【本音レビュー】Suno AI v5は本当に"進化"したのか?音質向上と引き換えに失ったもの
こんにちは!
待望のSuno AI「v5」が、ついに公開されましたね!

SNSでは「音質がすごい!」「もはや本物の楽曲」といった絶賛の声が多くて、私も期待に胸を膨ませて飛びついたんです。でも実際にじっくり使ってみて…正直に言います。
音質の向上と引き換えに、v4.5(旧バージョン)にあった良さが失われてしまった部分も、結構あるなって感じてるんです。
今回は、単なる称賛で終わらない、v5のリアルな実力をお話しします。v4.5と比較して「良くなった点」と「悪くなった点」を正直にお伝えしますので、皆さんがv5をより効果的に使いこなすヒントになれば嬉しいです。
結論から言っちゃいます:v5は「諸刃の剣」
先に結論からお伝えしますね。
v5は、v4.5と比較してクリアでリッチなサウンド、まるでスタジオで録音したかのような音質を手に入れました。これは本当にすごい進歩です!
でもその一方で、プロンプト(指示文)をより正確に解釈するようになった結果、v4.5時代にあった「偶然生まれる面白い展開」や「初心者でも扱いやすい手軽さ」がちょっと失われちゃったかな…って感じてます。
まさに「諸刃の剣」。良いところも悪いところも、両方あるんです。
v5とv4.5、何が変わったの?私の本音比較
実際に使ってみて感じた違いを、4つのポイントでお話ししますね。
1. 音質 vs 意外性:「完璧すぎる」のも考えもの?
v5の最大の魅力は、やっぱり音質です。でも、これが逆にデメリットにもなってるんです。
v5の特徴:
・プロンプトを忠実に、高い解像度で再現しようとする
・そのため、狙った通りの曲を作るには、専門的で正確な音楽用語の知識が必要
v4.5の特徴:
・少し曖昧なプロンプトでも、AIがいい感じに解釈してくれて「おっ、こんな展開になるとは!」っていう嬉しい驚きがあった
v4.5の「AIと一緒にセッションしてる感」が好きだった私にとっては、v5はちょっと"真面目すぎる"パートナーになっちゃった気がします。良くも悪も「指示通り」になったせいで、ワクワクする「驚き」が減ってしまいました。
先日デモ用に作った音源と比較してみました。プロンプト&歌詞は全く同じものです。
▼V5で作った曲
▼V4.5+で作った曲
V4.5+のほうがキャッチーで耳に残る歌い方ですよね。特にサビの「ワレワレハ」という部分はV4.5+のほうが疾走感があります。
ガチャの要素もあるかもしれませんが、V5は物足りなく感じてしまいました。
High-speed J-POP, Cute Idol Pop, Denpa Song, Chiptune, Hyperpop, Anisong, BPM 180[Verse 1]
オマエ タダノニンゲンカ
ソウカ
タダノニンゲンカ
オレタチモタダノニンゲンカ
オレタチワタダノニンゲンカ
オレタチワタダノニンゲンカ
タダノニンゲンカ
タダノニンゲンカ
タダノニンゲンカ
タダノニンゲンカ
タダノニンゲンカ
[Chorus]
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
[Verse 2]
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
ナカマガホシイカ
[Chorus]
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
[Bridge]
ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダ
ウチュウジンダ
ワレワレワ ウチュウジンダこの曲を使ったステム分離活用記事はこちら
ちなみにサムネイルのクオリティが曲のクオリティに直結するかの検証もかねて、SUNOで書き出された画像をそのまま使っています。
画像クオリティと曲のクオリティ連動に付いての記事はこちら。
2. ボーカル:実は表現力はv4.5の方が上?
特にボーカル入りの楽曲で、この違いがすごく目立つんです。
v5のボーカル:
・一部のジャンルでは素晴らしいけど、全体的に感情表現がフラット(平坦)に聞こえることが多い
・v4.5に比べて、発音がおかしくなったり、吃音みたいになる問題が目立つ
v4.5のボーカル:
・曲のリズムやスタイルに合わせて、歌詞に感情を込めて歌い上げる表現力があった
v5は音がクリアになった分、ボーカルの細かなアラが目立っちゃうのかもしれません。エモーショナルな歌を作りたいなら、まだv4.5の方がいいかな…って思ってます。
▼V5で作った曲
▼V4.5+で作った曲
こちらも先日のデモ曲で比較。同じくV4.5+のほうが好みの仕上がりになっています。
V5もグルーヴ感はあるのですが、V4.5+に負けている感じがします。メリハリがあるのもV4.5+です。でもV5のほうが音質がいいのはたしか。
[Style: Neo Soul, City Pop]
A groovy and warm track with an urban night vibe, The sound is driven by a melodic, funky electric bass and gentle Rhodes piano, The beat is a simple, lo-fi hip hop style, A sweet, emotional female voice sings a romantic melody, with lush backing harmonies in the chorus, BPM: 85[Verse]
影が揺れる 街の隅
音が染みる 心の奥
靴音がリズムを刻む
[Prechorus]
夜風が囁くのさ
何も恐れるな
[Chorus]
踊れ 踊れ 夜が明けるまで
揺れて 揺れて 星が消えるまで
ダンス ダンス これが全て
[Verse 2]
光の海に 飛び込む時
迷いは消える 足が動く
夢の中でも覚めない鼓動
[Bridge]
手を伸ばして 掴む光
ここにいるだけで自由になれる
忘れるためじゃない 生きるために
[Chorus]
踊れ 踊れ 夜が明けるまで
揺れて 揺れて 星が消えるまで
ダンス ダンス これが全て3. 歌詞の「間」:v5は"急ぎすぎ"問題
楽曲の雰囲気を作る上で大切な「間」のコントロールも、v5では難しくなった印象です。
先ほどのデモ曲でも、V5は[Verse 2]の部分(光の海に 飛び込む時~…)がかなり早口になっています。
v5の歌詞:
・歌詞を一度にまとめて歌ってしまう傾向があって、スローで雰囲気のある曲を作るのが難しい
・静寂やタメを活かした緩急のある展開が作りにくい
v4.5の歌詞:
・歌詞のスペース(空白)を比較的うまく解釈して、曲に「間」を作ってくれた
v5では、ゆったりした曲を作ろうとしても、AIがせかせかと歌詞を歌っちゃう…というジレンマに悩まされてます。これ、結構困ってるポイントなんです。
4. 曲の長さと安定性:v5は"スタミナ不足"?
生成される曲の長さや、曲全体の安定性にも違いが見られます。
v5の傾向:
・生成される曲が平均3分前後と、v4.5より短いことが多い
・曲が長くなるにつれて、エラーや変な挙動が増えて、一貫性がなくなりがち
v4.5の傾向:
・もっと長い曲でも、比較的安定したクオリティを保ってくれてた
私の結論:v5はまだ発展途上。使い分けが大切!
ここまでv5の気になるところをお話ししてきましたが、誤解しないでくださいね。v5はすごく大きな可能性を秘めていると思ってます!
クリアな音質は本物だし、まだベータ版だってことを考えれば、これからもっともっと良くなっていくはずです。v4.5がそうだったように、v5.5、v6と進化するにつれて、今回お話しした弱点も克服されていくと信じてます。
今のところは、私はこんな風に使い分けてます:
インスト曲や、プロンプトをしっかり作り込める上級者の方 → v5 ボーカル曲や、AIからの意外な提案を楽しみたい方 → v4.5
V4.5+で作った曲をV5でカバーすると音質よくなるかも、とか。
プロンプトに忠実だからこそ、ナレーション機能はV5のほうがキレイかも。みたいな期待もあります。
ナレーション遊びについてはこちらをどうぞ。
みなさんもv5、使ってみましたか?
一緒にSuno AIの進化を見守っていきましょう♪
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