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セカンドライフ|QOL向上と経験値交流のサードプレイス

フォーエバーヤング讀本No.3 春待ち号
巻頭言~THE OPENING ARTICLE~

フォーエバーヤング研究会編集チーム

QOL向上と経験値交流のサードプレイス

セカンドライフにおけるQOL(生活の質)向上のために

六十代半ばにかけ、多くの人は生活環境が大きく変わるシーンに遭遇します。長く勤めていた会社をリタイアし、いわゆるセカンドライフというステージに入るからです。新たなステージでは、単に生活のパターンが変わるだけではなく、それに伴う内面的な変化にも出くわします。以前のように職場に行けば、周りには幾人もの話し相手がいました。また、職場の業務に従い毎日の目標のようなものもありました。つまらないことだと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、肩書きや自分のデスク、名刺や会社から付与されていたメールアドレスなども消えてしまいます。このような環境変化が一度に訪れるのです。喪失感を感じずにはいられません。
 
従来の職場でもなく、家庭でもない「サードプレイス」を確保することがQOLの向上に必要だと考えてきました。弱いかもしれませんが、この同人誌が、ほんのちょっぴりでも喪失感を和らげるサードプレイス的な位置づけになればいいなと思い、発刊を決めました。今号でNo3となり、これからも続けていけそうだなという小さな手ごたえを感じるようになりました。何よりも有難いことは、フォーエバーヤング仲間の協力です。この仲間たちの小さなサードプレイスとして、この同人誌が位置付けていただければ嬉しい限りです。

眠っている経験値を活かして情報交換の場へ

誰でも自分の得意分野や関心のある分野があります。そこには他の人にない経験値といったものが眠っています。それを顧みて掘り起こしていく過程で自分自身の整理にもなりますし、それらを互いに披露していくことで情報交換や仲間意識を育むといった場が生まれていきます。

サードプレイスに求めるものは?

私の教え子がセカンドライフステージにおける「サードプレイス」について研究をしています。それによると、毎日、図書館に行くことも良いかもしれませんし、スポーツジムやカフェで時間を過ごすのも良いかもしれませんが、しかし、この世代の方がサードプレイスに求めるものは『物理的な居場所』であることとともに『心理的な居場所』として、「つながる」「学ぶ」「役に立つ」という要素と結論付けています。

このフォーエバーヤング讀本が、そんな機能を持ち、サードプレイスとして皆さまに感じていただければ幸いです。


2月1日発行の『フォーエバーヤング讀本 No.3春待ち号』 に掲載の「巻頭言」をお届けしました。次回もお楽しみに!

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