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僕の宝物

寝る前、次男と二人で寝室にいました。

他愛もない話をしながら布団に入り、ふと、小さい頃によく言っていた言葉を思い出しました。

「ママの大事な大事な○○くん。宝物だよ。」

最近は大きくなってきたので、あまり口にしていませんでした。

どうも、30代ワーママのbeko(べこ)です。
夫、小5長男、小1次男と暮らしています。

久しぶりに伝えてみました

赤ちゃん〜3・4歳の頃は、毎日のように伝えていた言葉です。

抱っこしながら。
寝顔を見ながら。
頭を撫でながら。
「宝物だよ。」
何度も何度も言っていました。

でも子どもが大きくなるにつれて、いつの間にか言わなくなっていました。

この日は何となく伝えたくなって、久しぶりに口にしました。

すると次男は、少し照れたようにニコッと笑っていました。

「僕の宝物はね」

そのあと、次男がぽつりと言いました。

「僕の宝物はね。」
その一言で、私は少し考えました。

何と言うのだろう。
ポケモンカードかな。
お気に入りのJリーググッズかな。

そんなことを思いながら続きを待っていました。
すると返ってきた答えは、

「友達!」

でした。
少し間を空けて、

「あと家族。」

そう続けました。

少しずつ広がっている世界

その言葉を聞いた瞬間、「おぉ〜!」と自然と声が出ました。

ついこの前まで、家族が世界のほとんどだったように思っていた次男。

小学校へ入り、お友達と遊び、笑って、時にはけんかもして。
少しずつ、自分だけの世界を広げていたのですね。

「友達は宝物。」

そんな言葉が自然と出てくるくらい、お友達との時間が大切になっていることが伝わってきました。

その感性が、とても眩しく感じました

「カードゲーム。」
「グッズ。」

そんな答えが返ってくるのかなと思っていました。
でも次男が一番に思い浮かべたのは、人でした。

その素直な感性が、とても眩しく感じました。
家族だけではなく、大切な人が増えていく。
それは少し寂しいような、でも何より嬉しい成長です。

私の方が、宝物をもらいました

「宝物だよ。」
そう伝えたのは私の方でした。

でも、そのあとにもらった言葉の方が、ずっと心に残りました。

寝る前のほんの数分。

何気ない会話だったのに、少しジーンとする時間になりました。
何年か後、もう一度「僕の宝物は?」と聞いたら、どんな答えが返ってくるのでしょう。
その頃にはもっと世界が広がっていて、宝物も増えているのかもしれません。

そんな未来を少し楽しみにしながら、静かに次男の寝顔を眺めた夜でした。

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