冷凍食パンは血糖値に本当に効くのか。6回検証して見えた「真実」
食パンを一度冷凍して、凍ったままトーストする。それだけで血糖値の上がり方が変わるのか。
以前、この検証をしました。
まず、常温の食パンをそのままトーストして1枚食べる。
上昇幅は47mg。ピークは137mgまで行って、そのあときれいに落ちて低血糖パターンに入りました。食パン1枚で、これです。
次に、同じパンを一晩冷凍して、凍ったままトースト。
上昇幅27mg。ピーク126mg。
なんと20mgも下がりました。43%の抑制です。

一見、最高ですよね。毎朝パンを食べている人からしたら、冷凍庫に入れておくだけの話ですから。手間もかからないし、お金もかからない。
ただ、動画を出したあとも、ずっと引っかかっていたことがあって。
白米のときは、こうならなかった
同じ理屈を、私は前に白米で試しています。炊いたご飯を冷ましたり、冷凍して解凍したり。デンプンが老化して、レジスタントスターチ(難消化性デンプン)に変わる、というあの話です。
結果は、正直パッとしませんでした。

なのにパンだと4割以上、下がる。
パンならではの何かがあるのか。小麦のデンプンは、米のそれと違うのか。しかも冷凍したあとにもう一度トースターで熱を入れているのに、それでも残る何かがあるのか。
……気になりますよね。
なので今回は納得のいくまで、再現性を検証しました。
今回使うもの
1回目の検証と同じ「Pasco 超熟 6枚切り」。1枚あたりの成分はこうです。
カロリー:164kcal
たんぱく質:4.9g
脂質:2.6g
炭水化物:30.3g
食物繊維:約1g


※冷凍しても、トーストしても、この数字は変わりません。変わるのはデンプンの構造だけです。だからもし血糖値の動きが変わるなら、それはデンプンの形が変わった、ということになります。
条件は全部そろえます。同じ銘柄、同じ6枚切り、1枚だけ、同じ朝の時間帯、パン以外は何も食べない。




これを、5回繰り返しました。
結果は、先に全部出します
いつもなら1回ずつ順番に出していくところです。今回はやめました。理由は、最後まで読んでもらえれば分かると思います。


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