タイのプミポン国王死去 88歳、国民から敬愛

 【マニラ=吉村英輝】ロイター通信によると、タイのプミポン・アドゥンヤデート国王が13日、首都バンコクの病院で死去した。88歳だった。1946年に国家元首として即位して以来、国民から深い敬愛を集めてきた。また、タイの経済発展に貢献し、政治混乱の局面では調停役として采配をふるうこともあった。在位期間は70年以上に及び、存命する世界の君主の中で最長だった。

 国王は2014年10月に胆のうの摘出手術を受けて以降、大半を病院で過ごしていた。この間、肺炎や高熱などさまざまな症状が出て、今年6月には心臓の手術も受けていた。

 王室は12日、国王は血圧が低下して心拍数が上昇し、肝機能に異常があり、「依然不安定な状態」と発表。ワチラロンコン皇太子やシリントン王女ら王族が病院に駆け付け、多くの国民が病院敷地に集まって回復を祈っていた。

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