見出し画像

優しくしない、元気にさせる

87歳の母との実家生活で、
いろいろとバトルを繰り返しています。
そんな顛末を書いてみたいと思います。


娘は母に優しくできない


「家と暮らし」相談アドバイザーをしていた時に感じたこと。

70~80代の母親と40~50代の娘の親子が、
相談に来ることがよくありました。

はたいてい、母親に厳しい(笑)

実のお母さんに優しい娘さんを、みたことがありません。
そしてたいてい、お母さんのほうは、
優しくしてくれない娘不満たらたらでした。


ムリをするとストレスが溜まる


わっかる~
私も、母に優しくするのはムリです。

ムリをするストレスがたまります。

母に「カーテンを洗ってほしい」と言われ、
大変な思いをして洗ったけれど、
違いがわからず、イラッ。

「窓を拭いてほしい」と言われ、
3日も掛けてレール、網戸、ガラスの掃除。
次の暴風雨であっという間に汚れ、イラッ。

疲れから倒れた私に、母が放った言葉。
「何でもやろうとするから。」
に、イラッ。

なので、優しくするのはやめました(笑)

私自身が気になることを、やることにしました。
そして、本人が出来ることやらないことにしました。

前は、フレンチトーストを一口大に切ってあげていました。
でも、母が自分でナイフとフォークで切れるのだから、やらない。

母は食事の用意はできなくても、食器洗いはできるのだから、やらない。
洗濯物も干すことは出来なくても、畳むことはできるのだから、やらない。

庭の木を切った後の片付けも、
「やってほしいオーラ」を出していたけど、やらない。
出来ないわけではないから。

問題は「出来ない」ではなく、
「やることがない」ことだから。


母の病院で


先日、母の通院に付き添いました。
パーキンソン病とその他内科の定期受診でした。

母は訴えます。
「薬は、全然効いていない。」

医師は、母の歩く様子や手足の反射を見て、
「パーキンソン病の薬は、効いていると思いますよ」と。


「本人は、一日中眠いとかだるい、
気力が起きないというのが一番気になっています。
それは、パーキンソン病の症状なんですか?」

医師
「全く関係ないわけではないけれど。。
老人性うつとか、認知症の初期症状かもしれませんね。」

血液検査と脳の検査をすることになりました。
「少し元気の出る薬」を出しますね、と。
もうこうなったら、できることは何でもしましょ。


こんなに寝てばかりいたら


「一日中、だるくて眠くて。最近は寝つきも悪いし。」
母は訴えました。

私が言ったところで母は聞かないので、
私はあえて、医師に言いました。

寝すぎだと思うんですよ。7時には寝る体制に入ってますから。
寝すぎているから眠りが浅くて、昼も眠い。
一日中、半分寝ている状態だと思うんです。」

「何時に起きるんですか?」
「5時半。」

そんなに寝るのは、ムリですよね。」
苦笑いする医師。


優しくしない、元気にする


その日から母は、あんなに昼間寝てばかりいたのに、
ほとんど起きています。
夜も8時までは床に入らずにいます。

私は夕方、強制的に(笑)散歩に連れ出しています。

母は「食欲がない」と言っていたけれど、
見ていると、美味しければ食べるのです。
「てんぷらなんて食べられない」と言っていたけれど、
冷やしうどんに山盛りてんぷらを揚げたら、食べる食べる。

外食にも行こう!と出かけたら、
なんとかつ丼(!)を、2/3は食べていました。

今朝も、パンケーキにベーコンエッグにラタトゥイユ、モモ。
私と同じ量を食べていました。

なんだ、全然元気じゃん!


見栄はいいよ


先日、お盆の墓参りに行きました。
母の実家のお墓は、私の父のお墓と同じ寺にあります。
母が「(母の実家の墓の)写真を撮って」と言いました。

遠方に住む母の妹と姉に、「墓参りに行ったよ」と、
報告したいとのことでした。
お墓の写真と、嫌がる母に「はい、並んで」とパチリ。

母の姉妹へメールで写真を送ろうとすると、
母は「私の写真はいらないわよ!」と。

「みんな、どうしてるかなと思ってるんだよ。
年取ってるからとか、見栄はいいよ。
みんな年取ってるんだから!」
と、私(笑)


次から次へと寿命が来る


ひとが長生きをするとそれだけ、モノが寿命を迎えますよね。
ここ最近で替えたもの。

電子レンジ
「皿を落として割っちゃった」ということで買い替えました。

テレビ
3年前に買い替えたのに、先日映らなくなり、また買い替えになりそうです。

洗濯物干し台
スチールのパイプが錆びて穴があき、一部曲がってしまい、さすがにね。

ガスレンジ(据え置き型)
魚焼き器が引っかかって引き出せなくなり、買い替えました。

電子レンジもガスレンジも20年くらい使っていたし、
物干し台なんかは、おそらくこの家を建てて以来(50年くらい)使っていました。

87歳の今、買い替え??
もっと早く替えればよかったのにね。

母は「今すぐにでも施設に入りたい」と言っていたので、
「買い替えしない」と言うかと思ったのです。

ところが。

「せっかくならこういうの」と、注文を付けます。
なんだ、まだまだやる気じゃん。


100まで頑張ろうね


そんなこんなで、母は私が来てから、
ずいぶんとシャキッとしています(笑)
やっぱり「気持ち」なんですね。

病院で医師は、あれこれ不具合を訴える母を尻目に、
「100まで生きそうだね。」と(笑)。

その調子で頑張ろうね。


=======================
※よろしければ他記事もどうぞ


いいなと思ったら応援しよう!