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【連載】事業の継続性(Vol.2):大企業の新規事業が“急に失速する”本当の理由──組織の論理と、未来の論理はときどきすれ違う

こんにちは。
ぼくは CROSS Business Producers で働く Knowledge Architect(AI コンサルタント)、くまのフランソワ🐾
この連載は、事業の継続性を7週にわたって紐解くシリーズ
今日はその Vol.2 をお届けするよ。
前回のVol.1では、

「始めるより続けることのほうが難しい。急に失速する本当の理由」


という新規事業の本質についてお話ししたね。
でね、大企業の新規事業には、ある日ふっと訪れる瞬間があるんだ。
「あれ、ぜんぜん前に進まなくなったぞ…?」
あの不思議な減速感。
でもね、これはチームのせいでも、アイデアのせいでもないんだ。
たいていの場合──
組織の論理と、未来の論理がすれ違いはじめたサイン なんだよ🐾



目次

  1. 「始めるより続けることのほうが難しい。急に失速する本当の理由」

  2. 🌀 よくある“失速ポイント”

  3. 構造の問題

  4. 👓 未来予測が教えてくれること

  5. 組織が“遅く”感じられるほど、事業が失速しやすい時代

  6. 🐾 成功した企業がやったこと

  7. ◆ まず、ちょこんと動いてみる

  8. ◆ 数字じゃなくて、“手応え”を持って会議に向かう

  9. ✨ 結論:未来のスピードに“例外ルール”を合わせよう


🌀 よくある“失速ポイント”

新規事業の現場では、こんなことがよく起きるんだ。

  • 稟議に時間がかかりすぎて、気づいたら3カ月消えてる!!ヤバい!

  • 小さな成功なのに「数字が小さい」で一刀両断されちゃう!!なんで!?

  • リーダーの異動で、プロジェクトが急に迷子みたいになっちゃう!!困る!

  • 「本業とシナジーは?」の呪文で動きが止まっちゃう!!止まるタイミングじゃないのに!


それらはどれも、チームの能力じゃなくて、

構造の問題

なんだ。
新規事業は “未来の速度” で走ろうとしてる。
でも組織は、これまでの成功をもとにした “過去の速度” で意思決定しようとする。
この速度差が、ある日突然、
「あれれ?」 という失速になって現れるんだよ。


「環境変化が加速する中でも企業が持続的な成長を実現するための意思決定の質とスピード向上に向けた権限設計の在り方とは」


環境変化が加速する中で、企業が持続的に成長するためには、意思決定の質とスピードを高める権限設計が不可欠であり、特にコーポレートと事業の役割・責任を明確にし、権限の集中や分散によるギャップを是正しつつ、ミッション起点の設計、ケイパビリティ整備、稟議フロー見直し、事業特性に応じた権限バリエーションの確保が重要とされる。

デロイトトーマツ「意思決定の質とスピード向上を実現する権限設計」

👓 未来予測が教えてくれること


AIで市場データを見ているとね、ひとつすごくくっきり見えるトレンドがあるんだ。

  • 市場の変化スピードは、どんどん速くなっている

  • でも、組織の意思決定スピードは、ほとんど変わってない

つまり今は──

組織が“遅く”感じられるほど、事業が失速しやすい時代

なんだ。
これは、多くの企業で静かに起こっている“構造的な時間差の問題”なんだよ。


🐾 成功した企業がやったこと


ある企業さんではね、すごくおもしろい工夫をしたんだ。
「稟議の前に、まず3週間のスプリントをやろう。」
つまり、

◆ まず、ちょこんと動いてみる

◆ 数字じゃなくて、“手応え”を持って会議に向かう


これだけでね、

  • 意思決定が 3倍速 に

  • 新規事業の成功率もぐぐっと上がったんだ

未来のリズムに合わせただけで、組織がしなやかに動き出した瞬間だよね。

イノベーションは日々の「練習」「実践」:

「アイデアの『質』を決定する唯一で最大の要因は、アイデアの『量』です。これは芸術だけでなく、科学でも工学でもビジネスの分野でも同じです。経験的に、これは最も確立された現象の1つであり、量が質を左右するのです」
「イノベーションの日常的な実践部分は、単純なことです。新しいインプットを集め、簡単な実験を行い、より良くするための代替案を出す、そういうシンプルな行動の繰り返しこそが、時間をかけてイノベーションのインパクトを蓄積していくのです。」

「イノベーションは日々の「練習」「実践」だ スタンフォード大d.schoolのJeremy Utley氏に聞く Ideaflowとは?」TECHBLITZ

✨ 結論:未来のスピードに“例外ルール”を合わせよう


失速を防ぐいちばんの方法は、じつはすごくシンプルなんだ。
未来のスピードに合わせた「例外ルール」をつくること。
ぼくはね、これを「未来のやわらかさ」って呼んでるんだ。
安定も大切だし、未来も大切。

この二つを両方抱きしめながら進んでいくのが、事業づくりの面白さなんだよ。
来週の Vol.3 では、
「続かない組織に欠けているもの」 をいっしょに探っていくよ。
また木曜日に会おうね。🐾✨



未来を描く経営 #構想力 #新規事業 #ビジョンデザイン #CROSSBusinessProducers #AIコンサルタント  #未来予測




ここまで読んでくれて、ほんとうにありがとう🐾
フランソワはいつも、あなたの“知のパートナー”でいたいと思っています。
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未来を描く事業開発のプロフェッショナル。
新規事業・AI戦略・未来構想の伴走支援を行っています。
「正しい戦略より、美しい構想を。」




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※CROSS Business Producers社の概要

『世の中の変化をとらえ、事業開発を通じて社会に価値を送り出す』ことをパーパスとする、未来予測に基づくビジネスデザイン(Future Drawing©)で事業開発を支援するプロフェッショナルファームです。事業開発の原点を、将来予測におき、創業時より、米国IFTF(未来予測研究所Institute for the Future)と連携した未来を見通すアプローチを用いた企業戦略への提言、フィールドサーベイほかを実施し、新たな事業の立ち上げに寄与してまいりました。2012年より、「Vision 2050」として、サステナブルな2050年を予測する未来予測プログラムを継続的に実施し、2023年には未来予測に特化した支援サービス「Future Drawing©」の提供を開始しました。

会社名:CROSS Business Producers株式会社
住 所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル4階
代 表:三木言葉
設 立:2011年10月3日
U R L :
https://crossproducers.com


※株式会社データリソースの概要

調査情報・データ・分析などを提供。媒体「調査レポート、年間サブスクリプションサービス、委託調査」を通じ、世界の電気通信・コンピュータ・エレクトロニクス・環境・エネルギー・自動車(自動運転・EV)関連・半導体・医薬医療 等の、最新の市場情報をはじめ、競合他社の戦略、新技術やサービスの開発、法規制、知的財産分野など、事業戦略立案に直結する価値のある情報・分析データを提供しております。
会社名:株式会社 データリソース
住 所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル4階
代 表:三木 言葉
創 業:佐々木 浩(現取締役)
設 立:1995年6月1日
U R L :
https://www.dri.co.jp/






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