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関菜々巳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関 菜々巳
Nanami Seki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-06-12) 1999年6月12日(27歳)
出身地 千葉県船橋市
身長 171cm
体重 60kg
血液型 B[1]
高校 千葉県立柏井高等学校
選手情報
所属 イタリアの旗 UYBAブスト・アルシーツィオ
背番号 6
愛称 セナ
ポジション S
指高 220cm
利き手 右[1]
スパイク 280cm
所属歴
2017-2024 東レアローズ
2024-2025 イモコ・コネリアーノ
獲得メダル
 日本
ネーションズリーグ
銀2024バンコク
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関 菜々巳(せき ななみ[2]、1999年6月12日 - )は、日本の女子バレーボール選手である。

来歴

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1999年6月12日、千葉県船橋市出身。 2人姉妹の次女として生まれる。

小学校時代

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2006年4月、船橋市立法典西小学校に入学。

2007年、小学2年で姉の影響を受けバレーボールを始める[1][3]。 塚田JSCに所属。次第に頭角を表し関東大会に出場。

2011年、小学6年でキャプテンになる。センターのアタッカー選手としてチームを引っ張る[3]。

中学校時代

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2012年4月、船橋市立行田中学校に入学。

2013年、中学2年時よりセッターとして出場。

2014年、中学3年時にはツーセッターとなる。

2015年1月、春高バレーを観戦。3位に入賞した柏井高等学校の両エース中元南、工藤嶺(当時高校2年生)に憧れ「トスを上げてみたい」と思い進学を決める[4]。

高校時代

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2015年4月、千葉県立柏井高等学校に入学。

バレーボール部に入部。監督から「ミドルが決まらないと試合に勝てない」と言われ、ミドル中心のトスワークに励む[3]。

2016年7月、第18回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)の日本代表メンバーに選出される[5]

2017年2月、第14回 2017全日本ジュニアオールスタードリームマッチの「チームMAX」に出場。キャプテンとして選出される[6][7][8]

2017年4月、高校3年時にキャプテンになる

2017年11月30日、東レアローズへの内定が発表された[9][10]。

2018年1月、第70回全日本高等学校選手権大会(春高バレー)に出場。大会前から各メディアで注目選手として取り上げられる[11]。

春高1回戦で三重高等学校にストレートで勝利。2回戦で郡山女子大学附属高等学校に勝利。準々決勝で、インターハイで敗れた東九州龍谷高等学校と再度対戦し敗退。ベスト16で大会を終えた[4][11]。

2018年3月、柏井高等学校を卒業。

東レアローズ 時代

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2018年4月、東レアローズに入団。

入団時に同期がおらず不安だったが小川愛里奈や中島未来など先輩が優しくてすぐチームに馴染むことができたという[3]。

内定期間の2017-18シーズンは、試合出場はなかったが欠かさず練習を行い基礎体力作りに励みチームを支えた。

1年目の2018-19シーズンは、11月3日の 久光製薬スプリングス戦(リーグ開幕戦)にスタメンで出場。シーズンを通して正セッターとして活躍し準優勝に貢献する。最優秀新人賞・ベスト6を受賞。[12]

2019年4月、初の日本代表入りを果たす[13]。

2019年5月、モントルーバレーマスターズでは全5試合中4試合にスターティングメンバーとして出場。ベストセッター賞を受賞。日本代表チームの2位入賞に大きく貢献する[14]。

2年目の2019-20シーズンは、正セッターとして全24試合に出場し活躍する。チームはセミファイナル進出を逃し6位に終わる。

日本代表に2年連続で選出される。

3年目の2020-21シーズンは、全試合に出場。石川真佑らと共にレギュラーラウンドを21戦全勝の無敗で勝ち抜き優勝に貢献する。ファイナルでJTマーヴェラスに敗れ準優勝。[15]ベスト6を受賞[16][17]。

日本代表に3年連続で選出される。

2021年5月、ネーションズリーグでは正セッターに籾井あきが起用され出場は2枚替えを含む途中出場にとどまり2020年東京オリンピック出場メンバーから外れる[18][19][20][21]。

4年目の2021-22シーズンは、ファイナル3で久光スプリングスに敗れて3位。

日本代表に4年連続で選出される[22]。

5年目の2022-23シーズンは、2シーズンぶりにレギュラーラウンドで優勝を果たす。ファイナルの決勝はNECレッドロケッツ戦で11シーズンぶりの優勝に王手をかけマッチポイントとなるが4連続で失点し逆転されて準優勝。

2022年10月、世界選手権では正セッターとして全試合にスタメンで出場。チームを5位に導いた[23]。

日本代表に5年連続で選出される。

6年目の2023-24シーズンは、前年に石川真佑、ヤナ、黒後愛ら主力選手の退団もあり黒星が先行する苦しいシーズンになり8位で終える。

2024年2月20日、イタリアリーグへ挑戦するため同月末で東レアローズを退団することがチームの公式サイトで発表された[24]。

2024年2月29日、6年間在籍した東レアローズを退団。

日本代表に6年連続で選出される。

2024年5月、ネーションズリーグに出場。日本代表としてチームに大きく貢献し銀メダルを獲得。

海外チーム移籍後

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2024年6月19日、イタリアセリエA1のイモコ・コネリアーノ入団が発表された[25]。ポーランド代表のヨアンナ・ヴォウォシュが正セッターを務めており出場機会は限られながら、スーペルコッパ(イタリア語版)[26]、世界クラブ選手権[27]、コッパ・イタリア[28]、セリエA1[29]での優勝を経験した。

日本代表に7年連続で選出される。

2025年5月、セリエA1のUYBAブスト・アルシーツィオ入団が発表された[30][31]。

2025年6月、ネーションズリーグに出場。

2025年8月、バレーボール女子世界選手権(世界バレー)に出場。4位。

日本代表に8年連続で選出される。

2026年6月、ネーションズリーグに出場。

2026年8月、アジア選手権に出場。3位。ワールドカップ(旧 世界バレー)への出場権を獲得。

2026年9月、第20回アジア競技大会に出場。日本代表チームのキャプテンに就任。(2026年9月16日-9月22日 / 愛知県名古屋市)準優勝。

2026年10月、所属するUYBAブスト・アルシーツィオに、日本代表チームで共に戦った和田由紀子と秋本美空が入団しチームメイトになる。また佐藤淑乃がヴェロ・バレー・ミラノに移籍し、多くの日本代表選手がイタリアに集結した。

人物・エピソード

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高校時代の通知表はオール5で成績優秀だったが大学には進学せず東レアローズに入団した[32]。

中学時代に関が憧れた柏井高等学校バレー部には2年先輩の中元南や工藤嶺の他に戸部真由香も所属しており、関と戸部は後に東レアローズで再びチームメイトになっている。

所属チーム

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球歴

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ジュニア代表

日本代表(2019年-)

受賞歴

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個人成績

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V.LEAGUEの個人通算成績は下記の通り[35]。

大会チーム出場アタックバックアタックアタック
決定本数
ブロックサーブサーブレシーブ総得点
試
合
数
セ
ッ
ト
数
打
数
得
点
失
点
決
定
率
打
数
得
点
失
点
決
定
率
セ
ッ
ト
平
均
得
点
セ
ッ
ト
平
均
打
数
ノ
丨
タ
ッ
チ
エ
丨
ス
失
点
効
果
効
果
率
受
数
成
功
・
優
成
功
・
良
成
功
率
ア
タ
ッ
ク
ブ
ロ
ッ
ク
サ
丨
ブ
得
点
合
計
V1 2018-19東レ331266237159.7000-0.29170.135724242017411.64000.037172882
V1 2019-2024922817160.7000-0.18120.133613131810410.45000.017121645
V1 2020-2123782413054.21000.00.1730.04272217109214.530116.71331935
V1 2021-22341224726055.3000-0.21140.114182212311911.26000.026142363
V1 2022-23371498045256.2000-0.30160.11526418391368.880318.845162283
V1 2023-2422804223154.81000.00.2970.09276510207210.14000.02371545
通算:6シーズン173647283161556.92000.00.25690.1124252010313069710.930046.716169123353

脚注

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  1. 1 2 3 4 5 『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2020-21』日本文化出版、2020年より引用
  2. ↑ “関菜々巳|所属チームプロフィール”. 東レアローズ. 2021年9月28日閲覧。
  3. 1 2 3 4 “日本代表初選出。東レ・関菜々巳「ベスト6、最優秀新人賞は周りの方々のおかげ。チームの中心選手として引っ張っていける存在になりたい」”. バレーボールマガジン (2019年4月15日). 2022年6月10日閲覧。
  4. 1 2 “アゲた!上げた!柏井の超高校級セッター・関菜々巳が白星挙げた/春高バレー”. サンスポ (2018年1月5日). 2022年6月10日閲覧。
  5. ↑ “第18回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)”. 日本バレーボール協会 (2016年7月23日). 2021年9月28日閲覧。
  6. ↑ “第14回 2017全日本ジュニアオールスタードリームマッチ 女子選手一覧”. 日本バレーボール協会 (2017年1月24日). 2022年6月10日閲覧。
  7. ↑ “第14回 2017全日本ジュニアオールスタードリームマッチ 2月18日(土)より大阪で開催”. 日本バレーボール協会 (2017年2月8日). 2022年6月10日閲覧。
  8. ↑ “第14回 2017全日本ジュニアオールスタードリームマッチ”. 日本バレーボール協会 (2017年2月18日). 2021年9月28日閲覧。
  9. ↑ “内定選手の加入について”. 東レアローズ (2017年11月30日). 2022年6月10日閲覧。
  10. ↑ “東レ(女子)関菜々巳(千葉県立柏井高)の内定を発表”. バレーボールマガジン (2017年12月1日). 2022年6月10日閲覧。
  11. 1 2 “春の高校バレー2018|注目選手”. フジテレビ (2018年1月4日). 2022年6月10日閲覧。
  12. 1 2 “2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V・ファイナルステージ グランドファイナル 試合結果のお知らせ”. Vリーグ機構 (2019年4月13日). 2022年6月10日閲覧。
  13. ↑ “日本代表女子始動会見 中田久美監督「若手を意識して選出した。関菜々巳が戦力として世界で戦えるか見ていきたい」全選手コメント”. バレーボールマガジン (2019年4月25日). 2021年9月28日閲覧。
  14. 1 2 3 “モントルーバレーマスターズ”. 日本バレーボール協会 (2019年5月13日). 2021年9月28日閲覧。
  15. ↑ “東レ、21戦負けなしもPOで優勝逃し涙…黒後愛「勝ちたかった」”. スポーツニッポン (2021年2月21日). 2021年9月28日閲覧。
  16. 1 2 “2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V・レギュラーラウンド最終結果・個人賞受賞選手決定のお知らせ”. V.LEAGUE (2021年2月14日). 2021年2月24日閲覧。
  17. ↑ “2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ”. V.LEAGUE (2021年2月21日). 2021年2月24日閲覧。
  18. ↑ “FIVBバレーボールネーションズリーグ2021 日本代表メンバー”. 日本バレーボール協会. 2021年7月18日閲覧。
  19. ↑ “第32回オリンピック競技大会(2020/東京)火の鳥NIPPON出場内定選手12人決定”. 日本バレーボール協会 (2021年6月30日). 2021年7月18日閲覧。
  20. ↑ “【バレー】日本代表での経験を糧に 東レアローズ・関菜々巳がチーム合流”. カンテレ (2021年7月20日). 2021年9月28日閲覧。
  21. ↑ “女子代表、五輪12名発表。荒木絵里香主将、古賀紗理那、黒後愛、籾井あき、石川真佑ら”. バレーボールマガジン (2021年6月30日). 2021年9月28日閲覧。
  22. ↑ “2022年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月11日閲覧。
  23. 1 2 “Women's World Championship 2022 - Standings”. volleyballworld.com (2022年10月12日). 2022年10月12日閲覧。
  24. ↑ “関菜々巳選手の退団について”. 東レアローズ女子バレーボール部 (2024年2月20日). 2024年2月20日閲覧。
  25. ↑ “NANAMI SEKI, UNA STAR GIAPPONESE SARA' LA VICE-WOLOSZ !” (イタリア語). Imoco Volley Conegliano (2024年5月5日). 2024年6月19日閲覧。
  26. ↑ “関菜々巳と福留慧美の日本人対決も実現! コネリアーノが女子スーペル・コッパで優勝”. バレーボールキング (2024年9月29日). 2025年4月23日閲覧。
  27. ↑ “コネリアーノが2022年以来の女王に輝く! 予選ラウンドから全戦ストレート勝利と圧倒的な力を見せつける【女子世界クラブ選手権】”. バレーボールキング (2024年12月22日). 2025年4月23日閲覧。
  28. ↑ “コネリアーノがミラノにストレート勝利で6年連続7度目の優勝を果たす! 関は途中出場、福留は出場なしで日本人対決はかなわず【コッパ・イタリア女子】”. バレーボールキング (2025年2月10日). 2025年4月23日閲覧。
  29. ↑ “決勝第3戦はコネリアーノがストレートで勝利! この勝利で3勝目とし見事優勝を掴み取る【セリエA女子】”. バレーボールキング (2025年4月23日). 2025年4月23日閲覧。
  30. ↑ admin_edimen (2025年5月15日). “UYBA, che colpo! Nanami Seki affianca Jennifer Boldini al palleggio • UYBA” (イタリア語). UYBA. 2025年5月15日閲覧。
  31. ↑ “バレーボール日本代表・関菜々巳が移籍発表 来季は伊リーグ・セリエAの“UYBAブスト・アルシーツィオ”でプレー | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2025年5月15日). 2025年5月15日閲覧。
  32. ↑ 田中夕子 (2023年9月22日). “高校時代の通知表は“オール5”「勉強よりバレーボールの方が難しい」マジメすぎるセッター関菜々巳(24歳)のお悩み相談”. Sports Graphic Number. 文藝春秋. 2023年8月28日閲覧.
  33. ↑ “FIVBバレーボールネーションズリーグ2019”. 日本バレーボール協会 (2019年5月21日). 2021年9月27日閲覧。
  34. ↑ “FIVBバレーボール ネーションズリーグ ファイナルラウンド”. 日本バレーボール協会 (2021年5月25日). 2021年9月27日閲覧。
  35. ↑ “関菜々巳|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2024年3月24日閲覧。

外部リンク

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