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トイ・ストーリー4

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トイ・ストーリー4
Toy Story 4
監督 ジョシュ・クーリー
脚本 アンドリュー・スタントン
ステファニー・フォルサム
製作 ジョナス・リヴェラ
マーク・ニールセン
製作総指揮 アンドリュー・スタントン
リー・アンクリッチ
ピート・ドクター
出演者 トム・ハンクス
ティム・アレン
アニー・ポッツ
トニー・ヘイル
クリスティーナ・ヘンドリックス
キアヌ・リーブス
キーガン=マイケル・キー
ジョーダン・ピール
音楽 ランディ・ニューマン
主題歌 「君はともだち」
「君のため」
「孤独なカウボーイのバラード」
撮影 パトリック・リン
ジーン=クロード・コラーチ
編集 アクセル・ゲディーズ
製作会社 ピクサー・アニメーション・スタジオ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2019年6月21日
日本の旗 2019年7月12日
上映時間 100分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 2億ドル[2]
興行収入 世界の旗 1,073,841,394ドル[3]
アメリカ合衆国の旗 434,038,008ドル[4]
日本の旗 100億9000万円[5]
前作 トイ・ストーリー3
次作 トイ・ストーリー5
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『トイ・ストーリー4』(原題:Toy Story 4)は、2019年のアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション映画。ピクサー・アニメーション・スタジオが製作した長編アニメーション映画第21作で、ジョシュ・クーリーが監督、アンドリュー・スタントンとステファニー・フォルサムが脚本、ジョナス・リヴェラとマーク・ニールセンが製作を務めた。トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツらが声優として出演する[6]。

2010年公開の『トイ・ストーリー3』の続編であり、「トイ・ストーリーシリーズ」の長編映画第4作にあたる。前作でアンディから少女ボニーに譲られたカウボーイ人形のウッディが、手作りのおもちゃフォーキーとの出会いや、かつての仲間ボー・ピープとの再会を通じて、自身の生き方を見つめ直す物語を描く[7]。

アメリカ合衆国では2019年6月21日、日本では同年7月12日に劇場公開された。世界興行収入は10億ドルを超え、2020年の第92回アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞した[8][9]。

ストーリー

アンディのもとから少女ボニーのもとへ譲られたウッディやバズ・ライトイヤーたちは、新しい生活を送っていた。しかし、ウッディはボニーに遊んでもらう機会が減り、かつてアンディのお気に入りだった頃とは異なる立場に戸惑っていた。

ある日、ボニーが幼稚園の工作で先割れスプーンやモールなどから手作りのおもちゃ「フォーキー」を作る。ボニーの大切な存在となったフォーキーだったが、本人は自分をおもちゃではなくゴミだと思い込んでおり、たびたびゴミ箱へ入ろうとする。ウッディはボニーのために、フォーキーを守ることを決意する。

ボニー一家がキャンピングカーで旅行に出かけた際、フォーキーが車から飛び出してしまい、ウッディは彼を追いかける。フォーキーを連れ戻す途中、ウッディはアンティークショップでかつての仲間ボー・ピープの電気スタンドを発見する。店内には、壊れたボイスボックスを持つ人形ギャビー・ギャビーが暮らしており、彼女はウッディのボイスボックスを手に入れようとしてフォーキーを拘束する。

ウッディは店を離れたあと、長年行方の分からなかったボー・ピープと再会する。持ち主から離れて自由に暮らすようになっていたボーは、ギグル・マクディンプルズやデューク・カブーンらの協力を得ながら、移動遊園地で生活していた。ウッディはボーたちや、ウッディを探しに来たバズ、遊園地の景品であるダッキーとバニーとともにフォーキーの救出を試みる。

救出作戦が失敗に終わり、仲間たちが離れていくなか、ウッディはフォーキーを助けるため、自分のボイスボックスをギャビー・ギャビーに譲る。修理されたギャビーは念願だった持ち主を得ようとするものの、目当ての少女ハーモニーに拒絶されてしまう。しかし、ウッディたちの協力によって、遊園地で迷子になっていた少女との出会いを果たす。

フォーキーをボニーのもとへ戻したウッディは、ボーとともに自由に暮らすか、ボニーのおもちゃとして仲間たちのもとへ戻るかという選択に直面する。バズに背中を押されたウッディはボーとともに遊園地に残ることを決意し、保安官バッジをジェシーに託して仲間たちと別れる。

登場キャラクター

主要キャラクター

ウッディ(Woody)
声 - トム・ハンクス / 唐沢寿明(日本語吹替)
本作の主人公であるカウボーイ人形。ボニーに遊んでもらう機会が減り、自身の役割に疑問を抱いている。フォーキーを守る旅の途中でボー・ピープと再会し、これまでとは異なる生き方を知る。
バズ・ライトイヤー(Buzz Lightyear)
声 - ティム・アレン / 所ジョージ(日本語吹替)
ウッディの親友である宇宙飛行士のおもちゃ。行方不明になったウッディたちを捜索し、再会した仲間とともに彼らの救出に協力する。
ボー・ピープ(Bo Peep)
声 - アニー・ポッツ / 戸田恵子(日本語吹替)
かつてアンディの家にあった電気スタンドに付属する羊飼いの人形。持ち主のもとを離れた後は、移動遊園地を拠点として自由に暮らしている。ウッディとの再会を通じて、彼に新しい生き方を示す[7]。
フォーキー(Forky)
声 - トニー・ヘイル / 竜星涼(日本語吹替)
ボニーが工作で作った、先割れスプーンを材料とするおもちゃ。自分をゴミだと思い込んでいるが、ウッディの助けを通じておもちゃとしての役割を理解する。

新たに登場するおもちゃ

ギャビー・ギャビー(Gabby Gabby)
声 - クリスティーナ・ヘンドリックス / 新木優子(日本語吹替)
アンティークショップに暮らす古い人形。製造時からボイスボックスが故障しており、子供に愛された経験を持たない。ウッディのボイスボックスを求める。
デューク・カブーン(Duke Caboom)
声 - キアヌ・リーブス / 森川智之(日本語吹替)
カナダのスタントマンをモデルとするアクションフィギュア。かつての持ち主に手放された経験から、自分の能力に自信を持てずにいる。
ギグル・マクディンプルズ(Giggle McDimples)
声 - アリー・マキ / 竹内順子(日本語吹替)
小型の警察官人形。ボー・ピープの親友で、彼女と行動をともにする。
ダッキー(Ducky)
声 - キーガン=マイケル・キー / 松尾駿(日本語吹替)
移動遊園地の景品であるアヒルのぬいぐるみ。バニーと行動をともにしている。
バニー(Bunny)
声 - ジョーダン・ピール / 長田庄平(日本語吹替)
移動遊園地の景品であるウサギのぬいぐるみ。ダッキーの相棒。
ベンソン(Benson)
アンティークショップにいる腹話術人形。ギャビー・ギャビーに協力している。

ボニーのおもちゃ

ジェシー(Jessie)
カウガール人形。ウッディやバズの仲間であり、終盤ではウッディから保安官バッジを託される。
ミスター・ポテトヘッド(Mr. Potato Head)
顔のパーツを付け替えられるおもちゃ。
ミセス・ポテトヘッド(Mrs. Potato Head)
ミスター・ポテトヘッドの妻。
スリンキー・ドッグ(Slinky Dog)
胴体がバネでできた犬のおもちゃ。
レックス(Rex)
臆病な性格の恐竜のおもちゃ。
ハム(Hamm)
豚の貯金箱。
ドーリー(Dolly)
紫色の髪を持つ人形。ボニーの家のおもちゃたちをまとめている。
トリクシー(Trixie)
青いトリケラトプスのおもちゃ。
ブルズアイ(Bullseye)
ウッディの愛馬であるおもちゃ。
カレン・ビバリー(Karen Beverly)
フォーキーと同じく、ボニーが工作で作ったおもちゃ。

人間

ボニー・アンダーソン(Bonnie Anderson)
ウッディたちの新しい持ち主である少女。幼稚園で作ったフォーキーを大切にしている。
ハーモニー(Harmony)
アンティークショップの店主マーガレットの孫娘。
アンディ・デイビス(Andy Davis)
ウッディたちの以前の持ち主。回想場面に登場する。

声の出演

役名 原語版声優 日本語吹替[10]
ウッディ トム・ハンクス 唐沢寿明[11]
バズ・ライトイヤー ティム・アレン 所ジョージ[11]
ボー・ピープ アニー・ポッツ 戸田恵子[12]
フォーキー トニー・ヘイル 竜星涼[13]
ダッキー キーガン=マイケル・キー 松尾駿(チョコレートプラネット)[14]
バニー ジョーダン・ピール 長田庄平(チョコレートプラネット)[14]
ギャビー・ギャビー クリスティーナ・ヘンドリックス 新木優子[15]
ボニー・アンダーソン マデリーン・マックグロウ[16] 中村優月[注 1]
デューク・カブーン キアヌ・リーブス 森川智之[17]
ギグル・マクディンプルズ アリー・マキ 竹内順子[17]
ボニーのパパ ジェイ・ヘルナンデス 内野孝聡
ボニーのママ ロリ・アラン 堀越真己
ジェシー ジョーン・キューザック 日下由美[11]
ドーリー ボニー・ハント 田中敦子
トリクシー クリステン・シャール 許綾香
ビリー&ゴート&グラフ エミリー・デイビス 原語版流用
レックス ウォーレス・ショーン 三ツ矢雄二[11]
ハム ジョン・ラッツェンバーガー 咲野俊介[注 2][11]
スリンキー・ドッグ ブレイク・クラーク 辻親八[注 3][11]
マーガレット ジューン・スキッブ 小宮和枝
アンディのママ ローリー・メトカーフ
コンバット・カール カール・ウェザース 三宅健太
ハーモニー リラ・サージ・ブロメリー 梅崎音羽
ミスター・ポテトヘッド ドン・リックルズ[18] 辻萬長[注 4][11]
バターカップ ジェフ・ガーリン ふくまつ進紗
迷子の少女 マリア・バーガスグッド 保榮茂愛
バイティ・ホワイト ベティ・ホワイト 清水はる香
ハーモニーのママ パトリシア・アークエット
アンディ・デイビス(17歳) ジョン・モリス
アンディ・デイビス(8歳) ジャック・マックグロウ 高橋玲生
ウェンディ先生 ジュリアナ・ハンセン 久嶋志帆
ミセス・ポテトヘッド エステル・ハリス 松金よね子[11]
ベンソン スティーヴ・パーセル 堀総士郎
メレファント・ブルックス メル・ブルックス 佐久間元輝
オールド・タイマー アラン・オッペンハイマー 北川勝博
チェアロル・バーネット キャロル・バーネット 阿部彬名
カール・ライネロセロス カール・ライナー 桜井敏治
アクセル ビル・ヘイダー 金谷ヒデユキ
ミスター・プリックルパンツ ティモシー・ダルトン 落合弘治
デューク・カブーンのCMナレーション フリー
カレン・ビバリー メリッサ・ヴィラセニョール 馬渡絢子
リトル・グリーン・メン ジェフ・ピジョン 多田野曜平
桜井敏治
訪問者 木村隼人
カップケーキおもちゃ 望田ひまり
女の子 木村日翠
子供 高村海葵
都筑旬
木内彩音
鈴木琉月
齋藤絢永
戸田博都
上野琥子
米村莉子
コーラス 佐々木久美
山田洋子
内田ゆう
渕上祥人
風雅なおと
大滝秀則
スカイダンサー・ドール 柴田阿弥
ボートのシャーク 大吉洋平
イーグル・トイ HIKAKIN

製作

企画・開発

『トイ・ストーリー3』では、アンディがおもちゃたちをボニーに譲ることで物語に一区切りがつけられていた。ピクサーの製作陣は当初、続編の製作を予定していなかったが、ウッディとボー・ピープの関係や、ウッディのその後の生き方を描く新たな物語の可能性を見いだした[19]。

2014年11月、ディズニーとピクサーはシリーズ第4作となる『トイ・ストーリー4』の製作を正式に発表した。当初はジョン・ラセターが監督を務め、2017年に公開される予定であった[20]。

初期段階では、ラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが脚本を担当し、ウッディとボー・ピープの関係を中心とする物語が検討されていた。その後、製作体制や脚本の見直しが行われ、2017年7月にはジョシュ・クーリーが監督を務めることが発表された[19]。

同年11月には、ジョーンズとマコーマックが製作から離脱したことが報じられた。その後、ステファニー・フォルサムらが脚本制作に参加し、物語の大幅な再構成が進められた[7]。

物語とキャラクターの構築

本作では、従来のシリーズが描いてきた持ち主とおもちゃの絆を踏まえながら、持ち主のもとを離れたおもちゃがどのように生きていくかという問題が中心的な主題となった。

ボー・ピープは、前2作に登場した羊飼いの人形から、自らの意思で各地を移動しながら暮らす人物へと再構築された。監督のクーリーは、前作でアンディとの別れを迎えたウッディが、ボーとの再会を通じて新たな生き方を知ることを物語の中心に据えた[19]。

一方、ボニーが工作で作ったフォーキーは、自分がおもちゃであることを理解できない存在として登場する。従来のシリーズで描かれてきたおもちゃの役割や存在意義について、異なる視点から問いかけるキャラクターとして位置付けられている[7]。

アニメーション・美術制作

本作では、従来のシリーズで確立されたおもちゃの視点からの映像表現を発展させ、アンティークショップや移動遊園地といった新しい舞台が描かれた。

アンティークショップ「セカンド・チャンス・アンティーク」の制作では、古い家具やガラスケース、陶器製の人形、埃などの細かな質感表現が重視された。特にボー・ピープは陶器で作られた人形として描かれており、表面の光の反射やひび割れなどを再現するため、素材表現に工夫が施された[7]。

移動遊園地の制作にあたっては、スタッフが実際の遊園地やカーニバルを訪問し、観覧車、ゲームの屋台、照明装飾、乗り物などを調査した。おもちゃの視点から見た巨大な遊具や、夜間の色鮮やかな照明が映像表現に取り入れられている[7]。

また、前作までに発展したコンピュータグラフィックス技術を活用し、雨や光の反射、繊維やプラスチックなどの質感がより精密に描かれた。製作陣は写実性を高めながらも、登場人物がおもちゃとして自然に見えるよう、映像全体の様式的な表現との調和を図った[7]。

キャスティング

ウッディ役のトム・ハンクス、バズ・ライトイヤー役のティム・アレンをはじめ、シリーズの主要声優陣が続投した。ボー・ピープ役にはアニー・ポッツが復帰した。

新キャラクターのフォーキー役にはトニー・ヘイル、ギャビー・ギャビー役にはクリスティーナ・ヘンドリックス、デューク・カブーン役にはキアヌ・リーブス、ダッキー役にはキーガン=マイケル・キー、バニー役にはジョーダン・ピールが起用された[6]。

ミスター・ポテトヘッド役を担当していたドン・リックルズは2017年に死去していたが、過去の収録音声を利用することで本作にも出演した[21]。

日本語吹替版では唐沢寿明がウッディ役、所ジョージがバズ役、戸田恵子がボー・ピープ役を担当した。また、フォーキー役を竜星涼、ギャビー・ギャビー役を新木優子、デューク・カブーン役を森川智之、ギグル・マクディンプルズ役を竹内順子、ダッキー役を松尾駿、バニー役を長田庄平が務めた[6]。

音楽

本作の音楽は、シリーズ第1作から引き続きランディ・ニューマンが担当した。シリーズを象徴する楽曲「君はともだち」(原題:You've Got a Friend in Me)が使用されたほか、新曲「君のため」(原題:I Can't Let You Throw Yourself Away)が制作された。

また、ウッディの心情を表現する楽曲「孤独なカウボーイのバラード」(原題:The Ballad of the Lonesome Cowboy)は、クリス・ステープルトンが歌唱を担当した。

日本語版では、「君はともだち」と「君のため」をダイアモンド☆ユカイが歌唱した。

「君のため」は2020年の第92回アカデミー歌曲賞にノミネートされた[9]。

サウンドトラック

『トイ・ストーリー4
オリジナル・サウンドトラック』
ランディ・ニューマン の サウンドトラック
リリース
ジャンル 映画音楽
レーベル ウォルト・ディズニー・レコード
テンプレートを表示
#タイトル作詞作曲・編曲アーティスト
1.「君はともだち」  ダイアモンド✡ユカイ
2.「君のため」  ダイアモンド✡ユカイ
3.「孤独なカウボーイのバラード」  クリス・ステープルトン
4.「オモチャ引き上げ作戦!」  ランディ・ニューマン
5.「ウッディは置き去り」  ランディ・ニューマン
6.「はじめての幼稚園」  ランディ・ニューマン
7.「ゴミ箱に帰りたい」  ランディ・ニューマン
8.「アンティーク・ショップへの道」  ランディ・ニューマン
9.「先割れスプーンは手がかかる」  ランディ・ニューマン
10.「ギャビー・ギャビーと腹話術人形」  ランディ・ニューマン
11.「どうする? バズ」  ランディ・ニューマン
12.「ダッキー&バニーは名コンビ」  ランディ・ニューマン
13.「スカンクで飛ばせ!」  ランディ・ニューマン
14.「世界は広い」  ランディ・ニューマン
15.「奪われた羊たち」  ランディ・ニューマン
16.「アンティーク・ショップに潜入!」  ランディ・ニューマン
17.「デュークにお願い」  ランディ・ニューマン
18.「いざジャンプ」  ランディ・ニューマン
19.「レッツ・カブーン!」  ランディ・ニューマン
20.「すべてはボニーのために」  ランディ・ニューマン
21.「ハーモニーに愛されたい」  ランディ・ニューマン
22.「デュークの華麗なるクラッシュ」  ランディ・ニューマン
23.「ギャビー・ギャビーの夢」  ランディ・ニューマン
24.「別れと旅立ち」  ランディ・ニューマン
25.「孤独なカウボーイのバラード(サウンドトラック・バージョン)」  ランディ・ニューマン
26.「ふわふわアタック!」  ランディ・ニューマン
27.「君はともだち」  ランディ・ニューマン
28.「君のため」  ランディ・ニューマン

公開

劇場公開

本作は2019年6月21日にアメリカ合衆国で、同年7月12日に日本で劇場公開された[6]。

ピクサーの長編映画では、本編上映前に同社の短編映画を同時上映する慣例があったが、本作では新作短編の同時上映が行われなかった。これは1995年公開のシリーズ第1作『トイ・ストーリー』以来のことであった[22]。

プロモーション

2018年11月、ディズニーとピクサーは本作のティザー予告編を公開し、新キャラクターであるフォーキーを初めて披露した[23]。

2019年1月には、移動遊園地の景品として登場するダッキーとバニーの情報が公開され、同年春にはデューク・カブーンやギグル・マクディンプルズなどの新キャラクターも紹介された。

同年3月には、本作の物語の全体像を示す予告編が公開され、ウッディとボー・ピープの再会や、フォーキーをめぐる冒険が明らかになった[24]。

興行成績

批評家による評価

本作は批評家から高い評価を受けた。映画批評集積サイト「Rotten Tomatoes」では、2026年10月16日時点で461件の批評に基づく支持率が96%となっている[25]。

また、批評集積サイト「Metacritic」では、57件の批評に基づく加重平均スコアが100点満点中84点となっている[26]。

批評では、シリーズの従来の登場人物と新キャラクターを組み合わせた物語や、技術的に進歩した映像表現、ウッディの生き方の変化を描いた感情的な展開などが高く評価された[25]。

『トイ・ストーリー4』動員数・興行収入の推移[27]
動員数
(万人)
興行収入
(億円)
備考
週末 累計 週末 累計
1週目の週末 (2019年7月13日・14日)[28] 1位 103.1 127.0 13.8 17.1 公開3日間のオープニング記録で洋画アニメーション歴代1位を記録[29]。
7月15日までの累計動員185万人、興収24.4億円。
2週目の週末 (7月20日・21日)[30] 2位 63.0 298.5 8.6 39.9
3週目の週末 (7月27日・28日)[31] 45.6 415.1 6.3 55.1
4週目の週末 (8月3日・4日)[32] 3位 30.5 512.3 4.1 67.2
5週目の週末 (8月10日・11日)[33] 4位 25.6 3.3 76.6 8月12日までの累計動員604.5万人、興収78.6億円。
6週目の週末 (8月17日・18日)[34] 20.0 679.7 2.6 88.0
7週目の週末 (8月24日・25日)[35] 5位 723.0 1.8 93.3
8週目の週末 (8月31日・9月1日)[36] 7位 753.0 1.5 96.8
9週目の週末 (9月7日・8日)[37] 10位 763.3 0.7 98.2
10週目の週末 (9月14日・15日) 圏外 0.5 99.0 9月16日までの累計動員772.9万人、興収99.4億円。
11週目の週末 (9月21日・22日) 100.1
12週目の週末 (9月28日・29日) 100.4
13週目の週末 (10月5日・6日) 100.6
14週目の週末 (10月12日・13日) 100.7
最終的な興行成績[38] 782万人 100.9億円

受賞・ノミネート

2020年に開催された第92回アカデミー賞では、長編アニメーション賞を受賞し、歌曲賞にもノミネートされた[39]。

賞 部門 対象 結果
第92回アカデミー賞 長編アニメーション賞 ジョシュ・クーリー、マーク・ニールセン、ジョナス・リヴェラ 受賞
歌曲賞 「君のため」 - ランディ・ニューマン ノミネート
第77回ゴールデングローブ賞 アニメーション映画賞 『トイ・ストーリー4』 ノミネート

また、第77回ゴールデングローブ賞ではアニメーション映画賞にノミネートされた[40]。

パロディ・オマージュなど

  • 本作のポスター内の壁に、『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場するチャールズ・F・マンツとその右腕の犬達が描かれた絵画が飾ってある[41]。
  • ピクサー長編映画全てに見ることが出来る「A113」は、本作ではキャンピングカーのナンバープレートに書かれている[42]。
  • ボニーが幼稚園でフォーキーを工作するシーンで、『モンスターズ・インク』に登場するブーらしき人物が画面右側に写っている[43]。
  • 『カーズ』や『ウォーリー』などに登場する石油会社「ダイナコ」のガソリンスタンドが登場している。
  • 「セカンド・チャンス・アンティーク」にて、ピクサーの過去作品全てのオマージュが登場している[44]。
  • 移動遊園地のトイレは、『カーズ/クロスロード』に出てくるサンダーホロウ・スピードウェイのトイレと同じ。
  • 大抵のピクサー長編映画に登場するピザ・プラネットの配達トラックは、本作ではアクセルの足に入れ墨として登場している。
  • 「スター・アドベンチャー」の景品の1つに、『リメンバー・ミー』に登場するギターがある[45]。
  • ウッディがボーと再会した直後、ビリー&ゴート&グラフが『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場するグレープソーダの瓶の蓋を咥えている[46]。
  • ピクサーの短編映画『ティン・トイ』に登場するおもちゃティニーが本作でも登場している[47]。
  • 日本語吹き替え版において、YouTuberのHIKAKINが声の出演をしているが、役名は発表されていない[48]。
  • エンドロールの最後に、原語版のミスター・ポテトヘッドの声優ドン・リックルズと、アニメーターのアダム・バークの追悼シーンが存在しており、リックルズの追悼文には「We are eternaly grateful.」、バークの追悼文には「We love you to infinity and beyond.」と表記されているが、これは本シリーズに登場するキャラクター、エイリアンとバズ・ライトイヤーのセリフから取ったものである(それぞれ日本語吹き替えでは「命の恩人、感謝永遠に」、「無限の彼方へ、さあ行くぞ」というセリフに吹き替えられている)。
  • エンドロールのピクサーのロゴには、デュークとコンバット・カールが登場している。
  • 『インクレディブル・ファミリー』では、ジャック=ジャックのベッドの中にデュークのおもちゃが横たわっている[49]。

テレビ放映

回数 放送局 放送枠 放送形態 放送日 放送時間 放送分数 平均世帯
視聴率
備考
1 日本テレビ金曜ロードショー本編ノーカット2022年6月24日21:00 - 22:54114分8.2%[50]地上波初放送
2 2026年7月3日21:00 - 22:59119分6.3%[51]『トイ・ストーリー5』の公開を記念して放送。

脚注

注釈

  1. ↑ 前作から『レックスはお風呂の王様』までは諸星すみれ、テレビスペシャルは藤巻杏慈が担当した。
  2. ↑ 1作目から『レックスはお風呂の王様』まで担当していた大塚周夫は、公開から約4年前の2015年に死去した。
  3. ↑ 1作目から『ハワイアン・バケーション』まで担当していた永井一郎は、公開から約5年前の2014年に死去した。
  4. ↑ 3作目以降のミスター・ポテトヘッドの吹替を担当していた辻萬長は、公開から約2年後の2021年に死去したため、トイ・ストーリーシリーズの出演は本作が最後となった。

出典

  1. ↑ “TOY STORY 4 (2019)”. British Board of Film Classification. 2019年6月20日閲覧。
  2. ↑ “Toy Story 4” (英語). Box Office Mojo. 2026年10月16日閲覧。
  3. ↑ “Toy Story 4” (英語). Box Office Mojo. 2026年10月16日閲覧。
  4. ↑ “Toy Story 4” (英語). Box Office Mojo. 2026年10月16日閲覧。
  5. ↑ 2019年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  6. 1 2 3 4 “トイ・ストーリー4”. ディズニー公式. 2026年10月16日閲覧。
  7. 1 2 3 4 5 6 7 “Toy Story 4” (英語). Pixar Animation Studios. 2026年10月16日閲覧。
  8. ↑ “Toy Story 4” (英語). Box Office Mojo. 2026年10月16日閲覧。
  9. 1 2 “The 92nd Academy Awards” (英語). Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2026年10月16日閲覧。
  10. ↑ “トイ・ストーリー4”. ふきカエル大作戦!!. 2019年7月12日. 2022年7月29日閲覧.
  11. 1 2 3 4 5 6 7 8 “唐沢寿明&所ジョージ『トイ・ストーリー4』声優続投 唐沢、ウッディに「顔も似てきてるって…」”. ORICON NEWS (2018年12月20日). 2018年12月20日閲覧。
  12. ↑ “『トイ・ストーリー4』戸田恵子が19年ぶり登場の初代ヒロインの声を続投”. シネマトゥデイ (2019年1月30日). 2019年1月30日閲覧。
  13. ↑ “「トイ・ストーリー4」竜星涼がフォーキー役で吹替版に参戦、「全作見直しました」(コメントあり)”. 映画ナタリー (2019年5月15日). 2019年5月15日閲覧。
  14. 1 2 “「トイ・ストーリー4」吹き替え版に「チョコプラ」! 毒舌&ユーモアたっぷりの“ふわもふ”コンビに”. 映画.com (2019年6月5日). 2019年6月5日閲覧。
  15. ↑ “「トイ・ストーリー4」新木優子が吹替版に参戦「小さい頃から大好きな作品」”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2019年5月30日. 2019年5月30日閲覧.
  16. ↑ “ディズニー/ピクサー『トイ・ストーリー4』少女ボニー役に『アントマン&ワスプ』子役を起用 ─ 声優交代、前作に続いての登場”. THE RIVER (2019年3月25日). 2019年3月25日閲覧。
  17. 1 2 “森川智之&竹内順子が新たなおもちゃ! 『トイ・ストーリー4』日本版本予告”. cinemacafe (2019年5月9日). 2019年5月22日閲覧。
  18. ↑ “'Toy Story 4' Director Confirms Don Rickles Is Voicing Mr. Potato Head” (英語). Comicbook.com (2019年3月28日). 2019年3月28日閲覧。
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外部リンク