3割が年間10万円以上使う美容医療。お金を払っても不安なあなたに、美容看護師として伝えたいこと
美容クリニックや治療選びは、悩みから決める人、治療法から決める人、金額から決める人までさまざまです。メニューは比較しにくいものも多い一方、レーザーなど料金が比較しやすい施術ほど、つい安い方を選びたくなったりもしますよね。今日は「正解の金額」をお伝えするのではなく、僕自身が美容医療にかけるお金とどう向き合ってきたか、そして美容看護師として大事にしていることをお伝えできればと思います。
看護師人生とともに始まった、肌荒れとの日々
正直、10代の頃はニキビにほとんど悩んだことがありませんでした。だから余計に、看護師として働きだしてから急に肌荒れがひどくなったときは、自分でも戸惑ったのを覚えています。
治りきる前にまた新しいのができる、という負の連鎖。気づいたらニキビ、ニキビ跡だらけ。しかも久しぶりに会う友人からは、もともと肌キレイなイメージがあった分、めちゃくちゃ心配される始末で。「これはさすがにやばいな。ちょっとなんとかしないとな」と、火がついたのを覚えています。
ネットでいろいろ調べて、都会にある美容サロンで角質ケアや毛穴洗浄に通うことにしました。一回約5,000円を、月に1回。火がついたと言いつつも正直、これでもけっこう思い切った出費やったなと感じていました。お店では「ビタミンCも一緒に導入するとより効果的ですよ」とすすめられますが、そこはさすがに、ちょっと金銭感覚的に気が引けてしまって。オプションは断って、毛穴洗浄だけを続けていました。
けど、しばらく通ってもニキビへの効果は正直感じられなくて。「サロンじゃなくて、クリニックの方がいいのかなぁ」と思い切って、美容クリニックデビューをすることになりました。
美容サロンから美容医療クリニックに変えても、消えなかった不安
美容クリニックに切り替えてからは、月1万円くらいでピーリングとイオン導入に通うようになりました。サロンの時よりも金額はぐっと上がっていて、実は毎回「今回はちゃんと効果出てるんかなぁ」という不安を抱えながら通っていました。すんなり払えていたわけでは、決してなかったです。
正直に言うと、ピーリングを重ねる中で「今の金額、自分にとって適正なんかなぁ」という感覚は、ずっとどこかにありました。サロンの時は5,000円でも悩んでいたのに、クリニックになったら1万円という、より大きな金額に対しても同じような不安がありました。
多分これは、金額の大きさに関係なく、美容医療にお金をかけたことがある方なら、常に感じていることなんじゃないかなぁと思っています。効果が目に見えてはっきりわかるものであれば納得もしやすいんですが、「肌の調子」みたいな、じわじわ変化していくものに対してのお金って、いくらが適正なのか、比べる相手も基準もないんですよね。だから、金額が上がっても下がっても、なんとなく不安が消えない。
「物差しを一緒に作る」という考え方
美容医療にかけるお金って、実は自分だけが迷っているわけじゃないんじゃないなと、いろいろ調べていて感じました。
過去1年以内に美容医療を受けた女性を対象にした調査では、美容皮膚科や美容外科、医療脱毛などにかけた年間の支出が10万円以上という人が、全体の約3割にのぼるという結果が出ていました。決して少なくない金額を、みんな同じように悩みながら払っているんやなと、僕は思いました。(出典:日本経済新聞)
また、肌管理系の美容医療への月々の支出については、働き方によっても傾向に違いがあるようで、会社員や公務員の方は中くらいの支出層にあたることが多い一方、自営業や自由業の方は支出額が高くなりやすいという調査結果もありました。収入の安定度や、仕事における見た目の重要度によって、無理なく出せる金額の感覚が変わる、そんな調査データでした。(出典:株式会社ビズキ)
こういうデータを見ていて、僕なりにたどり着いた考え方がひとつあります。それは「自分の理想をきちんと言葉にして伝えた上で、担当の医師や看護師と一緒に、効果を測る物差しを作っておく」ということです。「肌の調子がよくなった気がする」だけやと、いつまでも金額に納得できないまま通い続けてしまいます。でも、「こんな肌になりたい」という理想を先にしっかり伝えて、「触った時のザラつきが減ったら効果が出ているサイン」「写真で見比べて毛穴が目立たなくなったら一区切り」など、担当の方と一緒に基準を作っておくと、そこにお金をかける意味を自分だけでなく、施術する側とも共有できるようになると思っています。
お金より大事にしたいこと
美容医療にかけるお金に、絶対的な正解はないと僕は思っています。金額の大きさよりも、自分の中に「これでよかった」と思える納得感や物差しを持っておけるかどうかの方が、ずっと大事なはずです。
だからこそ僕自身も、美容看護師としてお客様とお話しするときは、「受けている施術にどこまでを期待していて、納得感があるか」「どんな不安を抱えているか」を常に意識してカウンセリングをしています。
だから、もし今通っているクリニックで少しでも不安なことや気になることがあれば、遠慮なく声に出して相談してみてください。僕は押し売りなんて絶対にしませんし、今のあなたにとって必要でないものや優先順位が低いものであれば、ちゃんとお伝えします。現場にはそうやって一人ひとりに親身寄り添う看護師もたくさんいますので、どうか気負わずに頼ってもらえたら嬉しいです。もしも相談して、不安がはっきり残っていたら、クリニック変えるのもひとつかもしれません。
もし今、施術の金額や効果に迷いを感じている方がいたら、一度立ち止まって「自分なりの効果の確認ポイント」を決めたり、担当のスタッフに相談してみてくださいね。
💡 美容医療と同じで、「保険のお金」も自分なりの物差しが大切です
ちなみに、美容医療のお金もそうですが、普段私たちが何気なく払っている「保険」についても、まったく同じことが言えます。
「なぜ、その保障が必要なの?」
と聞かれたら、少し自信がない。
もしそんな状態なら、こんな記事も覗いてみてください^^
「これが必要」「これはいらない」
と判断できるようになるための『物差し』となれば嬉しいです。
👉 医療保険の見直し方|消化器・ICU看護師が実践する「月4,300円」最適化ロジックと保障内訳
ここまで読んでいただいて、少しでも「なるほどなぁ」と思ってもらえた部分があれば、「スキ」を押してもらえるとすごく励みになります!
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そして、「この金額、払ってよかった!」と思えた美容医療の体験や、保険についてのモヤモヤなどがあれば、ぜひコメントで教えてくださると嬉しいです!

出典
日本経済新聞「美容医療『年10万円以上』は3割」https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00628/00121/
株式会社ビズキ プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000033242.html
