コンテンツにスキップ

強姦に関する虚偽の告発

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

強姦に関する虚偽の告発(ごうかんにかんするきょぎのこくはつ)は、強姦が発生したとするには、証拠が充分ではないにもかかわらず行われた告発のことである。

法執行機関が結論に達することなく事件を終結させることができる「虚偽の告発」という言葉は、告発者が信頼するに足らない、または告発が事実ではないという場合とは対照的に、起訴するのに充分な証拠のない告発を説明するために使用される[1]。虚偽の告発の割合は「事実無根」などの用語との混同により、誇張されたり、誤って報告されたりすることがある。

強姦の虚偽告発がどの程度存在するかについては多くの推計が試みられてきたが、信頼できる証拠は乏しく、推計値は研究によって大きく異なり、なお議論が続いている[2][3]。 また、さまざまな要因によって、発生率の推計が歪められたり、誤解を招いたり、偏りを含んだりする可能性がある[3][4]。

原因

[編集]

性的暴行の虚偽の告発の原因は、2つのカテゴリに分類される可能性がある。意図しない錯誤(虚偽記憶など)と嘘である[5]。

学術研究などで用いられる、より厳格な定義では、通常、意図的な欺罔(嘘)のみが「虚偽の告発」として分類され、統計上も数えられる[6]。

虚偽記憶

[編集]

被害者とされる人物が、被告発者に性的暴行されたと誤信する原因はいくつか挙げられる。 これには以下が含まれるが、これらに限定されない[7]。

『ポティファルの妻によるヨセフの告発』レンブラント・ファン・レイン、1655年。

ファシリテイテッド・コミュニケーション

[編集]

ファシリテイテッド・コミュニケーションによる虐待告発の一覧(英語版)

ファシリテイテッド・コミュニケーション(FC)は、発話のない自閉症者やその他のコミュニケーション障害のある人の意思伝達を支援するとされる手法であるが、科学的には否定されている。ファシリテーターが障害者の腕や手を支え、キーボードなどの機器への入力を補助しようとする[8]。 研究では、FCによって得られるメッセージの発信源は障害者本人ではなくファシリテーターであることが示されている。しかし、ファシリテーター自身は、観念運動効果(英語版)のために自分がメッセージの発信源であると認識していない場合がある。これはウィジャ盤を動かすのと同じ効果である[9][10]。 ファシリテイテッド・コミュニケーションを通じて性的虐待の告発が行われた例も複数ある[11]。 1995年時点で既知の事例は60件あり、これとは別に、公に知られることなく解決された事例も件数不明ながら存在した[12][13]。

嘘

[編集]

告発者は、性的暴行の被害を受けたと偽って主張するいくつかの動機を持っている可能性がある。これらをいくつのカテゴリに分類するかについては意見の相違がある。カニン(1994年)は、それらを「復讐」「アリバイの生成」「共感/注目を得ること」の3つに分類した[14]。著作家のサンドラ・ニューマン(英語版)は、2017年に4つのカテゴリに一覧化した[15]。デ・ズッターら(2017年)によると、カニンの分類は不十分であり、合計で8つのカテゴリに分類される必要がある[14]。

ニューマン(2017年)が挙げた4類型は、復讐、アリバイの作出、個人的利益、精神疾患である[15]。

  • 物質的利益: 金銭、職位の昇進、またはそれ以外の物質的利益を得ること。
  • アリバイの生成: 虚偽の告発は、予定に遅刻したり欠席したりするなど、他の過失を隠すために使用される。
  • 復讐: 評判、自由または経済的状態を損なうことによって、嫌いな人に対して復讐すること。
  • 注目: 肯定的か否定的かを問わず、あらゆる種類の注目を得ようとする試み。
  • 同情: 告発者が特定の個人と関係を構築しようとするために、特別な種類の注意を引き付けること。
  • 「精神状態の錯乱」これには、虚偽記憶または病気に起因する嘘が含まれる場合がある。
  • 再ラベリング
  • 後悔: 合意に基づく性行為をした後、告発者は嫌悪感、恥ずかしさ、悲しみなどの否定的な感情を経験するかもしれない。 他の人がこれに気付き、これらの否定的な感情の原因を聴取して、その関係を性的暴行と見なし、告発者に告発を行うよう促す場合。

ハインズとダグラス(2017)によれば、パートナーからの暴力を経験した男性の73%が、パートナーから虚偽の告発をすると脅されたと回答した。一般男性では3%であった[16]。

「分からない」

[編集]

デ・ズッターら(2017年)によると、告発者の20%は、なぜ虚偽の告発を行ったのか分からないと述べた[14]。

有罪の推定

[編集]

有罪の推定とは、性的暴行や強姦の告発がなされた後、十分な証拠がない段階や、捜査・裁判が終わる前であるにもかかわらず、世論、組織、司法実務などが被告発者をすでに犯罪を犯した者であるかのように扱い、被告発者側に自らの無実を証明することを求める傾向または慣行をいう。

統計

[編集]

「虚偽の告発」の定義は様々なものがあるため、性的暴行の告発の真の割合は不明である[17]。ヨーロッパとアメリカ合衆国でのいくつかの研究では、2%から6%の割合を示した[18]。他の国での研究では、1.5%(デンマーク)から10%(カナダ)の範囲で報告されている[19]。他の国での研究では、1.5%(デンマーク)から10%(カナダ)の範囲で報告されている[19]。また、警察または大学当局に寄せられた性的暴行の告発は、約2%から10%の割合で虚偽であると推定されている[20]。

虚偽告発の発生率を評価することは困難である[21][22][23][24]。

割合や範囲を示したくなるのは理解できるものの、数値を提示すると容易に誤解を招く。研究者は通常、誤解や誤用を避けるため、数値の扱いに非常に慎重である。

多くの法域には、虚偽告発を独立した分類として扱う制度がない。そのため、身体的抵抗や負傷が認められない事案など、別の理由で処理された事案とともに、「根拠なし(unfounded)」や「立証されず(unproven)」などの区分にまとめられることが多い[25]。 これらの区分には、虚偽であることとは関係のないさまざまな理由で終結した事案も含まれるため、虚偽告発率の測定にそのまま用いることはできない。このため、報告される割合は通常、虚偽であることが立証された申立てのみを指し、法域によっては悪意が示された事案だけを記録する場合もある[26]。

虚偽告発に関するデータは、発生率を測定するために設計された研究よりも、刑事司法制度における捜査記録や訴追記録の検討から得られることが多い。これらの検討の目的は、起訴に必要な証拠が十分かどうかを評価することであり、不起訴となった事案を「虚偽」または「真実」に分類することではない[27][28][29][30][31]。

スティーヴン・ディカニオ(1993)の広く引用されている研究は、虚偽であることが確認された強姦告発が全事案の約「2%から10%」を占めるとしている[32]。 ただし、実際の発生率はなお不明である[33][34]。

頻繁に引用される割合の推計は、捜査の結果、明らかに虚偽であると正式に判断された事案だけを対象としている。そのため、残りの申告が真実であることを意味すると解釈すべきではない。実際、この犯罪の性質上、申立てが決定的に真実と確認できる場合や、決定的に虚偽と否定できる場合の割合はいずれも低い[35]。

カナダ統計局(2018年)

[編集]

カナダ統計局(英語版)によれば、性的暴行の申立てのうち、2016年には19%、2017年には14%が「根拠なし」と判断された[36]。 ただし、より重大で暴力的な性的暴行事案ほど、軽い事案に比べて「根拠なし」と判断される割合が低いともしている[37]。 「根拠なし」とされた事案とは、警察が、暴行は発生しておらず、未遂もなかったと判断した事案である[36]。

グローブ・アンド・メールによれば、「根拠なし」とされた事案の統計はしばしば非公開とされ、警察組織がその内容を分析・説明する動機が生じにくいという[38]。

Archives of Sexual Behavior(2016年)

[編集]

クレア・E・ファーガソンとジョン・M・マルーフは2016年、Archives of Sexual Behavior(英語版) において、確認された強姦の虚偽申告率についてメタ分析を行い、性的暴行の虚偽申告率を5.2%とした[19]。著者らは、「確認済みの事案と判定が曖昧な事案の双方を含む虚偽申告率の総計は、ここで得られた5%を上回るだろう」としている[19]。

ロサンゼルス市警察、アメリカ合衆国(2014年)

[編集]

カシア・スポーン(英語版)、クレア・ホワイト、キャサリン・テリスは、ロサンゼルス市警察が提供した2008年のデータを分析し、強姦事案における虚偽申告の割合は約4.5%であったとした[39]。 これに対し、当初この報告書に協力していたロサンゼルス郡地方検察局(LADO)は、カシア・スポーン(英語版)の研究を検討したうえで、「その視点、結論、政策提言は、アメリカの憲法上の司法原則、適正手続の保障、検察官の倫理的義務と整合しない」と結論づけた。LADO は、スポーンらが被告発者に対するイデオロギー的偏見を有していた可能性があり、「ロサンゼルス郡の刑事司法制度についての理解を形成できていなかった」と指摘した[39]。

英国王立検察庁報告書(2011–2012年)

[編集]

英国王立検察庁(英語版)(CPS)の報告書は、2011年1月から2012年5月までの17か月間にイングランドおよびウェールズで行われた強姦の申立てを調査した。その結果、当局が虚偽告発を行ったとして35件を起訴した一方、強姦については5,651件を起訴していた。当時CPS長官であったキア・スターマーは、「申立てを継続しなかったことや撤回したことだけで、その申立てが虚偽であったことの証拠にはならない」と述べ、強姦の虚偽告発がありふれているという考えは「誤った思い込み」であるとした[40]。 また、この報告書では、強姦(および家庭内暴力)の虚偽告発の相当数が「若く、しばしば脆弱な人々」に関係しており、「事案のおよそ半数は21歳以下の人に関係し、精神的な困難を抱える人が関係する事案もあった。虚偽申告をしたとされる人が、申告した犯罪とは異なるにせよ、何らかの犯罪の被害者であったことが疑いない事案もあった」と付け加えた[41][42][43]。

リザック、アメリカ合衆国(2010年)

[編集]

デイビッド・リザックが2010年に Violence Against Women に発表した研究では、1998年から2007年までの10年間にアメリカのある大学で申告された強姦136件のうち8件(5.9%)が、明らかに虚偽であると分類された[20]。これよりはるかに多い44.9%の申告は、著者らによって「事件は続行されなかった(Case Did Not Proceed)」と分類された[20]。

国際警察長協会(英語版)(IACP)の指針では、十分な捜査が行われ、その捜査によって申告された性的暴行が実際には発生していなかったことを示す証拠が得られた場合に、虚偽申告と分類される。十分な捜査には、場合によって、被疑者、被害者、その他の証人に対する複数回の聴取や、必要に応じて医療記録・防犯カメラ映像など他の法科学的証拠の収集が含まれる。たとえば、被害者の供述の主要部分に内部矛盾があり、複数の証人の供述と直接食い違い、その後に被害者がその主要部分を変更した場合、捜査官が申告は虚偽であると結論づけることがあり得る。その結論は、一度の聴取や被害者の信用性についての直感ではなく、「十分な捜査の過程で集められた証拠の優越」に基づくものである[20]。

バーマン、ラヴェット、ケリー、ヨーロッパ(2009年)

[編集]

スコットランドで2004年4月1日以降に最初に申告された強姦100件を調査した研究では、警察によって虚偽と指定された申告は約4%であった[44]。

同じ研究者らが同年に発表した別の報告書では、オーストリア、ベルギー、イングランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、ポルトガル、スコットランド、スウェーデン、ウェールズなど欧州各国の一次資料を調査した。その結果、警察が虚偽と指定した申告の平均割合は約4%で、調査対象となったいずれの国でも9%を超えなかった。研究者らは、警察が申立てに疑いを持った事案が、「虚偽と指定」の区分ではなく「性的暴行の証拠なし」の区分に「隠れている」可能性を指摘し、両区分を明確にするため、さらに詳細な研究が必要だとした[34]。

英国司法省(2008–2009年)

[編集]

英国司法省(英語版)はリサーチ・シリーズで、2008年4月から2009年3月までに記録された暴力犯罪1,149件の事件記録を分析した報告書を公表した。そこでは、強姦の申立ての12%が、より広い意味での虚偽告発の定義(被害者が酩酊していた、申告が遅れた、後に被害者が申立てを撤回した、身体的損傷の証拠が記録されていない、など)に該当するとされた。強姦の申立ての約3%は悪意によるもの、すなわち意図的な虚偽と認定された。重傷害(GBH)の事案では、この広い定義(証拠なし、申告の遅れ、撤回、被害者の酩酊)を用いても該当するのは犯罪の2%にすぎなかった[45][46]。

ラムニー、アメリカ合衆国・ニュージーランド・イギリス(2006年)

[編集]
強姦の虚偽告発の発生率に関する研究結果の一部。ラムニー(2006)のデータ
出典件数虚偽申告率(%) ラムニーが
疑わしいと評価
下記で
検討
ケリー et al. (2005) 2,643件中67件3%(「虚偽の可能性あり」および「虚偽の可能性が高い」申立て)
22%(警察が「犯罪なし」と記録)
はい はい
ジョーダン (2004) 164件中68件
164件中62件
41%(「虚偽」の申立て)
38%(警察が「真実の可能性/虚偽の可能性の双方あり」と評価)
はい はい
リー et al. (2003) 379件中42件11% はい
HMCPSI/HMIC (2002) 1,379件中164件11.8% はい
ハリス・グレース (1999) 483件中53件
483件中123件
10.9%(「虚偽/悪意」の申立て)
25%(警察が「犯罪なし」と記録)
はい
アメリカ司法省(FBI)(1997年) 該当なし8% はい はい
グレゴリー・リーズ (1996) 109件中49件45%
カニン (1994) 109件中45件41% はい はい
グレース et al. (1992) 335件中80件24%
スミス (1989) 447件中17件3.8% はい
テイレード・トムセン (1986) 56件中1件
39件中4件
1.5%(最小)
10%(最大)
チェンバース・ミラー (1983) 196件中44件22.4%
スチュワート (1981) 18件中16件90% はい
マクリーン (1979) 34件中16件47% はい
マッカヒル et al. (1979) 1,198件中218件18.2%
ガイス (1978) 該当なし3–31%(警察医による推計)
クラーク・ルイス (1977) 116件中12件10.3%
ニューヨーク強姦捜査班(1974年) 該当なし2%
ハーシュ・セルキン (1974) 545件中10件2%
フィラデルフィア警察の研究(1968年) 370件中74件20%

フィリップ・N・S・ラムニーが2006年に Cambridge Law Journal(英語版) に発表した論文は、アメリカ合衆国、ニュージーランド、イギリスにおける虚偽申告研究をレビューしている[19]。ラムニーは文献レビューから、次の二つの結論を示した。

  • 警察は「犯罪なし(no-crime)」または「根拠なし(unfounded)」の基準を引き続き誤って適用している。ケリー et al.(2005)、リー et al.(2003)、HMCPSI/HMIC(2002)、ハリスとグレース(1999)、スミス(1989)などの研究では、警察が「犯罪なし」と分類した判断には疑わしいものが多く、警察官個人の判断だけに基づいていた事例が確認された。ラムニーは、一部の警察官が「真の強姦被害者であれば被害に対してどのように反応するはずかについて、固定観念や期待を持っている」ように見えると指摘する。さらに、「質的研究は、一部の警察官が強姦の申立人に対して根拠のない懐疑心をなお示していること、また別の警察官は証拠の欠如や申立ての撤回などを虚偽告発の『証拠』と解釈していることも示唆している」と述べる。
  • 多くの虚偽告発研究が、信頼性の低い、または検証されていない研究方法を採用しているため、「虚偽告発の実際の割合を、いかなる程度の確実性をもっても判別することは不可能」である。たとえば ラムニーは、マクリーン(1979)と スチュワート(1981)の研究はサンプル数が小さいだけでなく、申立てを虚偽と判断する基準にも問題があったとする。マクリーンは、たとえば被害者が「取り乱した様子」に見えなければ申告を「虚偽」と判断し、スチュワートはある事案で、「彼女の非常に大きな体から、非常にきつい下着を本人の意思に反して脱がせることはまったく不可能だった」として、その事案は否定されたと判断していた[47]。

批判

[編集]

アメリカの心理学者デイビッド・リザックは、ラムニーの2006年論文が用いた研究群について批判した。これらの研究では虚偽告発率が1.5%から90%までと推計されていた。リザックは、精査すると多くの統計は誤解を招くものであり、「これらの推計の出典を注意深く調べると、信頼できる研究といえるものは全体の一部にすぎず、その信頼できる研究が示す虚偽申告率のばらつきははるかに小さいことが明らかになる」と述べた。リザックは、ラムニー自身も元の論文で、多くの研究には不備があり、強姦の虚偽申告の頻度を推計するために用いるべきではないと結論づけていると指摘している[48]。

オーストラリア・ビクトリア州警察(2006年)

[編集]

2000年から2003年にオーストラリア・ビクトリア州の警察に申告された強姦850件を対象とした研究では、最終的に2.1%が警察によって虚偽と分類され、その後、申立人は虚偽の警察申告をしたとして起訴されるか、起訴すると警告された[49]。

ケリーら、英国ホーム・オフィス研究(2005年)

[編集]

英国の強姦犯罪について内務省が2005年に公表した ケリーらの研究は、強姦の最初の申告から刑事訴追まで、性的暴行2,643件を追跡した。警察官の判断に基づいて虚偽申告と分類されたのは8%であったが、虚偽申告の公式基準を適用すると2.5%であった[50]。 研究者らは、「警察による分類をすべて額面どおりに受け取ることはできない」こと、また「警察官と検察官の双方が、虚偽告発の規模を過大評価している」と結論づけた[51][52]。

ジョーダン、ニュージーランド(2004年)

[編集]

ヴィクトリア大学ウェリントンのジャン・ジョーダンは、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチで1997年に作成された強姦・性的暴行の警察記録を調査した。164件の警察記録の約75%が強姦に関するもので、残りは陰茎の挿入を伴わない性的暴行であった。ジョーダンは事案を大きく四つに分類した。第1に34件(21%)は、警察が申立てを真実と考えた。第2に62件(38%)は、警察が申立てが真実か虚偽か判断できなかった。第3に55件(33%)は、警察が申立てを虚偽と考えた。第4に13件(8%)は、申立人自身が告発は虚偽だったと述べた。この第4類型の13件中8件(62%)では、第三者が申立人に代わって警察へ連絡していたか、第三者が申立人に警察へ連絡するよう圧力をかけていた[53]。

ケネディと ウィトコウスキー、アメリカ合衆国(2000年)

[編集]

デトロイト大学(英語版)のダニエル・ケネディとマイケル・ウィトコウスキーは、カニンの1994年研究を追試した。両者は、デトロイト(ミシガン州)近郊にある人口約10万人の匿名の郊外地域について、1988年から1997年までのデータを収集した。強制的な強姦の申告は68件あり、このうち22件(32%)で申立人が申告は虚偽だったと認めた。カニンの研究と同様、虚偽申告の大半はアリバイ作りを目的としていた(22件中15件、68%)。一方、カニンの研究とは異なり、復讐が理由とされた事案はまれであった(22件中1件、5%)。残る事案は注目を得ることが目的とされた(22件中6件、27%)[54]。

アメリカ司法省(FBI)統計、アメリカ合衆国(1995–1997年)

[編集]

アメリカでは、連邦捜査局の1995年、1996年、1997年の各報告書が、強制的な強姦の申立てのうち「根拠なし」とされた割合を一貫して約8%としている。これに対し、FBIが集計するすべての「主要犯罪(英語版)」(殺人、加重暴行、強制的強姦、強盗、放火、侵入窃盗、窃盗、自動車盗)における「根拠なし」の申告の平均割合は2%である[55][56][57]。 ただし、この推計値はその後のFBI報告書には掲載されていない[58][59][60]。 学者ブルース・グロスは、この推計について、FBIにデータを提出する各法域で「根拠なし」の定義が異なるため、ほとんど意味がないと批判した。グロスによれば、その中には、被害者が被疑者に身体的に抵抗しなかった事案、被疑者が武器を使用しなかった事案、被害者と被疑者に以前から関係があった事案まで含まれていた[61]。

カニン、アメリカ合衆国(1994年)

[編集]

1994年、パデュー大学のユージン・J・カニンは、1978年から1987年までの間にアメリカ中西部のある小都市(人口7万人)で警察に申告された強姦の虚偽告発について調査した[62]。カニンによれば、多くの大規模法域とは異なり、この警察署には「申立ての当否にかかわらず、すべての強姦申告を真剣に記録し、最終処理まで追跡する」ための資源があった。また、各捜査では「申立人と被疑者に対し、常にポリグラフ検査を受けるよう真剣に申し出る」ことが行われ、「申立人が強姦は発生しなかったと認めなければならない。強姦の告発が虚偽であると述べることができるのは申立人だけである」としている。

調査期間中に虚偽の強姦告発とされたのは45件で、同期間に提出された申立て109件の41%に当たった[62]。研究者らは、告発を撤回したすべての申立人について、可能な限り、その後の出来事の説明が被告発者側の説明と一致していることを確認した。

警察記録を検討した後、カニンは虚偽告発の動機を、アリバイ、復讐、注目を得ること(英語版)の三つに大別した。それぞれの割合は、およそ50%、30%、20%とされた。この分類は、申立人が撤回した際の詳細や、各事案のその他の記録によって裏付けられているとされた。

カニンはさらに、アメリカ中西部の二つの大規模大学について、3年間(1986–1988年)の警察記録を合わせて調査し、申告された強制的強姦の50%(全64件中32件)が虚偽告発と判断されていたとした。ポリグラフ検査は使用されず、捜査は上級の女性警察官が単独で担当し、申立人が撤回した場合にのみ強姦の告発が虚偽として数えられた。この標本では、前述の動機はアリバイと復讐にほぼ均等に分かれ、注目を得る目的とされたのは1件だけであった。

批判

[編集]

カニンの報告書を批判した者には、マサチューセッツ大学ボストン校(英語版)の心理学准教授で、Men's Sexual Trauma Research Project のディレクターであるデイビッド・リザックがいる。リザックは、「カニンの1994年の虚偽告発に関する論文は刺激的な意見論文ではあるが、強姦の虚偽申告という問題についての科学的研究ではない。虚偽告発の頻度に科学的根拠があると主張するために用いるべきものでは決してない」と述べている[63]。

リザックによれば、カニンの研究には体系的な方法論がなく、虚偽申告を独立して定義することもせず、警察署が虚偽と分類した申告をそのまま虚偽として記録していた。一方、カニンは、強姦の虚偽告発をした女性たちは告発を撤回したと述べている。警察署は、申立人が後に虚偽だったと述べた申告を虚偽と分類していたが、リザックは、カニンの研究が警察の判断過程を検証しておらず、結果の偏りを防ぐための独立した検証者も置いていなかったと指摘する[20]。

リザックによれば、カニンは、アメリカ司法省が推奨せず、IACPも非難している捜査手法(ポリグラフ検査)を用いる警察署からデータを得ていた。この警察署では、申立人にポリグラフ検査を受けるよう「真剣に申し出る」運用があり、これは被害者を司法手続から遠ざける威圧的な手法とみなされている[20]。リザックは、この運用が「性的暴行の申告の相当割合が虚偽であるという誤った認識」に基づくと述べた[63]。そして、警察署の「偏見……が、その調査結果を無批判に報告したカニンの論文にもそのまま反映された」としている[63]。

ラムニーの2006年のメタ研究は、アメリカとイギリスの強姦の虚偽告発研究を検討し、カニンに対する同様の批判の一部を認めつつも、「仮に警察官が実際にこの方針を守っていたのであれば、この研究で警察が用いた虚偽申告の定義が限定的であることを踏まえると、41%という値は実際には過小評価である可能性がある。警察が虚偽申告の詳細や状況を記録していたように見える点は、この結果の信頼性をある程度高めるかもしれない」と述べている[19]。一方でラムニーは、カニンの研究は「慎重に扱わなければならない」として、その信頼性に疑問を呈した。最大の問題は、「申立人が捏造を認めた事案だけを虚偽と分類するという署内方針を警察官が守っていた」とカニンが仮定している点であり、「他の研究が示すように、実際の警察実務が指針から逸脱していた可能性を考慮していない」と論じている[19]。

ブルース・グロスは Forensic Examiner で、カニンの研究は既存の強姦虚偽告発研究の限界を示す一例だと述べ、「サンプル数が小さく、代表性のない標本では一般化できない」としている[61]。

一般人口における虚偽告発者の割合

[編集]

2021年の研究では、大学生と地域住民からなる女性255人に対し、事実ではないにもかかわらず男性から暴行を受けたと主張する状況を想像できるか尋ねた。101人(39.6%)が程度の差はあるものの肯定的に回答し、18人(7.1%)は過去にそのような虚偽の主張をしたことがあると認めた[64]。

より広い人口を対象とした標本調査

[編集]

虚偽告発に関する YouGov の一連の調査では、オンラインパネルを通じて自己申告式質問票を実施し、18歳以上の成人を加重調整した標本としている。回答者には、虐待について虚偽の告発を受けた経験があるかを尋ねている。

  • 2020年のアメリカ調査(n = 2,407)では、成人の約8%、推計約2,040万人がそのような経験をしたと回答した[65]。
  • 2023年の多国間調査(アメリカ n = 1,266)では、アメリカで10%という割合が報告され、イギリス、スペイン、インド、ポーランド、オーストラリア、カナダ、アルゼンチンなどでも概ね同程度の割合が示された[66]。
  • 2025年の多国間調査(アメリカ n = 1,252、イギリス n = 2,081、オーストラリア n = 1,061、アルゼンチン n = 1,069)では、アメリカで8%(約2,060万人)とされた。他国では約4%から13%で、イギリス約4%、オーストラリア13%、アルゼンチン11%であった[67]。

韓国における事例

[編集]

背景

[編集]

韓国では、性犯罪の虚偽告発が深刻な問題として浮上している。とりわけ、ソーシャルメディアや韓国のオンラインコミュニティで大きな問題となっている。

韓国憲法は、刑事捜査における無罪推定の原則を明確に定めている。しかし韓国では、性犯罪捜査において無罪推定の原則が適切に守られていないという批判が多い[68]。

韓国社会では、性犯罪の虚偽告発を含む虚偽告発を軽い犯罪とみる傾向があり、虚偽告訴や偽証は立証が難しく、犯罪として成立しないことも多い。とりわけ著名人の場合、虚偽告発を受けると、後に無実が証明されても回復困難な損害を受けるため、この点が悪用され、恐喝などの犯罪につながることがある[69]。 また、虚偽告発に対して裁判所が実際に言い渡す刑も、執行猶予や罰金など比較的軽いことが多い[70]。 韓国警察によれば、性犯罪では物的証拠を確保することが難しく、捜査機関が真相を解明しにくいうえ、被害者の供述が唯一の証拠となることも多いため、女性による虚偽申告が増えているという[71]。

このため韓国では、刑法上の強姦の構成要件を「暴行または脅迫」から「同意」へ変更する、いわゆる「不同意性交罪(비동의간음죄、Bidong-ui Ganeumjoe)」について、強姦の虚偽告発に利用され得るとして反対する意見が多い。背景には、捜査機関による無罪推定の侵害をめぐる論争、性暴力の虚偽告発の問題、虚偽告発に対する処罰が軽すぎるという問題がある。反対派は、虚偽告発者の供述だけで誰でも強姦犯として虚偽告発され得ると懸念し、このような法改正は性暴力の虚偽告発を容易にする可能性があると主張している[72]。

この段落には、強姦以外の性暴力に関する虚偽告発も含まれる。

強姦申告に対する警察の取扱い

[編集]

警察官や検察官を対象とした調査では、虚偽告発の発生率に関する法執行関係者の評価には大きな幅がある。一部の研究者は、このばらつきを、告発者に対する懐疑的傾向の表れと解釈している[44]。2018年、レスリー・マクミランは、強姦事案における虚偽申告の可能性について警察官がどのように認識しているかを分析した。警察官の推計は5%から95%に及んだ一方、確認済み事案に基づく研究では、捏造された申告の割合は約3%から4%とされている[73]。

メディア表象が及ぼし得る影響

[編集]

メディアが強姦の虚偽告発に対する一般の認識へどの程度影響するかを検討した研究がある。強姦の虚偽告発について誤った認識を持つと、強姦を申告した人が非難されたり、信用されなかったりする可能性が高まる[74]。 ミーガン・サックスは Deviant Behavior(英語版) で、メディアが性的暴行を報道する際に強姦神話を再生産していると述べている[75]。 ニュースメディアで報じられる強姦はセンセーショナルなものになりがちで、実際の強姦の大半とは一致しないことが多い[76]。 たとえば、性的暴行の大半は見知らぬ相手ではなく、被害者が知っている人物によって行われる[74]。サックスによれば、メディアは性的暴力全般を常態化させ、暴行を申告した人を非難することが多く、被害者よりも被疑者に同情を示すことも一般的である[75]。ハーバード大学の心理学ポスドク研究員ローラ・ニエミは、強姦についての神話化が、「普通の人」が強姦をするはずがないという考えにつながり得ると推測した。その結果、人は自分が知っていたり好意を持っていたりする人物が強姦犯だと信じにくくなり、強姦を申告した側に責任があるという考えにつながる可能性がある[77]。

アンドレ・デ・ズッターらは European Journal of Psychology Applied to Legal Context で、強姦の虚偽告発は、実際の強姦事案の大半とは典型的に異なる、メディアで描かれる強姦の物語に似ることが多いと述べている。虚偽の話は、詳細や複雑なやり取りが少なく、短く単純な経過で、通常は膣性交だけが語られる傾向がある。陪審員が嘘と結びつけることのある行動の中には、キスや、強姦したとされる者との以前からの関係など、実際には真の強姦で典型的にみられるものもある。真実の強姦申告には、メディアや虚偽の強姦申告ではあまり見られない多くの細部、たとえば擬似的に親密な行動、詳細な言語的やり取り、陰茎・膣性交以外の幅広い行動が含まれることが多い[76]。

「女性を信じよ」という圧力

[編集]

2018年世界ジュニア選手権事件(英語版)で Hockey Canada の選手5人に対する直近の無罪判決を言い渡した マリア・カロッチャ裁判官は、次のように述べた。

"「被害者を信じよ」というスローガンは広く知られるようになったが……刑事裁判にその居場所はない。申立人が真実を語っているとの前提で裁判に臨むことは、性的暴行で告発された者に有罪の推定を課し、そのうえで本人に無実を証明する責任を負わせることに等しい。"[78]。

虚偽告発の法的帰結

[編集]

イギリス

[編集]

強姦の虚偽告発をした疑いのある者は、民事上の訴追として「警察の時間を浪費する行為(英語版)」、または刑事上の「司法の過程を妨害する行為(英語版)」で訴追されることがある[79][80]。 2014年までの5年間には、強姦の虚偽告発に関連する犯罪で合計109人の女性が起訴された[81]。 報告書は、起訴後の判決結果を示していない。別の報告書では、2011年1月から2012年5月までに、強姦の虚偽告発に関する起訴判断121件と、家庭内暴力と強姦の双方に関する虚偽告発11件が確認された。このうち35件が強姦の虚偽告発を理由に起訴され、さらに3件が強姦と家庭内暴力の双方に関する虚偽告発を理由に起訴された。この報告書も、起訴後の判決結果は示していない[80]。

アメリカ合衆国における歴史的人種差別

[編集]

リンチの正当化

[編集]

1895年、アイダ・B・ウェルズは、1892年以降のリンチとその原因を記録した The Red Record を出版した。彼女が記録した241件のリンチでは、強姦と殺人がリンチを正当化する理由として最も多かった。ウェルズは、リンチ被害者の多くが、白人所有の事業と経済的に競争したことを理由に、強姦やその他の犯罪について虚偽告発されていたことを明らかにした。その後の分析も、経済的競争がリンチを引き起こしたという ウェルズの主張を確認し、経済状況が悪化する時期にはリンチが増加したとしている[82][83]。 また別の事案では、アフリカ系アメリカ人男性が白人女性と合意のある性的関係を持ち、その関係が発覚した後にリンチされていた[82][83]。

ルイジアナ州では、1889年から1896年の間、リンチを正当化する理由として強姦が2番目に多かった。1930年代にミシシッピ州のある小都市で行われた調査では、回答者の60%が、強姦事件に対する対応としてリンチは適切であり、法と秩序を維持し白人女性を守るために必要だと答えた[84]。

ジム・クロウ

[編集]

ジム・クロウ時代(1877–1964年)には、強姦の告発後に暴力が発生した著名な事例がいくつかある[85]。

1921年のタルサ人種虐殺では、白人の暴徒が主に黒人75人から300人を殺害し、さらに800人を負傷させた。虐殺の発端は、19歳の黒人靴磨きの男性が21歳の白人女性エレベーター係を強姦しようとしたという虚偽の申立てであった[86][87]。

1923年のローズウッド虐殺(英語版)は、近隣の Sumner に住む白人女性が、Rosewood の黒人男性から身体的暴行を受けたと主張したことから始まった。女性が述べたのは身体的暴行だけだったが、強盗と強姦の被害に遭ったという噂が広まった。怒った暴徒が黒人住民のいる家を包囲し、にらみ合いとなった。暴徒は家の中にいた複数人を殺害し、家の外では白人2人が死亡した。この出来事によってさらに怒った暴徒が集まり、Rosewood は焼き払われた。黒人住民は森へ逃げ、車や列車で脱出した。少なくとも黒人8人と白人2人が死亡し、黒人住民の死者は最大150人に達した可能性がある。

1931年、白人女性と17歳の白人少女が、9人のアフリカ系アメリカ人の少年・若者からなるスコッツボロ・ボーイズ(英語版)に、列車内で集団強姦されたと虚偽告発した。彼らは仕事を探すため州境を越えて列車に乗っていたが、警察に止められた。告発者の一人については、「最低の類のありふれた街娼」であり、「黒人男性」に「性器」の大きさを尋ねているのを聞かれていたという噂があった。また、大酒飲みだったとも評されていた[88]。 告発者らが警察の注意を自分たちからそらすために強姦されたと述べた可能性もある。地元当局から売春で起訴される危険があっただけでなく、州境を越えていたことから、連邦のマン法(英語版)(「売春または淫行、その他不道徳な目的のために女性または少女を州間で移送すること」を禁じる)に違反したとして有罪となる危険もあったためである。南部の多くの白人は、女性たちが売春婦であることよりも白人であることを重視した。当時の記述には「彼女は堕落した女(英語版)かもしれないが、それでも神に誓って白人女性なのだ」とある。男性らをリンチしようと集まった暴徒は、保安官が、刑務所の扉を最初に越えた者を自ら射殺すると警告して、ようやく解散した。年下の告発者 ルビー・ベイツは後に告発を撤回し、もう一人の告発者 ヴィクトリア・プライスに強要されて告発したと述べた[89]。

当時、この事件について次の歌が作られた[90]。

白人女がでっち上げ
蛇のような嘘話
それで吊るされ、焼かれ
保釈もなく牢獄へ

この事件を契機に、被告人らの釈放を求める全国的運動が起きた。8人が有罪となったが、事件はアラバマ州最高裁判所(英語版)へ、さらに合衆国最高裁判所へ二度上訴された。パウエル対アラバマ州事件(英語版) では、合衆国最高裁は、被告人らが十分な弁護を受けていなかったとしてアラバマ州最高裁の判断を破棄した。パターソン対アラバマ州事件(英語版) では、アラバマ州最高裁の陪審員候補者名簿がアフリカ系アメリカ人を排除しており、合衆国憲法修正第14条の平等保護条項(英語版)に違反するとして、再審理のため事件をアラバマ州へ差し戻した。スコッツボロ・ボーイズ9人のうち5人は最終的に有罪となり、服役刑を言い渡された。2013年、アラバマ州の仮釈放委員会(英語版)は、有罪判決が破棄されていなかったためそれまで恩赦を受けていなかったスコッツボロ・ボーイズ全員に、死後恩赦を与えることを決定した。

現代における強姦の誤判有罪の減少

[編集]

2022年の研究では、DNA型鑑定の利用により、アメリカ合衆国における強姦の誤判有罪、とりわけ白人女性を強姦したと告発された黒人男性の誤判有罪が大幅に減少し、数百件から数千件の誤判有罪が回避されたとしている[91]。

著名な事例

[編集]
事例 区分 告発
年
国 備考
アンソニー・ブロードウォーター(英語版) 被告発者 1982 アメリカ合衆国 アリス・シーボルドから虚偽の告発を受け、16年間服役し、その後14年間にわたり性犯罪者として登録された。虚偽の出来事を記述したシーボルドの1999年の回想録 Lucky の映画化企画でエグゼクティブ・プロデューサーを務めていたティモシー・ムッチャンテが、彼女の話に矛盾を見つけ、ブロードウォーターに対する証拠を再検討するため私立探偵を雇った。その後、ニューヨーク州最高裁判所(英語版)により2021年11月に無罪が認められた。
ベン・ファイブルマン(英語版) 被告発者 2016 アメリカ合衆国
ブライアン・バンクス 被告発者 2002 アメリカ合衆国 告発者が申立てを撤回した後、バンクスの有罪判決は、5年間の服役を経て裁判官によって破棄された。
カール・ビーチ(英語版) 告発者 2014 イギリス ビーチは後に、自身が性犯罪者であることが判明した。懲役18年を言い渡された。
デューク大学ラクロス事件(英語版) 被告発者 2006 アメリカ合衆国 被告発者に対するすべての訴追は公判前に取り下げられた。告発者(英語版)は後に、告発を捏造したことを認めた。
エレノア・デ・フレイタス(英語版) 告発者 2013 イギリス 司法妨害について自身の裁判が始まる3日前に自殺した。
エレノア・ウィリアムズ(英語版) 告発者 2020 イギリス エレノア・ウィリアムズは4人の男性を強姦について虚偽告発したとして有罪となり、イギリスで懲役8年を言い渡された。
ジャック・バークマン(英語版), ジェイコブ・ウォール(英語版) 告発者 2018–2020 アメリカ合衆国 極右の陰謀論者で、複数の政治家について架空の性的暴行をでっち上げた。対象にはピート・ブティジェッジ[92]、ロバート・モラー[93]、アンソニー・ファウチが含まれる[94]。
ジャッキー・コークリー(英語版) 告発者 2014 アメリカ合衆国
ジェニファー・ウィルバンクス(英語版) 告発者 2005 アメリカ合衆国
ローレン・キンレード[95] 告発者 2026 イギリス イギリスのSittingbourneに住む35歳の ローレン・キンレードは、71歳の男性に対し、強姦の申立てを含む20件の虚偽の警察申告を行ったとして司法妨害で有罪となり、懲役4年を言い渡された。
ニール・ハミルトン(英語版) 被告発者 2001 イギリス ナディーン・ミルロイ=スローンは、ハミルトンから強姦されたと虚偽告発したとして懲役3年を言い渡された。
ノラ・ウォールとパブロ・マッケイブ(英語版) 被告発者 1996 アイルランド共和国 ウォールとマッケイブが8年前に10歳の少女を強姦したとして受けた有罪判決は、公判の4日後に破棄され、2005年には刑事控訴裁判所(英語版)が、告発者は嘘をついていたと判断した。ウォールは、アイルランド史上初めて強姦罪で有罪となった女性であった。
オリバー・ヨヴァノヴィッチ(英語版) 被告発者 1996 アメリカ合衆国 ヨヴァノヴィッチの1998年の有罪判決は、公判の翌年にニューヨーク州上訴裁判所(英語版)によって破棄された。
サラ=ジェーン・パーキンソン(英語版) 告発者 2014 オーストラリア パーキンソンは虚偽申告を行ったとして懲役3年を言い渡された。
スコッツボロ・ボーイズ(英語版) 被告発者 1931 アメリカ合衆国 9人の被告発者のうち5人は、6年間・11回の裁判を経て強姦罪の訴追を取り下げられ、残る4人も最終的に恩赦を受けた。このうち3人は死後の恩赦であった。告発者の一人は後に申立てを撤回し、もう一人の告発者から告発するよう圧力をかけられたと述べた。
ステイシー・シャープルズ(英語版) 告発者 2026 イギリス ステイシー・シャープルズは10人の男性を強姦について虚偽告発したとして有罪となり、イギリスで懲役4年6か月を言い渡された。
タワナ・ブローリー(英語版) 告発者 1987 アメリカ合衆国
トレヴァ・スローンベリー(英語版) 告発者 1990s アメリカ合衆国
ヴィシュヌ・ティワリ 被告発者 2000 インド ティワリの2001年の有罪判決は、20年間の服役後、2021年にアラハバード高等裁判所(英語版)によって破棄された。
ヴィタリー・ズドロヴェツキー(英語版) 告発者 2026 アメリカ合衆国 2026年、フィリピンの刑務所から釈放された後、ロシア出身のKick配信者ヴィタリー・ズドロヴェツキー(英語版)は、ライブ配信された「おとり捜査」で、カリフォルニア州在住のインド系アメリカ人(英語版) アカシュ・シンガニアを児童性犯罪者であると虚偽告発した[96]。


脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ↑ Turvey, Brent E. (2013). Forensic Victimology: Examining Violent Crime Victims in Investigative and Legal Contexts. Academic Press. ISBN 978-0124080843
  2. ↑ Turvey, Brent E. (2013). Forensic Victimology: Examining Violent Crime Victims in Investigative and Legal Contexts. Academic Press. p. 277. ISBN 978-0-12-408084-3. "There are many reasons for false reports. … Despite the many case studies that can be offered, professional literature on the subject remains scarce, as there have been very few scientific studies conducted to date to ascertain false report rates or percentages. The literature that does offer rates and percentages is often unreliable, misrepresented, or inaccurate, as can be seen with the elusive sources for the 2% false report statistic for sexual assault."
  3. 1 2 “Truth, The Half-Truth, and Nothing Like the Truth: Reconceptualizing False Allegations of Rape | Office of Justice Programs” (英語). www.ojp.gov. 2026年2月7日閲覧。
  4. ↑ Turvey, Brent E. (2013). Forensic Victimology: Examining Violent Crime Victims in Investigative and Legal Contexts. Academic Press. pp. 5, 181, 185. ISBN 978-0-12-408084-3
  5. ↑ Hutcherson, Audrey N. (2011). “Fact or Fiction?: Discriminating True and False Allegations of Victimization”. Psychology of Victimization. Nova Science Publishers Inc. pp. 1–79. ISBN 978-1614705055 2018年12月2日閲覧。
  6. ↑ Hutcherson, Audrey N. (2011). “Fact or Fiction?: Discriminating True and False Allegations of Victimization”. Psychology of Victimization. Nova Science Publishers Inc. pp. 1–79. ISBN 978-1-61470-505-5. オリジナルの13 December 2021時点におけるアーカイブ。 2018年12月2日閲覧。
  7. 1 2 3 4 Chris French (2010年11月25日). “False memories of sexual abuse lead to terrible miscarriages of justice”. The Guardian. 2018年12月2日閲覧.
  8. ↑ “Facilitated Communication Is a Cult That Won't Die”. Slate (2015年11月12日). 2015年11月30日閲覧。
  9. ↑ “Why debunked autism treatment fads persist”. Science Daily. Emory University (2015年2月26日). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月10日閲覧。
  10. ↑ Ganz, Jennifer B.; Katsiyannis, Antonis; Morin, Kristi L. (February 2017). “Facilitated Communication: The Resurgence of a Disproven Treatment for Individuals With Autism”. Intervention in School and Clinic 54: 52–56. doi:10.1177/1053451217692564.
  11. ↑ Spake, Amanda (31 May 1992). “Skeptics and Believers; The Facilitated Communication Debate”. The Washington Post. p. W22. ハイビームリサーチより2015年3月18日閲覧.
  12. ↑ Margolin, K.N. (1994). “How Shall Facilitated Communication be Judged? Facilitated Communication and the Legal System”. In Shane, Howard C.. Facilitated Communication: The Clinical and Social Phenomenon. San Diego, CA: Singular Publishing. pp. 227–257. ISBN 978-1-565-93341-5
  13. ↑ Lilienfeld, SO (March 2007). “Psychological Treatments That Cause Harm.”. Perspectives on Psychological Science 2 (1): 53–70. doi:10.1111/j.1745-6916.2007.00029.x. PMID 26151919.
  14. 1 2 3 de Zutter, André; van Koppen, Peter J.; Horselenberg, Robert (2017-02). “Motives for Filing a False Allegation of Rape”. Archives of Sexual Behavior (International Academy of Sex Research) 47 (2): 457–464. doi:10.1007/s10508-017-0951-3. PMC 5775371. PMID 28213722.
  15. 1 2 Sandra Newman (2017年5月11日). “What kind of person makes false rape accusations?”. Quartz. 2018年12月2日閲覧.
  16. ↑ Hines, Denise A.; Douglas, Emily M.; Berger, Joshua L. (July 2015). “A self-report measure of legal and administrative aggression within intimate relationships: Measurement of Legal and Administrative Aggression” (英語). Aggressive Behavior 41 (4): 295–309. doi:10.1002/ab.21540. PMID 24888571. オリジナルの2023-05-23時点におけるアーカイブ。 2023年5月23日閲覧。.
  17. ↑ Turvey, Brent E. (2013). Forensic Victimology: Examining Violent Crime Victims in Investigative and Legal Contexts. Academic Press. p. 277. ISBN 978-0124080843
  18. ↑ “Here's the truth about false accusations of sexual violence”. Irish Examiner. 2018年9月28日.
  19. 1 2 3 4 5 6 7 Rumney, Philip N.S. (2006). “False Allegations of Rape”. Cambridge Law Journal 65 (1): 128–158. doi:10.1017/S0008197306007069.
  20. 1 2 3 4 5 6 Lisak, David; Gardinier, Lori; Nicksa, Sarah C.; Cote, Ashley M. (2010). “False Allegations of Sexual Assualt [sic]: An Analysis of Ten Years of Reported Cases”. Violence Against Women 16 (12): 1318–1334. doi:10.1177/1077801210387747. PMID 21164210.
  21. ↑ Spohn, Cassia; White, Clair; Tellis, Katharine (2014-03-01). “Unfounding Sexual Assault: Examining the Decision to Unfound and Identifying False Reports”. Law & Society Review 48 (1): 161–192. doi:10.1111/lasr.12060. ISSN 1540-5893.
  22. ↑ エミリー・バゼロン(英語版)、レイチェル・ラリモア: "How Often Do Women Falsely Cry Rape?," October 1, 2009, Slate(英語版), retrieved October 23, 2024
  23. ↑ フェリシティ・グッドイヤー=スミス(英語版): "Why and how false allegations of abuse occur: An overview," 2016, in R. Burnett (Ed.), Wrongful allegations of sexual and child abuse (pp. 99–117). Oxford University Press. DOI, posted by American Psychological Assn. (APA) on APA PsychNet, at , retrieved October 23, 2024
  24. ↑ Turvey, Brent E. (2013). Forensic Victimology: Examining Violent Crime Victims in Investigative and Legal Contexts. Academic Press. pp. 5, 181, 185. ISBN 978-0-12-408084-3
  25. ↑ Hazelwood, Robert R.; Burgess, Ann Wolbert, eds (2008). Practical Aspects of Rape Investigation. CRC Press. ISBN 978-1-4200-6505-3. オリジナルの2024-07-06時点におけるアーカイブ。 2016年2月3日閲覧。
  26. ↑ Gross, Bruce (Spring 2009). "False Rape Allegations: An Assault On Justice". The Forensic Examiner
  27. ↑ Heenan, Melanie; Murray, Suellen (2006). Study of reported rapes in Victoria 2000-2003: summary research report.. Office of Women's Policy, Department for Victorian Communities. ISBN 978-0-9775335-2-7 2018年10月8日閲覧。
  28. ↑ Burman, Michele; Lovett, Jo; Kelly, Liz (2009年4月1日). Different systems, similar outcomes? Tracking attrition in reported rape cases in eleven countries. Country briefing: Scotland (Report). 2021年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年1月16日閲覧.
  29. ↑ Lovett, Jo; Kelly, Liz (2018年1月16日). Different systems, similar outcomes? Tracking attrition in reported rape cases across Europe (Report). ISBN 978-0-9544803-9-4. 2021年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年1月16日閲覧.
  30. ↑ “2012 Ministry of Justice report "Understanding the progression of serious cases through the Criminal Justice System"”. 2014年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月20日閲覧。
  31. ↑ Mandy Burton; Rosie McLeod; Vanessa de Guzmán; Roger Evans; Helen Lambert; Gemma Cass (2012). “Understanding the progression of serious cases through the Criminal Justice System: Evidence drawn from a selection of case files”. Ministry of Justice Research. Series 11/12: V. オリジナルの2014-12-29時点におけるアーカイブ。 2017年11月20日閲覧。.
  32. ↑ DiCanio, M. (1993). The encyclopedia of violence: origins, attitudes, consequences. New York: Facts on File. ISBN 978-0-8160-2332-5.
  33. ↑ Turvey, Brent E. (2013). Forensic Victimology: Examining Violent Crime Victims in Investigative and Legal Contexts. Academic Press. p. 277. ISBN 978-0-12-408084-3
  34. 1 2 Lovett, Jo; Kelly, Liz (2018年1月16日). Different systems, similar outcomes? Tracking attrition in reported rape cases across Europe (Report). ISBN 978-0-9544803-9-4. 2021年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年1月16日閲覧.
  35. ↑ Lisak, David; Gardinier, Lori; Nicksa, Sarah C.; Cote, Ashley M. (December 2010). “False allegations of sexual assualt: an analysis of ten years of reported cases”. Violence Against Women 16 (12): 1318–1334. doi:10.1177/1077801210387747. ISSN 1552-8448. PMID 21164210.
  36. 1 2 Government of Canada, Statistics Canada (2018年7月23日). “Unfounded Sexual Assaults in Canada, 2017”. www150.statcan.gc.ca. 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月17日閲覧。
  37. ↑ “1 in 7 sexual assault cases in 2017 deemed 'unfounded': StatsCan | CBC News”. 2020年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月18日閲覧。
  38. ↑ London, Robyn Doolittle (3 February 2017). “Unfounded: Police dismiss 1 in 5 sexual assault claims as baseless, Globe investigation reveals”. The Globe and Mail. 2019年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2020年1月19日閲覧.
  39. 1 2 Spohn, Cassia; White, Clair; Tellis, Katharine (2014-03-01). “Unfounding Sexual Assault: Examining the Decision to Unfound and Identifying False Reports”. Law & Society Review 48 (1): 161–192. doi:10.1111/lasr.12060. ISSN 1540-5893.
  40. ↑ Bowcott, Owen (March 13, 2013). “Rape investigations 'undermined by belief that false accusations are rife'”. The Guardian. 2020年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2013年4月25日閲覧.
  41. ↑ Starmer, Keir (March 13, 2013). “False allegations of rape and domestic violence are few and far between”. The Guardian. 2014年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2013年4月25日閲覧.
  42. ↑ “False Rape Allegations Rare, But 'Damaging Myths' Harm Real Rape Victims, Says CPS' Keir Starmer”. ハフポスト. 13 March 2013. 2013年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2013年8月15日閲覧.
  43. ↑ “Charging perverting the course of justice and wasting police time in cases involving allegedly false rape and domestic violence allegations”. Joint report to the Director of Public Prosecutions by アリソン・レヴィット(英語版) QC, Principal Legal Advisor, and the Crown Prosecution Service Equality and Diversity Unit (2013年3月). 2013年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月25日閲覧。 “This report is the product of the first ever study, by the Crown Prosecution Service, of the number and nature of cases involving allegedly false allegations of rape or domestic violence, or both. This is in many ways a trailblazing report, the first time we have clear evidence about the prosecution of this important issue. The report outlines the key findings of that review and the steps that we plan to take in response”
  44. 1 2 Burman, Michele; Lovett, Jo; Kelly, Liz (2009年4月1日). Different systems, similar outcomes? Tracking attrition in reported rape cases in eleven countries. Country briefing: Scotland (Report). 2021年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年1月16日閲覧.
  45. ↑ “2012 Ministry of Justice report "Understanding the progression of serious cases through the Criminal Justice System"”. 2014年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月20日閲覧。
  46. ↑ Mandy Burton; Rosie McLeod; Vanessa de Guzmán; Roger Evans; Helen Lambert; Gemma Cass (2012). “Understanding the progression of serious cases through the Criminal Justice System: Evidence drawn from a selection of case files”. Ministry of Justice Research. Series 11/12: V. オリジナルの2014-12-29時点におけるアーカイブ。 2017年11月20日閲覧。.
  47. ↑ Stewart (1981) quoted in Rumney, Philip N.S. (2006). “False Allegations of Rape”. Cambridge Law Journal(英語版) 65 (1): 128–158. doi:10.1017/s0008197306007069.
  48. ↑ Lisak, David; Gardinier, Lori; Nicksa, Sarah C.; Cote, Ashley M. (2010-12-01). “False Allegations of Sexual Assualt〔ママ〕: An Analysis of Ten Years of Reported Cases”. Violence Against Women 16 (12): 1318–1334. doi:10.1177/1077801210387747. ISSN 1077-8012. PMID 21164210.
  49. ↑ Heenan, Melanie; Murray, Suellen (2006). Study of reported rapes in Victoria 2000-2003: summary research report.. Office of Women's Policy, Department for Victorian Communities. ISBN 978-0-9775335-2-7 2018年10月8日閲覧。
  50. ↑ Kelly. L., Lovett, J., Regan, L. (2005). "A gap or a chasm? Attrition in reported rape cases". Home Office Research Study 293.
  51. ↑ Lonsway, Kimberley A.; Aschambault, Joanne; Lisak, David (2009). “False Reports: Moving Beyond the Issue to Successfully Investigate and Prosecute Non-Stranger Sexual Assault”. The Voice 3 (1): 1–11 2012年4月28日閲覧。.
  52. ↑ Cybulska B (July 2007). “Sexual assault: key issues”. J R Soc Med 100 (7): 321–4. doi:10.1177/014107680710000713. PMC 1905867. PMID 17606752.
  53. ↑ Jordan, Jan (2004). “Beyond belief? Police, rape and women's credibility”. Criminal Justice 4 (1): 29–59. doi:10.1177/1466802504042222.
  54. ↑ Kennedy, Daniel; Witkowski, Michael (June 2000). “False allegations of rape revisited: A replication of the Kanin study”. Journal of Security Administration 23 (1): 41–46.
  55. ↑ Crime in the United States 1996: Uniform Crime Statistics, "Section II: Crime Index Offenses Reported." FBI, 1997.
  56. ↑ “SECTION II Crime Index Offenses Reported”. 2017年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月4日閲覧。
  57. ↑ “SECTION II Crime Index Offenses Reported”. 2019年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月4日閲覧。
  58. ↑ “SECTION II Crime Index Offenses Reported”. 2019年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月1日閲覧。
  59. ↑ “SECTION II Crime Index Offenses Reported”. 2019年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月4日閲覧。
  60. ↑ “SECTION II Crime Index Offenses Reported”. 2021年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月1日閲覧。
  61. 1 2 Gross, Bruce (Spring 2009). "False Rape Allegations: An Assault On Justice". The Forensic Examiner
  62. 1 2 Kanin, Eugene J. (February 1994). “False rape allegations”. Archives of Sexual Behavior 23 (1): 81–92. doi:10.1007/BF01541619. PMID 8135653.
  63. 1 2 3 Lisak, David (September–October 2007). “False allegations of rape: a critique of Kanin”. Sexual Assault Report 11 (1).
  64. ↑ Bertsch, Sharon; Matthews, Kasandra (2021-11-09). “Lies and imagined intent to lie: Personality, sexism beliefs and false claims of assault”. Current Psychology (Springer Nature) 42 (12): 9810–9818. doi:10.1007/s12144-021-02278-2 2025年3月23日閲覧。.
  65. ↑ “Survey: Over 20 Million Have Been Falsely Accused of Abuse” (英語). Center for Prosecutor Integrity (2020年12月17日). 2026年4月6日閲覧。
  66. ↑ EEB (2023年2月27日). “Survey: One in 10 Falsely Accused of Abuse. Women Usually the Accusers, Men Most Often the Targets” (英語). Coalition to End Domestic Violence. 2026年4月6日閲覧。
  67. ↑ EEB (2025年8月22日). “False Allegations Target Millions Around the World, Survey Reveals” (英語). Coalition to End Domestic Violence. 2026年4月6日閲覧。
  68. ↑ “동탄 헬스장 사건에 '공분'…"억울한 일들 쌔고 쌨다" [소셜픽]” (朝鮮語). JTBC (2024年6月28日). 2026年9月5日閲覧。
  69. ↑ “[집중진단] ② 유명인 타격 치명적…"무고는 중대범죄"” (朝鮮語). KBS (2016年7月27日). 2026年9月5日閲覧。
  70. ↑ “줄지 않는 '무고 범죄', 솜방망이 처벌 때문?” (朝鮮語). MBC (2017年1月18日). 2026年9月5日閲覧。
  71. ↑ “[단독] '사람잡는 거짓말' 무고 크게 는다” (朝鮮語). Kukmin Ilbo (2016年10月11日). 2026年9月5日閲覧。
  72. ↑ “홍준표 홈페이지에 "반대하시죠?"…비동의 강간죄 또 청원 충돌” (朝鮮語). The Joongang (2025年3月6日). 2026年9月5日閲覧。
  73. ↑ McMillan, Lesley (2018-01-02). “Police officers' perceptions of false allegations of rape” (英語). Journal of Gender Studies 27 (1): 9–21. doi:10.1080/09589236.2016.1194260. ISSN 0958-9236. オリジナルの2021-08-27時点におけるアーカイブ。 2021年8月27日閲覧。.
  74. 1 2 “Resource - Challenging misconceptions about sexual offending: Creating an evidence-based resource for police and legal practitioners”. Child Family Community Australia. 2018年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年1月9日閲覧.
  75. 1 2 Sacks, Meghan; Ackerman, Alissa; Shlosberg, Amy (2017-12-04). “Rape Myths in the Media: A Content Analysis of Local Newspaper Reporting in the United States”. Deviant Behavior 39 (9): 1237–1246. doi:10.1080/01639625.2017.1410608. オリジナルの2021-12-13時点におけるアーカイブ。 2018年1月9日閲覧。.
  76. 1 2 De Zutter, André W.E.A.; Horselenberg, Robert; van Koppen, Peter J. (2017-01-01). “Filing false vice reports: Distinguishing true from false allegations of rape”. The European Journal of Psychology Applied to Legal Context 9 (1): 1–14. doi:10.1016/j.ejpal.2016.02.002. hdl:1871.1/e03a1449-e7e7-42c4-9626-3ff53051a3cb. ISSN 1889-1861.
  77. ↑ Roberts, Kayleigh. “The Psychology of Victim-Blaming”. The Atlantic. 2021年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年1月9日閲覧.
  78. ↑ Fine, Sean; Ebner, David (July 26, 2025). “Analyzing Justice Maria Carroccia's Hockey Canada verdict”. The Globe and Mail.
  79. ↑ “Perverting the Course of Justice, March 2013”. 2017年12月6日閲覧。
  80. 1 2 “False Allegations of Rape and/or Domestic Abuse, see: Guidance for Charging Perverting the Course of Justice and Wasting Police Time in Cases involving Allegedly False Allegations of Rape and/or Domestic Abuse”. The Crown Prosecution Service. 2019年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月18日閲覧。
  81. ↑ “The Problem With Prosecuting Women for False Rape Allegations”. Time. オリジナルの2015-07-07時点におけるアーカイブ。 2020年8月18日閲覧。.
  82. 1 2 Brundage, William Fitzhugh (1997). Under sentence of death: lynching in the South. University of North Carolina Press. ISBN 978-0-8078-4636-0 2018年11月27日閲覧。
  83. 1 2 Beck, E. M.; Tolnay, Stewart E. (August 1990). “The Killing Fields of the Deep South: The Market for Cotton and the Lynching of Blacks, 1882-1930”. American Sociological Review 55 (4): 526. doi:10.2307/2095805. ISSN 0003-1224. JSTOR 2095805.
  84. ↑ Inverarity, James M. (1976). “Populism and Lynching in Louisiana, 1889-1896: A Test of Erikson's Theory of the Relationship between Boundary Crises and Repressive Justice”. American Sociological Review 41 (2): 262–280. doi:10.2307/2094473. JSTOR 2094473.
  85. ↑ “Jim Crow Era - Timeline - Jim Crow Museum”. www.ferris.edu. 2023年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月25日閲覧。
  86. ↑ Tulsa Race Riot: A Re port by the Oklahoma Commission to Study the Tulsa Race Riot of 1921. (February 28, 2001). p. 124. オリジナルのJune 2, 2018時点におけるアーカイブ。 2018年6月20日閲覧。
  87. ↑ Hopkins, Randy (2023年7月6日). “The Notorious Sarah Page” (英語). CfPS. 2024年10月4日閲覧。
  88. ↑ Sorenson, Lita (2004). The Scottsboro Boys Trial:A Primary Source Account. Rosen Publishing. p. 10. ISBN 978-0-8239-3975-6. オリジナルの2024-07-06時点におけるアーカイブ。 2020年7月13日閲覧。
  89. ↑ Dorr, Linda Lindquist. “White Women, Rape, and the Power of Race in Virginia, 1900-1960”. p. 1.
  90. ↑ Fabre, Geneviève (2007年秋). “Katherine Dunham on the French Stage (No Repeat of La Revue Nègre)”. sfonline.barnard.edu. 2023年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月25日閲覧。
  91. ↑ Gross, Samuel R. (2022年9月). “Race and Wrongful Convictions in the United States”. The University of Michigan Law School. 2023年3月25日閲覧。 “Exonerations of misidentified rape defendants are much less common than they used to be. There have been only two from rape convictions in the last 12 years. That's because DNA testing is now routinely used to determine the identity of rapists before trial. This technology has prevented convictions of hundreds or thousands of innocent rape suspects, mostly Black men who were accused of raping white women.”
  92. ↑ Sommer, Will (May 8, 2019). “Jacob Wohl Defends Tricking College Kid to Accuse Mayor Pete of Sexual Assault: He 'Got a Caramel Frappuccino'”. The Daily Beast (アメリカ英語). 2019年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2019年5月13日閲覧.
  93. ↑ Bertrand, Natasha (2018年10月30日). “Mueller Wants the FBI to Look at a Scheme to Discredit Him” (英語). The Atlantic. 2026年4月29日閲覧。
  94. ↑ Rommelmann, Nancy (2020年5月7日). “She Said Anthony Fauci Sexually Assaulted Her. Now She Says Jacob Wohl and Jack Burkman Paid Her to Lie.” (英語). Reason.com. 2026年4月29日閲覧。
  95. ↑ “False allegations by Lauren Kinrade from Sittingbourne saw cancer patient and Parkinson's sufferer spend three months in custody. Kent Online Elli Hodgson” (英語) (2026年4月18日). 2026年4月18日閲覧。
  96. ↑ Singh, Ritu (2026年4月16日). “"My World Was Turned Upside Down": Indian Man Breaks Silence Over False Child Predator Accusation”. NDTV. 2026年4月28日閲覧。

参考文献

[編集]
  • Belknap, Joanne (December 2010). “Rape: Too Hard to Report and Too Easy to Discredit Victims”. Violence Against Women 16 (12): 1335–1344. doi:10.1177/1077801210387749. PMID 21164211. 
  • Gilmore, Leigh (2018-08-04). TAINTED WITNESS : why we doubt what women say about their lives.. COLUMBIA UNIVERSITY PRESS. ISBN 9780231177153 
  • Lisak, David; Gardinier, Lori; Nicksa, Sarah C.; Cote, Ashley M. (2010). “False Allegations of Sexual Assualt [sic]: An Analysis of Ten Years of Reported Cases”. Violence Against Women 16 (12): 1318–1334. doi:10.1177/1077801210387747. PMID 21164210. 
  • Miller, T. Christian (2018). A False Report: A True Story of Rape in America. ISBN 978-1524759933 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]