芋出し画像

その脳卒䞭のリハビリに匷くあこがれたM先生そしお切ない蚘憶

理孊療法士歎 幎ずいう
aさんの リハビリを拝芋しながら

わたしは 人の恩垫を
思い出しおいたす

既におふたり 綎らせおいただきたした

猛烈に頭の良い ずおも人間臭い先生から
「理解する」
こず
「゚ビデンスをどう利甚するか」
に぀いお
教えおいただいた 方でした

ふたり目は

玠晎らしい技量スキルをお持ち
の 先生こそ

垞に謙虚で 䞊䞋関係のない
協調した治療を 垌求しおいる

ずいう姿を芋せおいただいた方
でした

・・・


こんかいは 最埌䞉人目

珟圚も 新期県内のある医療法人にお
理孊療法士ずしお ご掻躍されおいる方です

残念ながら 珟圚は
わたしは 先生ず亀流がありたせん

ですので 実名で蚘茉するこずは
差し控えさせおください

先生

ず よばせおください

女性です

ここで䜿ったむニシャルはランダムであり
実名ず関連はありたせん

先生には 倧倉お䞖話になりたした

しかし 先生からの期埅を
わたしは

裏切りたした


そこから 亀流が無くなり
すでに幎匱 経過しおいたす


あくたでの その圓時の
先生に぀いお
思い出し
敎理したいず 思いたす


䟋によっお
たた わたし自身のための
ブログ蚘事ずなるこず
あらかじめ ご了承ください





倧孊幎

わたしは なかなか 就職先を
決めるこずが できずにいたした

すでに 家庭を持っおいるため
県内での 就職先を探しおいたのですが

新期県では 新卒の求人が
ずおも 少ない状況なのです


・・・

そんなずき
滅倚に新卒の求人を出さない
ある 病院が
新卒の求人を出したず
知りたした

数幎ぶりの 新卒求人
募集人数

ひずり

県倖含め
応募が殺到したず
あずで聞きたした


その病院は
わたしが 数か月前
臚床実習
で
おせわになった 病院でした





臚床実習での 指導者が

先生

でした


その 指導は

ずおも
厳しく
か぀
的確

でした


その 指導に
必死に くらい぀いおいきたした

週間

平均睡眠時間 おそらく 時間

たいぞんで 苊しい
実習でしたが

ずおも 充実した
実習でした


なぜ
そこたで くらい぀いおいけたのか


M先生が行う

脳卒䞭のリハビリに

ずおも

驚き

ずおも

憧れた

からです





この 実習の前の幎
わたしは 䜐枡で
評䟡実習ずいう
珟堎での孊びを 経隓しおいたした


そこで 初めお
脳卒䞭
の 利甚者さんに
觊れ
怜査 評䟡
をしたした


知識では 知っおはいおも
実際に觊れる
その お䜓は

圓時の わたしには
衝撃でした


硬い 筋は
驚くほど 硬く

匛緩しおしたった 筋は
もはや 筋の感觊さえもない

そんな お䜓をかかえ
麻痺の圱響が少ない
䜓の郚分を 甚いお

努力しお

病気になる前は 圓たり前だった

起き䞊がる

立ち䞊がる

歩く

食べる

トむレ

そういう 動きが
ひず぀ひず぀
努力
が必芁な状態でした

ただ 寝るこず
さえ

痛みなどの 理由で
むずかしくなっおいる方も
おられたした


・・・


そこの斜蚭の 理孊療法士の先生方は

適切な 運動療法を 行うこずに぀いお
いろいろ 教えおいただけたしたが

「麻痺はなおらない
 これ以䞊 悪くならないように」

ずいう 前提で
リハビリを行っおおられたした

『そういうものなのか 』

ず おもい

さらに 孊びを深めようずし぀぀も

どこか 

残念に思う

麻痺のある利甚者さんの気持ちを思うず

残念に思う

わたしが いたした





たしかに 発症間もない
病院での リハビリは

患者さんの 麻痺は
改善しやすい 時期です


ですが

それにしおも

先生の リハビリは

なんだか

魔法

の ようでした


いた 思い出しおも
レベルの高い
リハビリだした


孊生圓時の わたしの 県では
はっきりず
M先生による
リハビリ前埌の
患者さんのちがいに 気づくこずは
できたせんでしたが


患者さんの 衚情だけは
その 衚情が 倉わるこずだけは
ずおも よく わかりたした


「あ 」

ずいう
患者さんご自身が
ご自分の 身䜓の倉化に
気づく

そんな リハビリなのです

重いず感じおいた䜓の郚分が
軜いず 感じたり

倧倉だず思っおいた 動きが
楜にできるず 感じたり


先生が
「どうですか」
などず 聞かなくおも

患者さんの 衚情が
すでに その効果を
䌝えおおられたした

その 動きが
その効果を
雄匁に語っおいたした


・・・

集䞭治療宀でも リハビリは行いたす

たずえ

点滎
モニタヌ
人工呌吞噚

そういったものが぀けられた
意識が回埩しおいない
患者さんの リハビリであっおも

先生が リハビリを行うず

なんずなく
同じ 寝おいる 姿勢であっおも

楜

そうに
芋えるのです


いちど そのこずを お䌝えしたしたら

「じゃぁ 違いがわかるず よいのだけど」

ず

重症の患者さんの リハビリ前に

腕を 䞊げさせおもらいたした

そしお リハビリ埌に

ふたたび 同じ腕を䞊げたした

「わ」

ず 驚きたした

軜くなっおいるのです

「ね わかった」

ず 先生は にこりずされたした

そしお その患者さんに向かっお

「孊生さんでも 違いがわかるくらい
 からだが 軜くなったみたいで
 良かったです

 実習に 協力しおいただいお
 〇〇さん
 ありがずうございたした」

ず 声をかけられたした

わたしも 患者さんに
お瀌を 述べたした


人工呌吞噚ず
モニタヌの音ず
独特のにおいが満ちる
病宀で


わたしは 感動しおいたした


・・・


病宀を出お 廊䞋を歩いおいる時

先生が尋ねられたした

「ねぇ なんで 患者さんに
 普通に 声をかけたの」

䞀瞬 質問の 意味が わかりたせんでした
が
あ そうか ず気づきたした

「意識レベルが䜎䞋しおいる状態の患者さんに
 なぜ声をかけたのか
 ずいう 意味でしょうか」

ず 確認するず

「そう」

ずのこず


「意識レベルが䜎䞋しおいる
 声かけに 反応がない

 だずしおも
 患者さんが
 聞こえおいない

 ずいう 蚌明にはならない
 ず 思いたす

 それに 先生が
 自然に患者さんに 話しかけながら
 リハビリをされおいたしたので

 なんずなく それが
 圓然
 だず 思っおいたした」


ず お答えしたした

先生は

「ふん そっか」

ず だけ 蚀われたしたが
衚情は 少し にこやかでした





臚床実習では
実際に 患者さんの
リハビリを
させおいただく機䌚がありたす


それを レポヌトにたずめ
指導教官の  をいただいお
実習は 終了するのです


ですので
患者さんの ご協力が
䞍可欠です


おふたりの 患者さんの
ご協力を いただいおいたした


しかし

おひずりの方は
途䞭で 身䜓状況が悪化し
実習ぞの協力は 䞍可
ずなっおしたいたした


もう ひずかたは

少し 性栌に クセのある
男性患者さんでした

ただ リハビリは ずおも積極的
実習にも 圓初 協力的でした

・・・

しかし

わたしの その方の こころ

を 十分理解するこずができず

䞍甚意な発蚀をしおしたい
䌚話をするこずが
できなくなっおしたいたした

これは 実習にずっお
ずおも 臎呜的なのですが

「協力するずは蚀ったから
 最埌たで 協力はする
 ただ
 あの孊生に察する
 態床を倉える぀もりはない」

ず M先生ぞ蚀われ

わたしの 実習には
しぶしぶ
最埌たでお付き合いいただけたした


䞍機嫌な 患者さんに
もくもくず
リハビリの真䌌事のような
こずをする わたし

「痛くないですか」
ずいう 問いにも

無蚀

ずおも
苊しかった 

あずで 先茩のリハビリスタッフにお聞きするず
「あれは こっちも 芋おいお 苊しかった」
ず 蚀われたした



・・・


そんな わたしにずっお

先生の リハビリは

ずおも たぶしいものでした


い぀も 笑いが 絶えず

䌚話が匟み

ずきに 萜ち蟌たれたり
䞍安を抱く 患者さんにも

寄り添い

リハビリ終了は
い぀も
患者さん そしお
芋孊されおいた ご家族さんも

笑顔で

「ありがずうございたした
 あしたも M先生
 出勀ですよね
 リハビリ䌑みじゃないですよね」

ず 蚀われおいたした


・・・


「あぁ わたしも い぀か
 こんな リハビリが
 できるようになりたい」

そう おもいたした


のちに

先生が

ボバヌスコンセプトずいう
脳卒䞭のリハビリ治療を

深く孊ばれ
実力者ずしお 認識されおいるこずを
知りたした


ただ わたしが
M先生に 憧れたのは

その リハビリスキルだけでなく

患者さんに 寄り添い

「患者さんから 孊ぶ」

ずいう 姿勢を 培底されおいる
その 姿
でした


ふたり目の恩垫の亀尟先生同様

M先生も

高いスキルを持ち぀぀
立堎の䞊䞋がない
他の専門職ず
協調したリハビリを

患者さんずいっしょに
䜜り䞊げおいく
タむプの 方でした





狭き門の 新卒の求人

ずうぜん わたしは募集し

面接を 受けたした


面接官は

圓時の リハビリ郚の郚長

そしお

先生

でした


キッチリずした
質問が 続く
䞀般的な 面接
でしたが


なんだか 少し
あたたかい
雰囲気の
面接でも ありたした


実習䞭
ほずんど 耒めるこずのなかった
先生が

なぜか 優しい
衚情を されおいたした





そしお 無事に
採甚
ずなりたした

「先生」
は

「䞻任」
ずしお わたしの䞊叞ずなり

職堎の文化ずしお
「さん」
ず お呌びするようになりたす


それでも さんは

い぀も 厳しかった

すこしでも
リハビリがうたくいかないこずを

患者さんのせいに
わたしが しようものなら

容赊なく
厳しく
指導されたした

「実力䞍足を
 患者さんのせいにするずは
 なにごず

 アルさん
 あなた 実習で
 なにを孊んだの」

ず 


「ダメ」ず
先茩のスタッフたち
患者さんに
厳しい評䟡を もらっおいた頃も

粘り匷く 芋守っおくださいたした

・・・

䞀時は わたしは
あきらめお したい

先生ず 考え方を異にする
セミナヌに 参加し
それにのっずっお
リハビリをした時期もありたしたが

やっぱり
M先生のような
孊生時代 匷くあこがれた
リハビリは

できたせんでした


その頃 M先生は

「あぁ 」

ず 圓時の わたしを
残念に 思っおいたでしょうが


それでも 芋守っおくださいたした





才胜が無くずも

継続すれば い぀か身になるずきがあり

わたしにも ボバヌスコンセプトに
ある皋床 のっずった
リハビリができるようになり

結果もずもなうように
なっおきたした

患者さんに
喜んでいただける
リハビリができるように
なっおきたした

そのころは わたしは
回埩期病棟に 配属されおいたした

急性期病棟が 終了し
リハビリが必芁な患者さんは
回埩期病棟ぞ 転棟したす

さんは 急性期
わたしは 回埩期


あるずき
さんが 担圓される患者さんで
重症な方が いたした

回埩期病棟に転棟するにあたり
リハビリ担圓が倉曎になりたす

その患者さんを
わたしが 匕き継ぐこずずなりたした

どのような 患者さんか
その経緯ず珟状を
さんに 匕継ぎをしおもらいたす

詳しく 的確な
報告を お聞きしたした

そしお 最埌に

「リハビリ難しい人だったんだ
 次が
 アルさんで よかった」

ず ポロっず 蚀われ
さんは 笑われたした


ずおも

ずおも

うれしかった
こずを
思い出したす 





良い時期は 長くは続かず

のっずられるように

病院のリハビリのトップが
倉わりたす

ボバヌスをもずに
リハビリをするものに
匷い圧力
が かかるようになりたす


わたしは 必死で 抵抗したしたが

抵抗の仕方を
間違えおしたいたした 


実質的に リストラ
を されたした


さんは

最埌たで わたしに
病院に 粘り匷く残っお
䞀緒に 働いおほしかった

そう 思っおおられたのだず
想像したす


わたしも そうしたかったのですが
叶いたせんでした 


その埌


その病院から

ボバヌスを孊ぶ仲間たちが

党員 蟞めおいった

ず 聞きたした

その䞭には

管理職であった
さんも

含たれおいたした 





さんず 珟圚も 亀流はありたせん


リストラされた次の幎

ボバヌスの研修䌚で

そのお姿を 拝芋するこずがあり
ご挚拶に 向かおうずしたこずが
ありたしたが

近寄っおは いけない
雰囲気を 感じたした

さんも
わたしには
目を 合せおくださいたせんでした


その埌 わたしは
珟圚の治療の䞖界を知り
ボバヌスの䌚から 退䌚したした


この道のりを
少し残念に

思う自分がいたす


同時に

自分の歩んできた道に
他の遞択肢は なかったず

思う自分もいたす


こうやっお 綎っおいるず
悲しいような 耇雑な気持ちに
なりたす 





埌に 聞いたこずですが

わたしが 実習䞭

さんに
「こんどの 実習生はどう」
ず 郚長が聞かれた際

さんは

「患者さんず うたくいっおいたせんが
 それでも めげずに
 逃げずに 実習しおいたす
 よく がんばっおいるず
 評䟡しおいたす」

ず 答えられたず
聞きたした


その姿勢が
新卒のわたしを採甚する
芁因のひず぀だったずも
お聞きしたした


・・・

たた ある埌茩の理孊療法士の女性が

「わたし 孊生の時の実習先
 アルさんの 病院だったんですよ」

ず 声をかけおくれたした

「ずっおも 明るく 楜しそうに
 リハビリする先生がいるなぁっお
 思ったんです

 ひずりは 女性の䞻任のひず

 もうひずりは アルさんでした

 おふたりのリハビリがあるかないかで
 リハビリ宀の雰囲気が党然違いたした

 わたしも あんなリハビリしたいなっお
 おもいたした」

ず 教えおくれたした


・・・


うれしく 思いたしたが

圓時を 思い出し

少し
悲しい
せ぀ない
気持ち

にも
なりたした


・・・


さんはそんな 倧切な
わたしの 恩垫
です

亀流はありたせんが

いたでも
わたしの 恩垫
です





お話は以䞊です

今回 人の恩垫を

文章にするこずができたした

私ごずきが ず
たいぞん おこがたしい行為だず
重々 自芚しおいたす

ですが

こうやっお 自分の䞭にある
か぀おの恩垫を
䞁寧に 思い出すこずに

今の自分に぀ながるものを
確認するこずに

ずおも 䟡倀があるず
実感したした


良い垫に巡り合える


わたしの人生は
ずおも 恵たれおいる

そう 実感したす


たいぞんな長文に
お付き合いいただき
ありがずうございたした

いいなず思ったら応揎しよう