フォーエバーヤング讀本の創刊にあたり
セカンドライフのサードプレイスとして
学生時代、野球好きが集まり草野球チームを作りました。また、授業の合間に大学近くの雀荘に立ち寄ると、必ず何人かのクラスメイトの顔があったものです。そんなワイワイガヤガヤの時間は無限に続くように感じられました。気の置けない連中との『場』はどこかしこにありましたが、社会に出るとそんな機会は残念ながら一気に無くなってしまいました。
ようやく長い時間を経たのち、セカンドライフの時が巡ってきました。野球で集まるわけではなく、フラッと立ち寄った雀荘で会うわけでもありません。しかし、今こそ若かった頃のようなワイワイガヤガヤとやっていたサードプレイスが必要なように思えます。顔を合わせる機会は少なくても、これまでの各自の経験や思いを文章や言葉にし、この同人誌的なもので綴ることで、あの過ぎ去った時が甦るのではないでしょうか。
フォーエバーヤング讀本は、「シニア」をキーワードとし、各自の経験値交流の『場』として、これまでの経験や現在の生活、関心事や思いなどを綴る文章や言葉を介したコミュニティです。分野を問わず、書き手は「教え人」、読み手は「学び人」となり、経験値交流の場づくりにチャレンジしたいと考えます。
シニアをキーワードとする以上、シニアの定義づけが必要です。事典類を見るとシニアに対する明確な定義はなく、シニア=高齢者というような感じで示されており、そのため年齢的には65歳(高齢者)前後をいうニュアンスで捉えられるようです。
しかし、高齢者という言葉の響きには抵抗があります。フォーエバーヤングを標榜する本誌は、「シニア」とは、ふとセカンドライフを考え始めるであろう40歳代後半から、多くがセカンドライフとなる70歳代前半を「シニア」と定義づけ、彼ら彼女らが文章や言葉によって集うセカンドライフのサードプレイスでありたいと願っています。
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