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北中米W杯「アメリカvsオーストラリア」戦について予習するJサポのAとB (1)

北中米W杯のグループリーグ全試合をレビューしよう!という、
「JAPAN ANALYZING FESTIVAL’26」Windtoshさん主催)に参加させていただくことになりました。ゼロファジは「アメリカvsオーストラリア」の試合を担当させていただきます。


たまにはW杯でも見るか

B「あのさあ」

A「お、どした?」

B「普段俺らってJリーグばっかり見てるじゃん?」

A「うん」

B「だけど百年構想リーグも終わっちゃったしさ。たまにはW杯くらい見とくか!って思っているわけよ」

A「ほお、珍しい!ファジアーノ岡山にしか興味を示さないBが!」

B「これまでずっとファジばっかりだったから、たまには違う試合も見てみたいなって思ってさ」

A「へえ!いいじゃないの。サッカーファンとしてはうれしいよ。あれ?そういえばBってW杯見るのは初めてだっけ?」

B「もちろん。だってほら、サッカーちゃんと見たのファジに出会ってからだからさ。前回大会も盛り上がってたのに完全スルーだったし」

A「ああ、そうだったね」

B「いつもファジの試合はAが隣で解説してくれるじゃん?あれ楽しいからそのままW杯バージョンでお願いしてみたいなと思ってさ」

A「Bからそんな申し出を受ける日が来るとはな!ちょっと感動だ。もちろんOK。せっかくのW杯だし楽しもうじゃないか」

B「ありがとう!」

A「で、どの試合を見る?日本はええと・・・オランダ・チュニジア・スウェーデンと対戦するわけだが」

B「いや、もう適当にくじ引きで決めた」

A「へ?」

B「ルーレットで、適当に」

A「あ、日本代表の試合が見たいわけじゃないのね?」

B「いや、まあ見たくないわけじゃないし、頑張ってほしいなとは思ってるよ日本人だし。でも、ぶっちゃけファジじゃなかったら俺にとってはどのチームも同じだなーって感覚なんだよなー」

A「ほお」

B「日本代表は地上波とかでも見れるじゃん。せっかく世界中の国が集まる大会なんだし、この際日本以外でもいいかなと思って」

A「まあ、それもW杯の醍醐味ではあるな」

B「特に思い入れのある国もないしルーレットで決めよう!と思ってさ」

A「ふむ。それで試合はどのカードになったの?」

アメリカvsオーストラリア

開催国アメリカ

B「グループD アメリカvsオーストラリアに決まりました!」

A「ほお、これはなかなかおもしろそうじゃないか!」

B「あ、そう?それならよかった。決めるの適当すぎて怒られるかと思ってた」

A「アメリカはこのW杯の開催国のひとつだね。だから普通の参加国とはまたちょっと違う立ち位置になるなあ」

B「へえ、開催国って違うのか」

A「2002年の日韓W杯のときに日本も開催国になったのは知ってるでしょ?」

B「それくらいはさすがに俺でも知ってるね」

A「開催国はグループリーグを突破しやすいし、なんせホームだからさ」

B「ああ、思い出してきたぞ。あの時の日本もちょっと狂ったくらいに盛り上がっていたよね?」

A「そうそう。自国開催だとたくさんのファン・サポーターの応援の元でW杯を戦えるわけ。あとは環境面でも自分たちの国だからさ、勝手知ったる土地でしょ?」

B「たしかに」

A「まあ、今回はカナダ・アメリカ・メキシコの3か国開催だから純粋単独開催ではないけれど、開催国の恩恵は受けられるだろうね」

B「なるほど、そういう面で見るとたしかに特殊な立場なんだな」

A「でも、逆に自国開催だから結果出さなきゃ!ってプレッシャーもある」

B「国がもりあがってるのに勝てなかったら大変なことになりそう(笑)」

A「自国開催が追い風になるか逆風になるか。そこはもう結果次第だね」

アジア仲間のオーストラリア

B「そして対戦相手はオーストラリア」

A「オーストラリアというとファジアーノ岡山サポーターには格別な思い入れが・・・」

B「ミッチェル・デューク!!」

A「4年前のカタール大会でMOMをとってくれたおかげで、全世界に”Fagiano Okayama”の名前が露出するという出来事があったね」

B「ファジサポがオーストラリアの試合で大騒ぎしてたのまだ覚えてる。いやー、あの試合だけは見とけばよかった(笑)」

A「実は今回もオーストラリアにはJリーガーがいます」

B「へえ!そうなんだ?」

A「まず、DFのジェイソン・ゲリア選手」

B「ああ、新潟の!」

A「そのとおり。彼も本大会のメンバーに選ばれてます。そしてもうひとりは滑り込む形でメンバーに入ってきたテテ・イェンギ選手」

B「うん?その選手は知らないな」

A「今季町田に途中から加わった長身FWでACLEの決勝なんかにも出ていたね。こないだ代表戦でもいきなりゴール決めてシンデレラボーイと化している」

B「ほお、そりゃおもしろいな」

A「日本代表を除くと他にJリーグからW杯に出るのは、キム・テヒョン(鹿島)とキム・スンギュ(FC東京)の韓国代表の2人だけみたい」

B「こうしてみると意外と少ないもんだな」

A「日本代表も早川・大迫・長友の3人だけだしね時代は変わったよ」

オージーサポに期限付き移籍!

B「しかし、そうなるとアメリカよりも俄然オーストラリアに親近感がわいてくるな。岡山をアピらせてくれた恩義もあるし」

A「さて、Bくん。本来ならば我々は中立的な立場なわけだが」

B「うん」

A「どうせサッカー見るならどちらかのチームに肩入れしてみるのも一興だと思うのですよ」

B「そうだな。じゃあ、今回はオーストラリア代表をひいきして見るかな!」

A「じゃあ、それでいきましょう。ひとまずファジアーノ岡山サポーターという立場は置いておいて、今大会くらいはオージーサポでいきますか!」

B「いいね!」

グループDはどうなのよ?

A「晴れてオージーサポに期限付き移籍した我々ですが」

B「うん」

A「なんも情報がない」

B「あちゃー」

A「ということでまずは情報収集からしておこうか」

B「いいねいいね。てかさ、オーストラリアってどのくらい強いの?」

A「グループD各国のFIFAラインキングを参照するとこんな感じになってた」

アメリカ 14位
パラグアイ 39位
オーストラリア 26位
トルコ 25位
日本 19位

B「アメリカ以外は日本よりランク低いのか」

A「まあ、FIFAランキングはあんまりあてにならないのであくまで参考程度だけれど、実績的にもそんなにとびぬけた国はいないね」

B「そうなの?」

A「開催国アメリカは過去に3位になった実績があるけれど、もう100年近く前の話だからほとんど参考にはならないだろうな」

B「さすがに100年前だとちょっとなあ」

A「アメリカはコンスタントにベスト16、ベスト8までは顔を出す国だね」

B「じゃあ結構強いんだな」

A「優勝候補とまではいかないけれど、まずまず強いねアメリカは」

B「ふむ」

A「日本とは不思議と縁のあるトルコも過去最高は3位。ちなみにこれは日韓大会で日本を破ったときのチーム」

B「あー、なんか記憶にあるようなないような」

A「パラグアイはベスト8にも行ったことあるんだけど、これまた日本をPKで破った南アW杯での出来事」

B「ほんとだ、なにかと日本と縁がある国ばっかだな」

A「FIFAランキングもそうだけれど、ぶっちぎりの強豪国がいないグループだねこの組は」

B「そのさあ、強豪国ってのはどういう国なの?」

A「まあ、下馬評の高い国とか優勝経験国とかかな。フランスとかスペインとか、ブラジルとかアルゼンチンとかドイツとか」

B「あー、たしかにその辺の国が強いのは自分でも知ってるレベルだな」

A「そういうぶっちぎりの強豪がこのグループDにはいない」

B「それはなぜなの?」

A「アメリカが開催国だからだよ。W杯の組み合わせって強豪国がグループリーグで詰め合わせにならないようにばらける仕組みになってるんだけど」

B「へえ!そうなんだ」

A「開催国はそういう強豪国扱いになるのね」

B「なるほど」

A「だから強豪国枠にそこまで強豪とは言えないアメリカが入ってくることになる」

B「そうか、それでぶっちぎりの国がいないってわけか」

A「そのとおり。そんなグループDに入っているわれらがオーストラリア」

B「俺たちのオーストラリア!」

A「オーストラリアもベスト16に2度進出していて、2006年は日本とグループリーグで当たってるね」

B「2006年というとドイツ大会か」

A「あんまり思い出したくない大会だな。あまりにガッカリしすぎてあれ以降の4年間サッカー見る気がさっぱり起こらなかったし・・・」

B「・・・そ、そうなん?」

A「だいたいあのタイミングで小野を投入するというのはだなというかそもそもの意思疎通のところはどうなっていたのかあの暑さだぞ勝てるかもしれなかったのにもったいないおれは黄金世代のつづきがみたかったんだそれを・・・みたいな話は置いといて」

B「そうしてくれ(笑)」

A「直近の大会成績を参照するにオーストラリアにも十分に勝ち抜けできる可能性はあるんじゃないかな」

B「おお、いいね!」

A「ちなみにオーストラリア代表はサッカルーズという愛称で親しまれています」

B「なにそれ?」

A「サッカーとカンガルーを組み合わせた造語なんだってさ」

B「あら、かわいらしい」

オーストラリアの突破条件は?

A「サッカールーズのW杯はタフな戦いになりそうだなあ」

B「これさ4か国でグループリーグやって3試合するけど、どのくらいの成績でいけばいいのかな?」

A「ここが今回は難しいんだよね。まず、グループリーグ2位までに入ればその時点で突破確定となる」

B「ふむ」

A「ややこしいのが3位になったときだね。全12グループあるので3位チームも12チームある」

B「うん」

A「そのうち成績上位の8チームはトーナメント進出。下位4チームは敗退になる」

B「めんどくさ!(笑)」

A「ねえ?(笑)」

B「もっとスパッといかないもんか(笑)」

A「まあ、今大会はしかたないね(笑)」

B「ぶっちぎりの強豪がいないDグループを勝ち抜くには2位以内を狙いつつ、なるべく3位に入っても行けるようにって構え方になるのか」

A「そうだね。どのグループもよっぽどの強豪国でもない限りそういうスタンスになるんじゃないかな。たぶん日本もそういう感じになると思う」

B「もうちょいわかりやすい目安はないかのー」

A「そうだなあ2勝すればまず勝ち抜けは確実だろうね」

B「2勝ね。それはわかりやすくていいな」

A「聞けば1勝でも3位通過の可能性はあるらしいから、1勝1分とかでも相当可能性は高そう」

B「ほお、意外といけそうじゃん。少なくともどこかで一つ勝っておきたい感じね。了解」

A「あとは引き分けるにしても負けるにしても得失点差で不利にならないようにすることも大事」

B「3位とかになるとそこで勝負になりそうだもんな」

アメリカの初戦は?

A「我々が観ることになるアメリカvsオーストラリアはグループリーグ第2戦になります」

B「あ、そうなの?ルーレットで決めたからさっぱり知らなかった(笑)」

A「アメリカは初戦でパラグアイと対戦することになってるね」

B「ふむ」

A「過去の対戦成績を見るに、アメリカ4勝2分2敗と勝ち越してるみたいだな。そのうち1勝はW杯での勝利らしい」

B「アメリカ優勢か」

A「うん?ちょっとまって・・・アメリカがW杯でパラグアイに勝ったのって1930年だ」

B「100年前じゃねーかよ!(笑)」

A「となるとこれはもうノーカウントでいいね(笑)」

B「だけど、アメリカ優勢な実績に変わりはないか」

A「たしかにそうなんだが、初戦は難しい。とくに開催国だとどう転ぶかわからんところもあるからな」

B「ああ、さっき言ってたやつか」

A「早い段階でゴールが決まってアメリカがリラックスしちゃえばノリノリでやれちゃうこともあるだろうけど。フタを開けてみないとわからんね」

B「なるほど」

オーストラリアの初戦は?

A「オーストラリアの初戦はトルコだな」

B「こちらも過去に対戦があるの?」

A「まあ、あるにはあるよ2試合。どちらもトルコが勝ってる」

B「じゃあトルコ有利かー・・・」

A「とはいえ、2試合とも2004年だからねもう20年以上前の話だ」

B「あ、そうなんだ?」

A「2004年というと2002年の日韓大会でトルコが3位になってからまだ2年しか経ってない」

B「めっちゃ強い時期?」

A「FIFAランキング7位とかだからね!」

B「うわ、それこそ強豪国だな。オーストラリアは?」

A「89位」

B「弱っ!なんだそりゃ」

A「事情はわからない。だけどこれはあまり参考になる対戦成績ではないね」

B「でもどうなんだろう?オーストラリアの立場からすると基本3か国とも自分たちより上な感じだよね?」

A「たぶんそうかもね。日本とやる時もそんなスタンスだし」

B「じゃあ、初戦はどうすべき?」

A「もちろん勝てたら最高だけれどドローでもいいんじゃないかな。負けるにしても大敗だけは避けたいね」

B「得失点差も大事って話だしな」

A「むしろアメリカvsオーストラリアを考えるなら、アメリカの成績が重要かもしれないな」

B「ふむ」

A「もしアメリカが初戦を落とすと残り2試合で頑張らなきゃいけない。開催国だしグループリーグ敗退は絶対に避けたいはずだよ」

B「うんうん」

A「1位通過か2位通過でトーナメントの対戦相手が決まるから、余裕があればトーナメントで有利な選択が持てるように戦いたいところだろう」

B「なるほどなあ」

A「田中裕介さんって覚えてる?」

B「そりゃそうだろ!ファジアーノ岡山のレジェンドの一人だもん」

A「田中さんがグループDについてこんなコメントをしてるから紹介しておくね」

グループDについて

田中裕介氏(SHIBUYA CITY FC) 「開催国アメリカが入り注目されるグループ。南米のパラグアイ、欧州のトルコ、アジアのオーストラリアと各大陸の実力国が集結。どの国も抜けている印象はなく、最も拮抗しているのではないか」

B「やっぱ実力拮抗って言ってるな」

A「そうだね。トルコはどうやらこの大会の伏兵感があるみたい」

B「ほお?」

トルコについて

田中裕介氏(SHIBUYA CITY FC) 「各ポジションにタレントをそろえ、2002年以来の出場でモチベーションも高い。粘り強い戦いで格上にもひと泡吹かせそう」

A「このグループは実力が伯仲しているという意味で”死のグループ”と呼ばれているみたいだよ」

B「そうなんだ?」

A「下馬評ではやはりトルコの評価が高い。次にアメリカという感じみたい。オーストラリアはやっぱり評価が高くなさそう」

B「まあそのほうが応援しがいがあるさ」

A「ちなみに、アメリカとオーストラリアは去年の10月に対戦しています」

B「え?そうなの?本大会で当たるのに?」

A「W杯の抽選は12月だったのさ」

B「ああ、じゃあ知らないうちに前哨戦しちゃってたパターンか」

A「このときはアメリカのキーマンのプリシッチにハードタックルをかましたことがきっかけになってちょっとヒートアップしたみたい」

B「いいねいいね、因縁あるね」

A「直近でやっているからお互いある程度の手の内を知ったうえでの対戦となりそう」

B「ふむ」

A「だがまあ、すべては初戦の結果を見てからだね」

B「まずはトルコ戦に期待だな。ところでせっかく応援するんだからもうちょいチームについて知りたいなって思うんだけど」

A「たしかに、全くチームのことを知らないのも素っ気ないね。よし、わかった。いくつか情報を集めておくから次はオーストラリア代表に特化して理解を深めよう」

B「なにからなにまですまんねー」

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