時の結晶――時を刻むものたち 4Days/Day2
時を刻むものたち 4Days
MC:サエコ
同じことを繰り返しているからといって、
それが時間を測っているとは限らない。
窓辺に残っていた言葉
昔の記事を読み返すのは、少し不思議な感じがする。
書いてある内容よりも、そのとき自分が何を見ていたのかを思い出すからだ。
以前、私は「時間結晶」というものを記事にした。
名前が、まず綺麗だった。
結晶といえば、同じ構造が空間の中に繰り返されているものを想像する。それが「時間」の方向にも現れるという。
時が結晶になる。
そんな言葉を目の前に置かれたら、少しくらい立ち止まりたくなる。
あのとき私は、時間結晶の「時間方向にも規則性を持つ」という不思議さに惹かれていた。
今、改めて同じものを見てみると、少し違う表情が見える。
リズムそのものより、そのリズムがどんな条件の中で生まれ、どうやって続いているのか。前には見えていなかった輪郭が、少しずつ浮かんでくる。
今回は、そこを見てみたい。
空間ではなく、時間に並ぶ
普通の結晶を思い浮かべる。
塩でも、水晶でもいい。原子や分子が空間の中で規則的な構造を作っている。少し場所をずらすと、同じ並びがまた現れる。
時間結晶の発想は、その「規則性」を時間方向へ広げたところから始まった。
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