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自分を雑に扱う人に、わざわざ好かれようとしなくていい

「嫌われたくない」

そう思って、言いたいことを飲み込んだ経験はありませんか。

本当は傷ついているのに笑ってしまう。
理不尽なことを言われても「自分にも悪いところがあったのかもしれない」と考える。
連絡を無視されても、こちらからまた連絡する。
冷たい態度を取られても、どうにか関係を修復しようと頑張る。

そして気づけば、相手よりも自分のほうが必死になっている。

人間関係で苦しくなっている人の中には、嫌いな人との付き合い方ではなく、自分を大切にしてくれない人との付き合い方 に悩んでいる人が少なくありません。

僕自身も、人との関係がうまくいかなくなると「どうすれば相手に理解してもらえるだろう」「自分が変われば関係が良くなるかもしれない」と考えてしまうことがあります。

でも、いろいろな人と関わる中で思うようになりました。

すべての人に好かれる必要はない

まして、自分を雑に扱う人にまで、こちらが一生懸命好かれようとする必要はありません。

この記事では、人間関係で疲れてしまう理由と、自分を大切にしながら人と付き合うための考え方について書いてみます。

「嫌われない努力」よりも、「大切にしてくれる人を大切にする努力」をしてみませんか。

なぜ雑に扱われても離れられないのか

誰かから明らかに雑な扱いを受けているなら、距離を置けばいい。

第三者から見れば、とても単純な話に思えるかもしれません。

ところが当事者になると、それが意外と難しい。

職場なら、

「関係を悪くしたら仕事がしづらくなる」

友人なら、

「ここで離れたら友達が減ってしまう」

恋愛なら、

「嫌われたら、この人を失ってしまう」

そんな不安が生まれます。

だから、傷つけられた側が関係を維持するために頑張ってしまう。

たとえば、いつも相手の都合で予定を変更させられる関係。

1回や2回なら事情があるでしょう。でも、それが10回続いているのに、自分だけが我慢しているなら少し考えたほうがいい。

大切なのは、出来事そのものよりも関係のバランス です。

自分ばかり謝っている。
自分ばかり連絡している。
自分ばかり我慢している。
自分ばかり相手の機嫌を気にしている。

こうした状態が続くと、人間関係は少しずつ苦しいものになります。

それでも「自分がもっと頑張れば」と考えてしまう人ほど、優しい人なのだと思います。

ただ、その優しさを誰に向けるのかは選んでいい。

好かれようとするほど雑に扱われることもある

少し厳しい話ですが、相手に嫌われないように行動し続けることで、かえって雑に扱われやすくなる場合があります。

なぜなら、相手からすると、

「多少ひどいことを言っても離れない」

「予定を変えても合わせてくれる」

「返信しなくても向こうから連絡してくれる」

という関係が出来上がってしまうからです。

これは恋愛でも友人関係でも職場でも起こります。

もちろん、相手が意図的に利用しているとは限りません。

人は良くも悪くも、相手との関係に慣れます。

毎回こちらが譲れば、それがいつの間にか普通になる。

最初は「ありがとう」と言っていたことが、半年後には「やってくれて当然」に変わってしまうこともあります。

だからこそ必要なのが境界線 です。

「それは嫌です」

「今日はできません」

「その言い方をされると傷つきます」

こうした言葉は、相手を攻撃するためのものではありません。

自分を守るための言葉です。

僕も以前は、我慢することが大人の対応だと思っていた時期がありました。

でも、我慢によって表面上の関係を維持できても、自分の中には少しずつ違和感が積み重なります。

10回我慢できたとしても、11回目で突然限界が来ることもある。

それなら、小さな違和感の段階で伝えたほうが、お互いにとって健全なのだと思います。

大切にしてくれる人はあなたを不安にさせ続けない

人間関係について考えるとき、僕が大事だと思っていることがあります。

それは、言葉ではなく行動を見ること です。

「大切に思っている」

そう言いながら何度も傷つける人もいます。

反対に、特別なことは言わなくても、こちらが困っているときに手を差し伸べてくれる人もいる。

どちらを信じるべきでしょうか。

僕は後者だと思っています。

大切にしてくれる人は、完璧ではありません。

喧嘩することもあるし、意見が合わないこともあります。忙しくて連絡できない日だってあるでしょう。

でも、決定的に違うのは、あなたの気持ちを軽く扱わない ことです。

傷つけてしまったら謝る。
話し合おうとする。
約束を守ろうとする。
あなたの事情も考える。

そうした小さな行動が積み重なって、安心できる関係になります。

反対に、いつも相手の顔色をうかがい、「今日は機嫌がいいかな」「嫌われていないかな」と考え続けなければならない関係は、少し見直してもいいのかもしれません。

人間関係は本来、毎日テストを受け続けるようなものではないはずです。

離れる前にやってみてほしい3つのこと

では、雑に扱われていると感じたら、すぐに縁を切るべきなのでしょうか。

僕はそうは思いません。

まずは3つだけ試してみてください。

1.嫌だったことを具体的に伝える

「もっと大切にしてほしい」では、相手には伝わらないことがあります。

「約束を直前で何度もキャンセルされると悲しい」

「人前でそういう言い方をされるのは嫌だ」

このように、具体的な行動について伝えます。

2.相手の反応を見る

実は重要なのはこちらです。

伝えたときに、

「そんなことで怒るの?」

と馬鹿にするのか。

それとも、

「ごめん、気をつける」

と受け止めてくれるのか。

そして言葉だけではなく、その後の行動が変わるのか。

ここを見ると、相手が自分との関係をどう考えているのかが見えてきます。

3.改善されないなら距離を調整する

何度伝えても変わらないなら、こちらの接し方を変えていい。

連絡する回数を減らす。
会う頻度を減らす。
必要以上に相手の要求に応えない。

人間関係には「仲良くする」か「縁を切る」かの2択しかないわけではありません。

ちょうどいい距離 を探すことも立派な選択です。

相手を変えようとするより、自分がどこまで付き合うのかを決める。

そのほうが、ずっと現実的です。

大切にしてくれる人を大切にすればいい

人間関係に悩むと、どうしても自分を嫌っている人や、自分を雑に扱う人のことばかり考えてしまいます。

でも、一度周りを見てみてください。

連絡すると普通に返してくれる人。

約束を守ってくれる人。

落ち込んでいるときに話を聞いてくれる人。

何かしてあげたら「ありがとう」と言ってくれる人。

あなたの周りにも、そんな人がいるのではないでしょうか。

不思議なもので、自分を大切にしてくれない一人のことを考えていると、自分を大切にしてくれている何人もの存在が見えなくなります。

だから僕は、すべての人から好かれようとしなくていいと思っています。

100人に好かれることより、5人でも10人でも、お互いを大切にできる人がいるほうが人生はずっと穏やかです。

自分を雑に扱う人に認めてもらうために、自分の時間や心を使い続けなくていい。

その時間を、自分を大切にしてくれる人に使ってください。

そして何より、自分自身を大切にする ために使ってください。

人間関係は人数ではなく、そこでどんな自分でいられるかが大切なのだと思います。

誰かに嫌われないために無理をしている自分より、安心できる人の隣で自然に笑えている自分のほうが、きっとあなたらしい。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。もし今、誰かに好かれようとして少し疲れているなら、今日くらいは自分の心を優先してあげてください。この文章に少しでも共感したら、スキやフォロー、あなたの経験をコメントで聞かせてもらえたら嬉しいです。

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あさひ@「人と職場の本質」研究家|毎日更新・フォロバ100・コメント返信100・あなたの毎日を応援中 いただいたチップは今後のクリエイター活動に使わせていただきます。応援、よろしくお願いします!