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【要約】地理を制すれば世界を制する〜地政学が最強の教養である(田村耕太郎著)

なぜアメリカは世界一の大国なんだろう
なぜ中国は台湾や南シナ海に進出したいんだろう
なぜロシアは北方領土を返してくれないんだろう
地政学から読み解けば謎は解けます


地政学とは「その国の元首になるロールプレイングゲーム」

「ロシアをご近所さんに例えると・・・」
めちゃくちゃ広い土地に家を建てて住んでいるけれど・・・
・土地は広いけど80%は凍っていて、何もできない
・外に出て行きたいけど、常に路面が凍っていて出入り口が限られている
・お隣さんが集団になって嫌がらせをしてくる

「アメリカをご近所さんに例えると・・・」
同じくめちゃくちゃ広い土地に家を建てて住んでいるけれど・・・
・温暖だから畑で作物を育てやすい
・お隣さんはうちよりも小さいから何も言ってこない
・過ごしやすいからいろんな人が集まってくる

もし、あなたがの土地の持ち主になっていたらどうしましょう
もし、あなたが経済を繁栄させたいとしたらどうしましょう

6つのポイント
1.地理が決まれば、気候が決まる
2.地理が決まれば、周辺国が決まる
3.地理が決まれば、民族性が決まる
4.地理が決まれば、産業が決まる
5.地理が決まれば、歴史が決まる
6.地理が決まれば、統治体系が決まる


それぞれの立場に立って物事を見ることができる

ロシアはウクライナに侵攻してけしからん!
中国は南シナ海に進出してけしからん!

地政学的な見方をすることができるということは
相手の立場に立った考え方ができるということ

ロシアは寒すぎて港が凍ってしまうから、どうしても凍らない港を求めて南下する性質がある
(船の輸送量には勝てないからね)

中国はいわば日本(アメリカ)にフタをされているようなもの
海洋進出するには台湾を手に入れるか、南シナ海へ進むしかない


ランドパワー対シーパワー

地政学において重要な2つの概念があります
それがランドパワーとシーパワー

ランドパワーとは

ユーラシア大陸にある大陸国家で、「国境の多くを他国と接している国々」である。
陸上戦力を持ち、陸上交通の発達により物資や人の輸送を拡大する。
ロシア、中国、ドイツ、フランスなどが代表国である。
特にロシアや中国などは国土が大きいため、他国に攻められる前に自ら攻め入る攻撃的な特徴があり、拡大を目指す傾向がある。
強権国家になることが多く、まず内なる敵を徹底的につぶす傾向があり、王様が怖くて本当のことが誰も言えず、裸の王様を生む。

その他の骨格理論〜より

シーパワーとは

「国境の多くを海に囲まれた国々」である。
海洋戦力を持ち、海上交通の発達により、物資を輸送していく特徴がある。
イギリス、日本、アメリカといった島国が代表的。
領土に固執するより、比較的、自らがデザインする国際秩序の構築に走る傾向があり、貿易や金融で関係国に影響を与え続ける戦略をとる。貿易などで富を蓄積し、貿易や金融のために法による支配を確立し、封建制度を経て中央集権を打破している歴史を持ち、民主国家になることが多い。
そのため、裸の王様は生まれにくいが、短期の人気取りに追われ、長期の目的を安定して目指しにくいし、国民が嫌う政策は実行しにくい。

その他の骨格理論〜より

国が広すぎて、時間帯も異なり、気候も違いすぎる
陸続きで広すぎるが故に、他国から攻められることも多く
ステップ気候の騎馬民族は定住しない生活スタイルだから馬の乗りこなしがうまい
だから戦闘にはもってこいの民族
そんな戦闘民族からどうやって国をまとめていくか・・・

中国の建国を見ると、中央でどうやって管理していくかという歴史です

一方国土はそんなに広くはないが、水資源や森林も多い日本

巨大な海に囲まれて天然の要塞として機能したため、他国の侵略を防いできた
どこでも作物が育てやすいため、定住するスタイルの民族が生まれ、他国から攻められる危険性を感じたことがなかったので穏やかな民族性が生まれます

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