そうだ、お遍路へ行こう(十九、二十二、二十三番札所)前編【ガチ旅日記65】お遍路編5
沖縄の石垣島や小笠原諸島を含む、47都道府県を制覇したアラフィフによる、全力の旅行記「ガチ旅日記」。
四国八十八ヶ所霊場を巡る「お遍路編」を、毎週月曜日に更新中。記事リンクは↓
8月上旬、1泊2日の徳島旅も、やっと2日目。書くことが多すぎるw
前回は↓
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前日にしこたま飲み、通常はモリモリ食べるホテルの朝食ビュッフェも控えめ。

ガイドブックを見ながら、この日の目標を考える。宿泊先のホテルは、下の地図で19番札所の付近だ。

13~17は徳島市周辺で比較的固まっているので後回しにし、アクセスが悪い徳島南部を進めたい。
ただ、ロープウェイに乗る21(太龍寺)は時間がかかるため、今回はパスだ。
そこで、徳島最南端の二十三番札所・薬王寺、一つ手前の二十二番札所・平等寺は巡って、あとは成り行きに決定。
今回で徳島南部を進めておくと、次は一気に室戸岬に行けるのだ。また、お遍路以外にどうしても行きたかった場所もあった。
順打ちにこだわるか?
数字の順に札所を巡るのを「順打ち」というが、何度も分けてお遍路をやる場合、それはかなり難しい。
プランをしっかり立てた上で、行ける時に行ける場所を訪れるのが、私は現実的だと思う。
朝早くにチェックアウトし、1時間弱のドライブで一気に薬王寺へ。

第二十三番札所 医王山 無量寿院 薬王寺
宗派
高野山真言宗
本尊
厄除薬師如来(伝弘法大師作)
開基
行基菩薩
創建
神亀3年(726)
真言
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
厄除けの寺として全国的に有名だそう。
独特のルールがあるので、一番下にある納経所で、お賽銭用に用意してある1円玉100枚を両替してから進みたい(後述)。
山門

女厄坂

薬王寺には「厄坂」という、厄落としのための階段がある。
一段ずつお賽銭を置きながら上るのが習わしとか(当然だが任意)。最初の女厄坂は33段。
聞いてないよ~!仮に手持ちの100円玉でやると、すごい出費だ。
絵馬堂・厄除け臼・鐘楼

女厄坂を上がると、涼し気な風鈴の音色が。これは動画も是非!

絵馬堂には、「厄除け臼」もある。歳の数だけ厄除けを祈願しながら杵でつくのが習わしだとか。これは説明書きが欲しいな…。

薬王寺の鐘は定刻に突くため、お遍路さんは不可。
男厄坂

続いて42段の男厄坂。こちらも1円を置きながら上がる習わし。
本堂・大師堂

ここまで上がってやっと本堂。そして大師堂。

還暦厄坂

そして厄坂のラスボス登場。こちらは還暦で61段(数え年)。ここまで1円玉を置いた場合、ちょうど100円ちょっとなのだ。
あまりにしんどいので動画を撮っていたw
おっさんがハァハァ上る動画、
渾身の「歌ってみた」より見られたorz
瑜祇塔(ゆぎとう)

かなり独特の形をした塔。調べてみると入れたらしいが…。
真言宗の経典である瑜祇経の教理を形にあらわしたもので、高さ29mの塔です。地下は真っ暗な戒壇めぐりに、閻魔図などの書画を展示しています。1階には弘法大師の一生を著した、高野大師行状図画を展示しています。約700年前のもので、国宝に指定されています。2階展望台には幸せを運ぶという金色の亀がいます。見学料は大人100円です。

遠くに海が見えるが、確かにかなり上がっているな。

なんか水しぶきやばない?!
風鈴祭り
そして先ほど見た風鈴、実は1個1000円で奉納できた(8月末まで)。風鈴の音色には、厄除けの力があるとされているそうだ。

くしくも、この日は広島に原爆が投下された8月6日。自分の願い事と合わせて、世界平和を願って奉納した。
なお薬王寺には天然温泉があるのだが、営業開始は正午。残念ながら見送った。
日和佐ウミガメ博物館カレッタ
薬王寺のある美波町は、アカウミガメが産卵で上陸するウミガメの町として有名。寺の駐車場から、店の壁一面に描かれたウミガメを発見。

そして、この日の目的地の一つ、日和佐うみがめ博物館カレッタへ。

かなり珍しい、ウミガメ専門の博物館なのだ。ちなみに館の「カレッタ」は、アカウミガメの学名(Caretta caretta)に由来している。
小笠原諸島でアオウミガメを食べてきた身としては、やはり行くしかない?!
進化の過程
入口からカメの進化が分かるようになっており…

爬虫類の中でカメ目が文化

ところどころに模型が置いてあるのがリアルだ。

ガメラっぽい。

と思ったら唐突に、実際のカメが。AIのネタ画像のようだが実物だw

ナガクビガメというらしい。
マジで長いな!

史上最大のカメ・メガロケリスの原寸大サイズ。なんと甲羅の長さが最大で推定260cm、重さが2トンもあったそう。
もう恐竜じゃん…。

剝製展示
興味深いのが、世界で現存するウミガメ全種類の剥製展示。ここまでそろっているのは、日本中でも相当珍しいだろう。
同じウミガメの仲間でも、甲羅の形や質感などが、随分違うのが分かる。









そしてウミガメの一生なども。

なぜ美波町でウミガメ研究が始まったのか、そしてウミガメ研究で世界的に認められる町になったのか。
これは涙なしでは読めない。ぜひ現地を訪れてほしい。

大ガメプール
屋外の大ガメプールでは、アカウミガメが泳ぐ姿も確認できる。
ただ「水をかけられるので注意!」などといった案内が。
実際、前足を上げたら大量の水が飛び出し、見学していた地元の小学男子達(写真左)が大騒ぎだったw

こんな感じで、たまに出してくる。
「(=゚ω゚)ノぃょぅ」のAAを思い出すなww




「手を出すな」という注意書きとともに展示されているもの。まさに
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

浜太郎76歳
ちなみにカレッタで飼育している最長老のアカウミガメ「浜太郎」は、なんと76歳!
先ほど紹介した、戦後間もない頃に初期ウミガメ研究班がふ化させたものがまだ生きているのだ。

たっぷり2時間近くも巡ってしまったが、動物好きなのでお遍路でなければもっといたかったかも。
おわりに
この日は台風が接近しており、波がすごかった。さすが太平洋。

写真を大量に載せたので、残りは次回へ。先は長い…。
お遍路に限らず、質問は大歓迎!
著者:シーサー太郎
アラフィフのマルチオタク。趣味は旅行、「歌ってみた」のYouTube配信、三線弾き語り、短歌、筋トレなど。
2026年7月より、お遍路さんに挑戦。
