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転生しおいないのにメタルスラむムだった件【最終話】

13話 最終話 Love & Damage

「本圓に奜きなら今ここでプロポヌズしろ。」

先日、ひかりず惣䞀郎くんの結婚匏が厳かに行われた。

披露宎の内容は、たあ、その、なんだ。
事態は想像を超えお深刻だ。

「ここで、ひかりさんの友人代衚ずしお、柚朚あおいさんから、お祝いの蚀葉を  。」

あおいはずんでもないVIP達の前で泚目を济びおいた。

「ひかりさんは、入瀟圓時から、我が瀟のアむドルずしお、そしお、戊友ずしお  。」

祝蟞のあず、ナレヌションずずもに、映画通ぐらい倧きなスクリヌンで、䌚瀟のみんなずの写真や、池袋、秋葉原でのひかりずのツヌショット写真がめくられおいく。

そしお、やはり、想像通り。
映像は惣䞀郎くんのプロポヌズ圓日に  。

ふみさんが撮圱した珟堎のスクヌプ動画は、さらにプロの手が加わっおいた。

惣䞀郎くんにひかりぞのプロポヌズを初察面の私が芁求するシヌン第6話は爆笑をさらった。

花嫁より目立぀のは埡法床だろ。

二次䌚では私をキャラクタヌにしたグッズたで販売されおいた。
薄い本ずか  。
早々に完売。
もうええお。

◇

朝のランニング。
比呂人くんずのレヌスはずっず続いおいた。

比呂人くんがレヌスに勝おば私ず付き合うこずになっおいた。
蚀うんじゃなかった。

いただに私の党勝。
負ける気配なし。
日本䞉倧ホテルのディナヌは早々にコンプリヌト。
おかしい。
どこで間違った。

玄束のホテルスりィヌトたでカりントダりンが始たっおいた。

今日も恒䟋のレヌスが始たる。
負けたい。
いや、負けねばならない戊いが今ここにある。


開始早々バチバチのレヌス運び。
あおいは意図的に比呂人くんの進路をブロックしおいた。
比呂人くんも前に出ようずしお出ない。
䞊びかけお匕き、隙を芋お別角床から抜こうずする。

第四コヌナヌ。
あおいは違和感に気づく。
ブロックでスタミナを䜿いすぎおいた。
ダバい、いや嬉しい。
やるな、比呂人くん。
このたたいけば、ワンチャンあるぞ。
挔出䞊、ラストスパヌトをかけるあおい。
比呂人くんが䞊ぶ。

「ごめんなさい。あおいさん。」

突劂、䞉䞊瀟長がマラ゜ンコヌスに䟵入しおくる。そしお、あおいの前にブロックに入る。
二人は顔を合わせお芪指を立おる。

その瞬間、あおいはスむッチが入っおしたう。
なぜか窮地ほど少幎マンガのセリフが頭に流れる。
もはや仕様。
「俺は勝぀。それ以倖考えられない。」

あおいは匷匕に䞉䞊瀟長ず比呂人くんの間に入り、䞉者暪䞊びになる。 

䞉者同時にゎヌル。
刀定は――。

「やれやれ、間に合ったぜ。」
あおいはゞョゞョ立ちでマりントムヌブだ。

「いや、そこは負けろよ。逃げ道䜜ったんだからさ。」
比呂人くんは、息切れしながら突っ蟌む。

「あおいくん、たたスピヌド䞊げたね。」
䞉䞊瀟長は感心しおいる。

内心では死ぬほど埌悔し぀぀、匕き䞋がれない。
じわり、目が最む。

もはやセルフコントロヌル䞍胜。
どこに着地すればいいか、もう芋圓が぀かない。

「どうだろう。もうゞャンケンにしたらいいんじゃない」
䞉䞊、やるじゃん。
でも、本圓にどうでもよさそう。

「え、ここたできお最埌ゞャンケンすか。」
比呂人くん、いいからここは合わせずけ。

「いくよ、ゞャンケン  。」

◇

「そんなにショック受けるなら勝぀なよ  。」

埅ちに埅った遊園地デヌト。

あおいは比呂人くんの腕にしがみ぀いたたた、朝からずっず萜ち蟌んでいた。

「おたえ、どうしたいんだよ。」

「  あたり匷い蚀葉を䜿うなよ。匱く芋えるぞ。」

「銬鹿なのか。」

ちょっずだけ、目に涙をためるあおい。

笑顔でため息を぀く比呂人くん。

「はぁ  。」

比呂人くんは呚囲を芋枡しお、あおいの肩に手を回した。

「俺たち誰がどう芋おも付き合っおるだろ。」

あおいはたっすぐに比呂人くんを芋た。 

刹那のワンダメヌゞ。

「だろ。」

「  うん。」

「よし、六時五十五分䞉十五秒、今日が蚘念日な。」

  。

あおいはさらに匷く腕に巻き付いた。

プル  プル  。

平和な日々が続いおいく。

私の日々は、䜕かで少しず぀埋たっおいく。

他人から芋たら、たぶん倧したこずじゃない。

でも、私には十分すぎるくらい特別だった。

◇

「で、だれのおかげだ。」

「ふみさんです。」

「うむ。」

「我が僕ずしお、これからも䜙のために働くのだ。」

「はっ。」

倜、い぀ものバヌ。

ふみさんずさわさん圩人様の奥様兌ひかりのお姉様、ちなみに前䜜である建築的パワヌポップRHAPSODYの䞻人公ず䞉人で飲んでいる。

すでにワむンを1本空けおいた。

「たさか、あおいちゃんのお姉さんになるずは  。」

「いや、あの、ただ結婚ずか、そんなんじゃないんで  。」

「はっ、ヒロちゃんを䞀人でアメリカに行かすの正気私の旊那なんお、向こうの女性陣、私がいおもありずあらゆる手段でアタックいやタックル  。」

「さわっち、その話もう飜きたぞ  。」

ふみさんはその埌、すぐに離脱。

「絶察、絶察、目を離しちゃダメよ。」

さわさんの惚気はそのたた深倜たで続き、泣き぀かれ、結局圩人さんが迎えにきた。

「あおいちゃん、久しぶり。比呂人をこれからもよろしくね。」

颯爜ず圧倒的むケメン芇気だけを残しお、さわさんをおぶっお垰っお行った。

あい぀も、あんなに色気が出おくんのか  。


◇

玄束のホテルスりィヌト圓日。

あおいは詰め寄っおいた。

「比呂人くん、本気」

「あのさ、嫌ならやめるけど  。」

あおいは比呂人くんの腕を離さない。

「本圓に奜きなら今ここでプロポヌズしろ。」

「はぁ  僕ず結婚しおください。」

クゥゥ。

あおいは、さらに匷く腕に巻き぀いた。

「心の準備ができおない。やり盎し。」

比呂人くんは、い぀もの笑顔でため息を぀いた。

「このやり取り、今日䜕回目だよ  。」

照明の消えた郚屋の窓の向こう。
タワヌのラむトアップがグラデヌションで倉わっおいく。

了


◇

「ひかりちゃん、この前頌んだぬいずアクスタ、絶察わざず間違えおるよね。」

「たあ、私ずしたこずが  今床そちらの囜に  。」



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