仕事とは何か。時間とは何か。-現場で気づいた「価値」と「時」のズレ-
おはようございます。
株式会社あきた創生マネジメント代表の 阿波野聖一(AWANO SHOICHI)です。
地方で介護事業をやりながら、海外人材の事業もやっていると、
ずっと感じてきた違和感があります。
「こんなにやっているのに、なぜ変わらないのか」
現場も、制度も、人材も。
一生懸命やっているのに、どこかズレている。
でも最近、その正体がはっきりしてきました。
仕事の定義と、時間の捉え方。
この2つがズレている。
■現場で起きていたこと
例えば、介護の現場。
・研修をやる
・ルールを作る
・記録を整える
全部、やっている。
でも
現場は楽になっていない。
人は定着しない。
育たない。
海外人材でも同じです。
・生活支援を整える
・面談を実施する
・書類を整える
やっている。
でも
不安は消えない。
ズレは埋まらない。
関係性は深まらない。
ある時、気づきました。
これは「やっている」のに「価値が生まれていない」状態だと。
■仕事とは何か
仕事とは何か。
それは
何かをやることではない。
相手にとって価値があること。
つまり
「相手がどうなったか」
これだけです。
でも現場では
・やったかどうか
・ルールを守ったか
・手順通りか
ここで評価される。
だから
“やること”が目的になる。
でも本来は逆です。
相手が変わらないなら
それは仕事ではない。
これは厳しいけど
現場で何度も見てきた現実です。
■もう一つのズレ
そして、もう一つ。
時間の問題です。
現場はいつもこうです。
・シフト
・時間割
・業務スケジュール
すべてが時間で管理される。
でも
人は時間では動いていない。
感情で動く。
体調で動く。
関係性で動く。
海外人材も同じです。
「制度上はこう」
「スケジュールはこう」
でも
本人の不安や文化は
そんな枠では動かない。
ここでズレが起きる。
なぜか。
私たちは
“時間”で人を見ているからです。
■本来の人間の在り方
本来、人は
時間ではなく
「時」を生きている。
太陽とともに動き
身体のリズムで生きる存在です。
でも今は
頭で考え
時間に合わせて動く。
だから
・余裕がなくなる
・相手が見えなくなる
・関係が浅くなる
これは現場でも
海外人材でも同じでした。
■私が変えたこと
じゃあどうしたか。
やったことはシンプルです。
① 相手から見る
「この支援は、本当に役に立っているのか?」
② 結果で見る
「やったか」ではなく「どう変わったか」
③ 時を取り戻す
自然、対話、余白
“人のリズム”に合わせる
これだけです。
すると変わりました。
・表情が変わる
・会話が増える
・関係が深くなる
そして結果的に
・定着する
・育つ
・現場が安定する
■構造の問題
ここで重要なのは
これは個人の努力ではないということです。
構造の問題です。
・時間で管理する構造
・やることを評価する構造
・結果を見ない構造
このままでは
どれだけ頑張ってもズレ続ける。
だから私は
「定着支援」という言葉にも違和感があります。
支援ではない。
一緒に環境をつくること。
関係をつくること。
その中で人は育つ。
■最後に
仕事とは
価値を生むこと。
そして
人は
「時」の中で生きている。
この2つがズレたとき
・現場は疲弊し
・人は離れ
・制度は形だけになる
逆に
この2つが揃ったとき
・人は育ち
・関係は深まり
・持続可能になる
これは理想ではなく
現場で実際に起きていることです。
■まとめ
・仕事=相手にとっての価値
・時間ではなく「時」を見る
・ズレは個人ではなく構造
だから必要なのは
「もっとやること」ではなく
「見方を変えること」
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