速報‼️童話ぬっこぱん公開わずか17時間でランクインしました‼️

みなさん、聞いてください。
先日、投稿サイト TALES に、
『ぬっこぱん――食べられたくない猫たち』
を公開しました。
そして――
公開から約17時間後。
TALESから、こんなお知らせが届きました。
「ランキング入りしました!」
「……え? 24時間も経ってないのに……。」
画面を見る。
もう一度見る。
そして、目に飛び込んできた数字が――
36位!!
「ええええっ!?」
思わずスクリーンショットを撮りました。
まさか公開から17時間でランキングに入るとは思っていなかったので、かなり嬉しいです。
……すると。
どこからともなく、ぬっこぱんたちがやってきました。

🐱🥖 ぬっこぱん、異世界に転生した……のかにゃ?
TALESでランキング入りしたことに浮かれていた、ぬっこぱんたち。
ところが、ある日――
元祖ぬっこぱん:
「結城!」
結城:
「なに?」
元祖:
「大変にゃ!」
結城:
「また何かあったの?」
元祖:
「ぼくら、異世界ファンタジー部門にランクインしたにゃ!」
結城:
「……え?」
ベーグル:
「異世界にゃ!」
いちご:
「ファンタジーにゃ!」
結城:
「いや、待って。」
元祖:
「どうしたにゃ?」
結城:
「君たちの話、異世界に行ってないよね?」
ベーグル:
「行ってないにゃ。」
いちご:
「ずっと町のパン屋さんにゃ。」
結城:
「そうだよね?」
元祖:
「でも、異世界ファンタジーにランクインしたにゃ。」
結城:
「……。」
ベーグル:
「つまり――」
三匹が顔を見合わせます。
「ぼくら、知らないうちに異世界にいたにゃ?」
結城:
「いやいやいや!」
🐾 異世界といえば……
元祖:
「異世界なら、ぼくが勇者にゃ!」
結城:
「なんで?」
元祖:
「世界を救うにゃ!」
ベーグル:
「ぼくは魔法使いにゃ!」
いちご:
「わたしは……」
少し考える、いちごぬっこぱん。
いちご:
「いちごを配る妖精にゃ!」
結城:
「平和だね。」
元祖:
「敵は誰にゃ?」
ベーグル:
「魔王にゃ!」
元祖:
「よし! 魔王を倒しに行くにゃ!」
結城:
「その前に賞味期限から逃げてるけどね。」
元祖:
「それも魔王の仕業にゃ!」
結城:
「違います。」
🍞 魔王より怖いもの
ベーグル:
「じゃあ、異世界の魔王より怖いものは何にゃ?」
結城:
「パン職人さん。」
三匹:
「…………。」
元祖:
「たしかににゃ。」
ベーグル:
「ぼくら、魔王よりパン屋さんから逃げてるにゃ。」
いちご:
「魔王はパンを焼かないにゃ。」
結城:
「そこ?」
元祖:
「魔王が『焼きたてパンだぞ』って言ってきたら……」
三匹は震えます。
「逃げるにゃーーー!!」
結城:
「異世界ファンタジーなのに、結局そこなんだ。」
🐱🥖 こうなったら異世界へ行くにゃ!
元祖:
「決めたにゃ!」
結城:
「何を?」
元祖:
「本当に異世界へ行くにゃ!」
結城:
「行かなくていい。」
ベーグル:
「異世界には何があるにゃ?」
いちご:
「巨大ないちご?」
元祖:
「空飛ぶパン?」
ベーグル:
「しゃべるパン屋さん?」
結城:
「君たち、もうしゃべってるじゃん。」
元祖:
「じゃあ、異世界でも生きていけるにゃ!」
結城:
「そういう問題じゃない。」
🐾 そして、ぬっこぱんたちは気づいた
元祖ぬっこぱんが、ふと真剣な顔をしました。
元祖:
「でも……」
結城:
「どうしたの?」
元祖:
「異世界ファンタジー部門に入ったってことは――」
ベーグル:
「うん。」
いちご:
「もしかして……」
三匹は顔を見合わせます。
そして――
「ぼくら、ファンタジーだったにゃーーー!!」
結城:
「今さら!?」
元祖:
「パンなのに猫にゃ。」
ベーグル:
「しゃべるにゃ。」
いちご:
「走るにゃ。」
元祖:
「しかも自分の体を分けて子猫を助けるにゃ。」
結城:
「まあ……確かに。」
元祖:
「十分ファンタジーにゃ!」
結城:
「……それはそうかもしれない。」
🏆 36位よりも気になる問題
ベーグル:
「ところで結城。」
結城:
「なに?」
ベーグル:
「異世界ファンタジー部門で何位にゃ?」
結城:
「……。」
元祖:
「まさか――」
いちご:
「まだ秘密にゃ?」
結城:
「いや、ちゃんとランクインしたよ。」
元祖:
「やったにゃ!」
ベーグル:
「じゃあ次は――」
元祖:
「異世界ファンタジー部門の1位にゃ!」
結城:
「また始まった。」
元祖:
「そして大賞にゃ!」
結城:
「話が大きくなってる。」
いちご:
「そのときは異世界へ行くにゃ?」
結城:
「……受賞してから考えよう。」
元祖:
「約束にゃ!」
結城:
「だから約束してないって!」
🐱🥖 作者より
まさか、
『ぬっこぱん――食べられたくない猫たち』
が、異世界ファンタジー部門にランクインするとは思っていませんでした。
作者自身も、
「……異世界、行ってたっけ?」
となりました(笑)
でも、よく考えてみれば、
パンなのに猫。
猫なのにパン。
しゃべる。走る。逃げる。
しかも自分の体を分けて子猫を助ける。
……。
うん。
十分ファンタジーでした。🤣
ぬっこぱんたちは、どうやら作者より先に、自分たちがファンタジー作品であることに気づいたようです。
そして次は――
「異世界でパン屋さんを開くにゃ!」
……と言い出しそうで、作者は今から少し心配です。
元祖:
「異世界ぬっこベーカリーにゃ!」
結城:
「勝手に店を開かないで。」
元祖:
「店長はぼくにゃ!」
結城:
「聞いてないよ。」
ベーグル:
「魔王にもパンを売るにゃ。」
いちご:
「いちごホイップ増量にゃ。」
結城:
「もう完全に異世界へ行く気じゃん……。」
🐈ぬっこぱんの童話読んだかにゃ?面白かったらスキ押すにゃ❤️
