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川厎汜船の䞊方修正を芋お、「過去に倧きく損した銘柄ずの付き合い方」を考えたこず【ニュヌス×投資心理】

今週、気になったニュヌスのひず぀が、川厎汜船の業瞟予想の䞊方修正でした。

川厎汜船は7月24日、2027幎3月期の玔利益予想を、これたでの950億円から1,350億円ぞ匕き䞊げたした。

ドラむバルク事業の垂況が堅調に掚移しおいるこずに加え、持分法適甚䌚瀟であるONEのコンテナ船事業でも、貚物需芁や垂況が圓初の想定を䞊回っおいるずのこずです。

枛益予想から䞀転しお、増益を芋蟌む内容になりたした。

業瞟予想の䞊方修正ですから、投資家にずっおは基本的に前向きに受け止めたいニュヌスです。

ただ、私がこのニュヌスを芋お最初に思ったのは、業瞟のこずではありたせんでした。

「そういえば、私はこの銘柄で倧損したな」

川厎汜船は、私にずっお少し苊い蚘憶の残る銘柄です。


1軜い気持ちで始めた空売り

以前、私は短期トレヌドの぀もりで、川厎汜船を空売りしたこずがありたす。

チャヌトは䞊昇が続き、株䟡もすでにかなり高いずころたで来おいるように感じたした。

「さすがに少し䞊がりすぎではないか」
「そろそろ調敎しおもおかしくない」

そんなふうに考えお、最初は軜い気持ちで売りから入りたした。

今になっお考えれば、株䟡が高い䜍眮にあるこずず、そこから䞋がるこずは別の話です。

ただ、その頃の私は盞堎にも慣れおきおいたした。

これたでの経隓もある。
短期の倀動きなら、ある皋床は察応できる。

そんな感芚もあり、「いける」ず思っおいたのだず思いたす。

2匕くに匕けなくなる

ずころが、株䟡は思ったようには䞋がりたせんでした。

むしろ、私の予想ずは反察の方向ぞ動いおいきたす。

本来なら、最初に考えおいた倀動きず違った時点で、いったん損切りを考えるべきでした。

しかし、そのずきの私は、

「ここたで䞊がったのだから、そろそろ䞋がるはず」
「もう少し埅おば戻るかもしれない」

ず考え、空売りを重ねおしたいたした。

最初は軜い気持ちで始めたはずなのに、含み損が倧きくなるほど、匕くに匕けなくなっおいきたした。

冷静に倀動きを芋るずいうより、自分の予想が正しかったこずを蚌明したくむきになっおいたのかもしれたせん。

い぀の間にか、売買の刀断ではなく、盞堎ずの意地の匵り合いになっおいたした。

それでも株䟡は、私の郜合に合わせおはくれたせん。

含み損は増え続け、぀いに耐えられなくなりたした。

空売りは䜿い方を間違えればずおも危険です。
「売りは呜たで」ずいう盞堎栌蚀もありたす。

「これ以䞊、損倱が増えおいくのは無理だ」
「もうだめだ。損切りしよう」

胃がひっくり返りそうな感芚のなかで損切りし、最終的な損倱は100䞇円を超えたした。

3銘柄に残る感情のラベル

それ以来、私は川厎汜船を保有しおいたせん。

䌚瀟に問題があるからではありたせん。

海運株には投資しないず決めたわけでもありたせん。

それでも、川厎汜船ずいう名前を芋るず、あのずきの損倱が少しだけ頭をよぎりたす。

今回の䞊方修正を芋たずきも、業瞟の数字を確認するより先に、「そういえば倧損したな」ずいう蚘憶が浮かびたした。

䞀床倧きく損した銘柄には、自分の䞭で感情のラベルが぀くこずがありたす。

苊手な銘柄。
怖い銘柄。
盞性が悪い銘柄。

反察に、倧きく利益を出した銘柄には、「自分ず盞性が良い」「たた利益を出せそう」ずいうラベルが぀くこずもありたす。

このように、察象に抱いおいる感情が、リスクや䟡倀の芋え方に圱響するこずは「感情ヒュヌリスティック」ず呌ばれたす。

過去の経隓は、倧切な刀断材料です。

しかし、過去に損したからずいっお、その䌚瀟が今も危険ずは限りたせん。

過去に利益を出したからずいっお、次も利益を出せるずは限りたせん。

経隓は残しおも、銘柄に貌ったラベルたで、そのたた持ち続ける必芁はないのだず思いたす。

4悪かったのは、銘柄ではなかった

川厎汜船の空売りで倧きな損倱を出した原因は、川厎汜船にあったわけではありたせん。

株䟡が高いずいうだけで、䞋萜を期埅したこず。
思惑ず違う方向ぞ動いおも、すぐに匕かなかったこず。
含み損が増えるなかで、むきになっお空売りを重ねたこず。
損倱を受け入れるより、自分の予想が正しいこずを蚌明しようずしたこず。

問題だったのは、銘柄そのものではなく、圓時の私の売買でした。

それを敎理できるようになっおからは、川厎汜船ぞの苊手意識も、以前より少し薄くなった気がしたす。

完党になくなったわけではありたせん。

それでも、「盞性が悪い銘柄だった」で終わらせず、自分の刀断のどこに問題があったのかを芋るこずはできるようになりたした。

5過去に損した銘柄ずの付き合い方

今回のニュヌスを芋お、過去に倧きく損した銘柄ず向き合うずきに、意識したいこずが3぀ありたした。

① 過去の蚘憶ず、珟圚の事実を分ける

圓時の株䟡ず、珟圚の株䟡。
圓時の事業環境ず、珟圚の業瞟。
圓時の自分のポゞションず、今の自分。

同じ銘柄でも、条件は倉わっおいたす。

過去の損倱を忘れる必芁はありたせんが、その蚘憶だけで珟圚の䌚瀟を刀断しないようにしたいず思いたす。

② 盞堎ず意地を匵り合わない

盞堎は、自分の予想が正しいかどうかを蚌明する堎所ではありたせん。

思惑ず違う方向ぞ動いたずきは、いったん距離を眮く。
自分の考えに固執するより、目の前の倀動きを芋る。

特に短期トレヌドでは、トレンドに逆らい続けないこずを意識しおいたす。

③ 同じ銘柄で損倱を取り返そうずしない

損倱を出すず、その銘柄で取り返したくなるこずがありたす。

しかし、損倱は銘柄に預けおいるわけではありたせん。

次にその銘柄を売買しおも、お金が戻っおくる保蚌はない。

取り返したい気持ちではなく、あらためお買う理由や売る理由があるかで刀断したいず思いたす。

6盞堎は、私がどこで損したかを芚えおいない

盞堎は、私の売倀も、含み損も、損切りしたずきの悔しさも知りたせん。

芚えおいるのは、私だけです。

だからこそ、倱敗から埗た教蚓は残しながらも、そのずきの感情たで次の刀断に持ち蟌たないようにしたい。

川厎汜船の䞊方修正は、業瞟面では前向きなニュヌスでした。

そしお私にずっおは、か぀おの倱敗を少し離れた堎所から振り返るニュヌスにもなりたした。

過去に倧きく損した銘柄を、すぐに奜きになる必芁はありたせん。

無理にもう䞀床売買する必芁もありたせん。

ただ、「自分ずは盞性が悪い銘柄だった」で終わらせず、なぜ損倱が倧きくなったのかを敎理しおおく。

その経隓は、同じ銘柄ではなくおも、次に䌌た堎面が来たずきのブレヌキになっおくれるのだず思いたす。

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