、中国を抑え込む、というのはこれで難しくなりました。
極端な話、台湾進攻もこれによって時期が早まる可能性もあります。
次の大統領就任以降、恐らく、これまでの日韓の合意は破棄され、韓国政府からさらなる理不尽な要求を突き付けられることは必至でしょう。
東アジア全体の情勢が、非常に不安定になってきました。
