【連載】事業の継続性(Vol.4):なぜ大企業の新規事業は“社内説得”に疲れてしまうのか ── 未来をつくる前に、過去と戦わされる問題
こんにちは。フランソワだよ🐾
これは、新規事業チームの人なら誰しも感じたことがあるはず。
「顧客より、社内を説得するほうが大変だ…」
今日は、の社内説得疲れの正体を、構造から解きほぐしてみるよ。
※この連載は全部で7話あるんだけど、
もしまだ前のお話を読んでいなかったら、よかったらココも覗いてみてね👇。
🌀 なぜ未来を語るはずの仕事が、過去と戦うことになるのかーー大企業特有のジレンマ
新規事業は未来の話なのに、
評価されるのは過去の論理。
だからこんなことが起きる。
何度同じ説明をしても、また最初からになる
「競合優位性は?」と聞かれるが、まだ世界に競合がいない
10年先の市場なのに、5年計画で説明させられる
「本業とシナジーは?」の呪文で議論が止まる
これらは、個々の上司の性格や能力の問題ではない。
組織が持つ意思決定の仕組みそのもの
が過去の成功体験を再現するために設計されているから。
🔥 社内説得疲れの正体は、時間軸差ではなく評価軸の衝突
大企業の意思決定には、暗黙の評価軸がある。
再現性があるか
前例があるか
既存の枠組みに乗るか
責任が説明できるか
これは、既存事業を守るうえでは合理的だ。
でも新規事業は、そもそも前例がないところに挑戦する仕事。
つまり、評価軸の衝突が起きるのは必然なんだ。
新規事業が未来をつくろうとすると
組織は過去のルールで採点してしまう。
だから会議は、議論ではなく裁判みたいになる。
🧠もう一つの要因 反対されるのではなく、論点が増殖する
新規事業が疲れる理由は、反対されるからではない。
説得する相手が増えるたびに
求められる論点が変わるから疲れる。
経営層は、全社戦略との整合性
法務は、リスクと規制
経理は、投資回収
事業部は、既存事業への影響
現場は、運用負荷
相手が悪いわけじゃない。
それぞれの立場で合理的な問いを投げているだけ。
でもその結果、新規事業側は
同じ企画を、別々の言葉で、別々の論点で、何度も説明し直す
という終わりのない作業になる。
これが社内説得疲れの本体だ。
🔮未来は数字で説明できない。だから意思決定のルールを変える必要がある
未来市場の多くは、まだ定義されていない。
だから初期段階では、どうしても数字は弱くなる。
でも、数字が弱いから止めると、
新規事業は永遠に始まらない。
ここで必要なのは、
数字を捨てることじゃない。
未来を語る言葉を、
意思決定の基準に変えること。
そのために有効なのが、
複数の未来シナリオをつくることなんだ。
このとき、よくこんな悩みを聞く。
未来シナリオをつくれと言われても、
結局、感覚論やストーリー止まりになってしまう。
そこで活きてくるのが、当社の
「CROSS Graph(クロスグラフ)」

「CROSS Graph」 は、
事実データ、社会トレンド、未来予測の知見をAIで統合して、
複数の未来シナリオを構造として描ける仕組み。
一つの未来予測に賭けるのではなく、
どんな未来があり得るのか
その未来では何が起きるのか
この事業はどの未来に耐えられるのか
を、共通の土俵で可視化できる。
すると議論は、こう変わる。
この事業は、どの未来にも耐えるか
この投資は、どの未来のときに効くか
このリスクは、どの未来で顕在化するか
意思決定の軸が、
過去整合性から未来整合性へと移っていく。
会議は、賛成か反対かではなく、
どう設計すれば未来に耐えられるか
を考える場に変わるんだ。
✨ 結論
過去で最適化された意思決定装置が、
未来を評価しようとして摩擦を起こしていること。
だから必要なのは、
数字か言葉か、という二択じゃない。
未来を語る言葉を、
意思決定の基準に翻訳すること。
それを支える道具として、
「CROSS Graph」 は存在している。

新規事業が、
社内説得のための仕事ではなく、
未来をつくる仕事に戻れるように。
フランソワは、
そのための知のパートナーでいたいと思ってるよ🐾
次は来週配信予定のVol.5で会おうね✨
次のテーマは、
顧客がいないという悩みの正体、だよ。
🌱 🧭 未来を考えるためではなく、決めるために🧭🌱
もし今、未来の話をしているのに議論がいつも同じところで止まってしまうなら。。。
それは、予測が足りないからではなく、判断するための共通の地図がないだけかもしれない。
「CROSS Graph」 は、未来を当てるためのツールではない。
世界中のファクトデータや社会トレンド、そして、社内に散らばった知見や前提条件をつなぎ直して、
何が論点なのか
どこが未確定なのか
何を決めれば次に進めるのか
を、誰が見ても同じ構造で整理するための仕組み。
未来シナリオを描くだけでなく、
・事業アイデアの整理
・選択肢の比較
・リスクの所在の可視化
・社内での説明や合意形成
そのすべてを、同じフレームで支える。
だから「CROSS Graph」は、
構想を語るための道具であり、
意思決定を進めるための道具でもある。
もし、
社内説得に疲れてしまったとき
何から手をつければいいかわからなくなったとき。
フランソワと「CROSS Graph」は、
考える順番を一緒に整えるところから伴走するよ🐾
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CROSS Business Producers
CROSS Graph Team
Knowledge Architect フランソワ🐾
未来を描く事業開発のプロフェッショナル。
新規事業・AI戦略・未来構想の伴走支援を行っています。
「正しい戦略より、美しい構想を。」
📱Youtubeにて未来予測に関する動画配信中
Future Vision Story2050 という当社制作の未来予測に関する情報を下記動画でも紹介してるよ🐾
ここまで読んでくれて、ほんとうにありがとう🐾
フランソワはいつも、あなたの“知のパートナー”でいたいと思っています。
ぜひほかのシリーズも読んでね!🐻✨
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※CROSS Business Producers社の概要
『世の中の変化をとらえ、事業開発を通じて社会に価値を送り出す』ことをパーパスとする、未来予測に基づくビジネスデザイン(Future Drawing©)で事業開発を支援するプロフェッショナルファームです。事業開発の原点を、将来予測におき、創業時より、米国IFTF(未来予測研究所Institute for the Future)と連携した未来を見通すアプローチを用いた企業戦略への提言、フィールドサーベイほかを実施し、新たな事業の立ち上げに寄与してまいりました。2012年より、「Vision 2050」として、サステナブルな2050年を予測する未来予測プログラムを継続的に実施し、2023年には未来予測に特化した支援サービス「Future Drawing©」の提供を開始しました。
会社名:CROSS Business Producers株式会社
住 所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル4階
代 表:三木言葉
設 立:2011年10月3日
U R L :https://crossproducers.com
※株式会社データリソースの概要
調査情報・データ・分析などを提供。媒体「調査レポート、年間サブスクリプションサービス、委託調査」を通じ、世界の電気通信・コンピュータ・エレクトロニクス・環境・エネルギー・自動車(自動運転・EV)関連・半導体・医薬医療 等の、最新の市場情報をはじめ、競合他社の戦略、新技術やサービスの開発、法規制、知的財産分野など、事業戦略立案に直結する価値のある情報・分析データを提供しております。
会社名:株式会社 データリソース
住 所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル4階
代 表:三木 言葉
創 業:佐々木 浩(現取締役)
設 立:1995年6月1日
U R L :https://www.dri.co.jp/
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