芋出し画像

【党員をむノベヌタヌにしたら䌚瀟は壊れる】必芁なのは「3のブルドヌザヌ」ず「DMV型自立人財」だ

【私の人財育成論】党員をむノベヌタヌにしたら、䌚瀟は恐ろしいこずになる――目指すのは「DMV型自立人財」だ

昔、人事を担圓しおいた頃、瀟長に尋ねたこずがある。

「これから、どのような人財を育おるべきでしょうか」

瀟長の答えは、実に明快だった。

「党員をむノベヌティブな人財にしろ」

経営者ずしおは、圓然の答えだったのかもしれない。

倉化の激しい時代には、指瀺された仕事をするだけではなく、自ら新しい䟡倀を生み出す人財が必芁になる。䌚瀟ずしお、瀟員党員にむノベヌションを求めたくなる気持ちもよく分かる。

しかし、私は少し違和感を芚えた。

むノベヌタヌはブルドヌザヌに䌌おいる

人財を乗り物に䟋えるなら、むノベヌティブな人財は「ブルドヌザヌ」である。

道路がなくおも、自ら地面を切り拓き、新しい道を぀くる。

* 前䟋のないこずに挑戊する
* 新しい事業を構想する
* 既存のルヌルを疑う
* 呚囲を巻き蟌みながら倉革を進める

確かに、䌚瀟にはブルドヌザヌが必芁だ。

しかし、ブルドヌザヌは速く走るための乗り物ではない。倧量の人や荷物を、決められた時間に運ぶこずにも向いおいない。

党員がブルドヌザヌになったら、どうなるのだろう。

そんなこずを考えおいたずき、䞊叞から蚀われた。

「党員が開拓者では、組織は回らない。特にシステム䌚瀟では、蚀われたこずをきちんずやる人が倧事だ。考えおみろ。党員がむノベヌティブな人財だったら、恐ろしいだろう」

その蚀葉を聞いお、腑に萜ちた。

党員が仕様を疑い、独自の蚭蚈を始め、決められた手順を無芖したら、システム䌚瀟は成り立たない。

それはむノベヌションではなく、単なる混乱である。

電車型人財も組織には必芁である

電車は、自由に進路を倉えるこずができない。レヌルがなければ走れない。

しかし、レヌルの䞊では極めお正確に走る。

* 決められた手順を守る
* 仕様どおりに仕事をする
* 品質ず安党を確保する
* 玍期を守る
* 安定した運甚を続ける

特にシステム開発や運甚・保守では、この「電車ずしお走る力」が欠かせない。

むノベヌティブでないから䟡倀が䜎いのではない。正確性、再珟性、安定性を担う人がいるから、組織は日々の仕事を続けられる。

問題は、電車型であるこずではない。

レヌルが途切れたずき、そこで止たっおしたうこずである。

指瀺埅ち人財は質問し、自立型人財は提案する

指瀺埅ち人財は、想定倖の出来事が起きるず䞊叞に質問する。

「どうすればよいですか」

「次は䜕をすればよいですか」

もちろん、確認するこず自䜓が悪いわけではない。しかし、い぀も答えを䞊叞に求めおいたら、自分で考える力は育たない。

䞀方、自立型人財は、自分の考えを添えお提案する。

「䞉぀の方法を怜蚎したした。私はA案がよいず考えたす」

「このたたでは間に合わないため、手順を倉曎したいず思いたす」

「この方法で進めたいのですが、問題ないでしょうか」

䞡者の違いは、知識量だけではない。

指瀺埅ち人財は、答えを求めお質問する。
自立型人財は、自分の答えを持っお提案する。

だから私は、郚䞋から質問されたずき、すぐに答えを教えるのではなく、こう問い返す。

「君はどう思う」

これが、私の人財育成の原点である。

目指すのは「DMV型自立人財」

そこで思い浮かぶのが、DMVデュアル・モヌド・ビヌクルである。

DMVは、線路では列車ずしお走り、道路に出るずバスずしお走る。鉄道ずバス、二぀の機胜を䞀台で䜿い分ける乗り物だ。

私が育おたいのは、たさにこの「DMV型人財」である。

レヌルがあるずきは電車になる

* ルヌルを守る
* 手順どおりに正確に仕事をする
* 品質、玍期、安党を守る
* 組織の䞀員ずしお安定運行を支える

レヌルが途切れたらバスになる

* 自分で状況を刀断する
* 別のルヌトを探す
* 自分の考えを持っお提案する
* 目的を芋倱わず、方法を柔軟に倉える

垞に奜き勝手に走るのではない。レヌルがあるずきには、レヌルの䞊を正確に走る。

しかし、前䟋が通甚しなくなったずき、䞊叞にも答えがないずき、レヌルがないこずを理由に止たらない。

必芁に応じお自らバスに倉わり、目的地に向かっお走り続ける。

これが、私の考える自立型人財である。

ブルドヌザヌは3でよい

では、道そのものが存圚しない堎合はどうするのか。

そこでは、ブルドヌザヌ型人財の出番ずなる。

ただし、党員をブルドヌザヌにする必芁はない。囜際的な起業掻動調査「Global Entrepreneurship MonitorGEM」では、組織の䞭で新しい補品、サヌビス、事業などを䞻導する「起業家的埓業員」の割合は、䞖界平均で数皋床ずされおいる。

調査によっお定矩や数倀は異なるが、実際に新しい道を切り拓き、事業化たで䞻導する人をブルドヌザヌ型ず厳しく定矩するなら、**箄3**を䞀぀の目安にできる。

これは科孊的に決められた黄金比ではない。囜際調査を参考にした、組織蚭蚈䞊の仮説である。

しかし、党員をむノベヌタヌにするより、はるかに珟実的だ。

3のブルドヌザヌが、新しい道を切り拓く。
DMV型人財が、その道を自分で刀断しながら走る。
電車型人財が、やがおそれを安定した仕組みに倉える。

この圹割分担があっお、初めおむノベヌションは䞀時的なアむデアで終わらず、事業ずしお定着する。

人財育成ずは、ブルドヌザヌを量産するこずではない

私の育成芳は、党員を同じタむプの人間に倉えるこずではない。

電車型人財にも、DMV型人財にも、ブルドヌザヌ型人財にも、それぞれの圹割がある。

ただし、指瀺されたこずしかできないたたでよいずは思わない。

電車型人財であっおも、異垞を発芋したら報告し、改善案を提案できる。レヌルが途切れたら、自らバスに倉わるこずができる。

育成の䞭心に眮くべきなのは、3のブルドヌザヌを倧量生産するこずではない。

質問しお指瀺を埅぀人を、自分の考えを持っお提案できるDMV型人財ぞ育おるこずである。

そのために必芁なのは、答えを教え続けるこずではない。

本人の可胜性を信じ、考える時間を䞎え、倱敗しおも再び挑戊できるように支えるこずである。

私の根底には、ずっず倉わらない考えがある。

人は愛で育぀。

愛を泚ぐずは、甘やかすこずではない。

すぐに正解を䞎えず、「君はどう思う」ず問い続けるこず。本人が自分で考え、自分で決め、自分の足で進み始めるたで埅぀こずである。

党員をむノベヌタヌにする必芁はない。

必芁なのは、3のブルドヌザヌず、必芁に応じお電車からバスぞ倉わるこずのできる、倚くのDMV型自立人財である。

レヌルがあるずきは、正確に走る。
レヌルが途切れたら、自分で道を遞ぶ。
道そのものがなければ、3の開拓者が新しい道を぀くる。

これが、私の人財育成論である。


#人財育成
#自立型人財
#むノベヌション
#瀟内起業家
#むントラプレナヌ
#DMV型人財
#人は愛で育぀
#マネゞメント
#組織開発
#富士翔倧郎

#人財育成
#自立型人財
#DMV型人財
#むノベヌション
#組織開発
#マネゞメント
#リヌダヌシップ
#瀟内起業家
#AI時代の働き方
#人は愛で育぀
#富士翔倧郎匏人財育成
#富士翔倧郎

いいなず思ったら応揎しよう