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キャプテン (サッカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャプテンの腕章をつけてプレーするカルレス・プジョル

サッカーにおけるキャプテンまたはチームキャプテンは、試合中にチームを代表する選手である。日本語では主将とも呼ばれ、英語ではスキッパー(英: skipper)と呼ばれることもある[1][2]。

競技規則では、各チームはフィールド上にキャプテンを置き、識別できる腕章を着用させなければならないと定められている[1]。

概要

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キャプテンはチームを代表する立場の選手であり、試合中は腕章を着用することで他の選手と区別される[1]。

国際サッカー評議会(IFAB)の競技規則では、キャプテンに特別な地位や特権が与えられているわけではないものの、チームの行動について一定の責任を有するとされている[2]。日本サッカー協会(JFA)も、キャプテンは味方選手にフェアプレーを促し、審判員とその判定を尊重するよう働きかける立場であるとしている[3]。一方で、キャプテンであることを理由として審判員に抗議する特別な権利が与えられるわけではない[3]。

チームによっては、経験の豊富な選手やリーダーシップを持つ選手がキャプテンを務めるほか、監督やチームの意思をピッチ上の選手へ伝える役割を担うこともある[4]。

競技規則上の役割

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試合開始前のコイントスには両チームのキャプテンが参加する。コイントスにより、攻めるゴールまたはキックオフを行うチームが決定される[5]。また、試合がPK戦(ペナルティーシュートアウト)によって決着する場合にもコイントスが行われ、勝ったチームが先攻または後攻を選択する[6]。

競技規則の基本的考え方では、監督やキャプテンは審判員とその判定を尊重することについて明確な責任を持つ立場とされている[7]。

キャプテンオンリー

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2025-26年の競技規則から、各大会は「キャプテンオンリー」のガイドラインを導入できることが競技規則に明記された[2]。

このガイドラインは重大な事象や判定があった場合に、原則として各チームのキャプテンだけが主審へ近づいて話すことを認める仕組みで、選手と審判員のコミュニケーションを改善することを目的としている[7]。

キャプテンオンリーが適用された場合、主審の周囲には約4メートルの区域が設定され、原則として各チームのキャプテン以外の選手はその区域へ入ることができない[8]。

キャプテンは味方選手が主審へ不用意に接近しないよう促す責任を持ち、キャプテン以外の選手が区域へ侵入した場合には、異議を示す行為として警告の対象となることがある[8]。

腕章

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キャプテンは試合中、識別可能な腕章を着用する[1][2]。

キャプテンが交代または退場した場合には、他の選手がキャプテンを引き継ぎいで腕章を着用することができる[3]。

関連項目

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脚注

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  1. 1 2 3 4 “サッカー競技規則2025/26”. 日本サッカー協会. 公益財団法人日本サッカー協会. 2026年9月7日閲覧。
  2. 1 2 3 4 “Law 3 - The Players” (英語). The IFAB. The International Football Association Board. 2026年9月7日閲覧。
  3. 1 2 3 “IFAB サッカールール 簡易版 競技規則”. 日本サッカー協会. 公益財団法人日本サッカー協会. 2026年9月7日閲覧。
  4. ↑ “キャプテンの役割 ~いつも心にリスペクト Vol.51~”. 日本サッカー協会. 公益財団法人日本サッカー協会 (2017年8月20日). 2026年9月7日閲覧。
  5. ↑ “Law 8 - The Start and Restart of Play” (英語). The IFAB. The International Football Association Board. 2026年9月7日閲覧。
  6. ↑ “Law 10 - The Outcome of a Match” (英語). The IFAB. The International Football Association Board. 2026年9月7日閲覧。
  7. 1 2 “競技規則について”. 日本サッカー協会. 公益財団法人日本サッカー協会. 2026年9月7日閲覧。
  8. 1 2 “Only the captain” (英語). The IFAB. The International Football Association Board. 2026年9月7日閲覧。